うるし屋(綾)

片伯部雄人

縄文漆器.jpg
昔は『兼高かおる 世界の旅』のスタッフの一員として世界70カ国以上を旅した。
その後、宮崎へ帰り、映像の仕事をしていたが、再度東京へ。
『ふるさと紀行』の演出をやりながら、漆との出会いがあったようだ。
そして8年前、綾に移り住んで「漆」のなかに自分自身を探し求める旅をしている。
私も昔からのおつきあいで宮崎の観光番組をシリーズで製作していただいたこともある。
うるし屋店内.jpg
縄文漆器といわれるお椀の素材は綿ロープ。
ロープを巻き重ねて造形し、漆を吸わせ固め、
その上から漆を何度も塗りつける。
ごしごしと洗っても大丈夫というジーパン感覚のお椀はとても今風である。
竹コップ.jpg
孟宗竹の素材に漆を重ね塗って仕上げた竹コップは
熱が伝わりにくいので、お湯割りでもロックでも最適。
末永く愛用できるようだ。
今日、お邪魔したら、箸をつくりませんか?とカヤの素材を用意していただいた。
箸つくりキット.jpg
1本のカヤの細木の両サイドをカンナで細くしながら全体を削っていく。
仕上げはサンドペーパーで。
手のひら+3.5cmがその人の箸の長さだという。
それを測って両サイドを切ると箸が出来上がる。
これを片伯部氏が漆を塗って仕上げて送ってくれる。
箸つくり.jpg
親子の体験にはもってこいだ。我々もいつの間にか夢中になってしまった。
綾の吊り橋を見て、片伯部さんのところで箸をつくる…これを
綾のハシからハシまでツアーというそうである。
ぜひ、興味がある方はのぞいて欲しい。
箸.jpg


うるし屋
〒880-1303
宮崎県東諸県郡綾町入野597
TEL・FAX 0985-30-7881