福島祥郎 氏(前オリエンタルランド社長)

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東京ディズニーランドの生みの親、育ての親ともいえる

福島さんを囲む会が宮崎で開催された。
私が10年以上お世話になっている気功の丸山先生が計画されたもの。
私もデザインやパンフレットのご協力をさせていただいた。
福島さんの第一印象は、澄んだ目が素晴らしい。
あれだけの業績を上げたにもかかわらず、ざっくばらんな雰囲気で接していただき
とても楽しいひとときだった。
ディズニーシーやシルク・ドゥ・ソレイユ シアターは構想から十数年かかったそうだ。
私の昨年の12月『ZED』を拝見したが、
今までラスベガスで見たシルク・ドゥ・ソレイユのどのショーより
完成度、エンターテイメント性が高く感銘を受けた。
無限創造をテーマに日々進化してる東京ディズニーリゾート。
そのシンボル的な存在の福島さん
今日は福島さんを囲む会の話の内容を少しだけご紹介したい。

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                          気功の丸山先生親子と福島さん
(タイトル)「和の心が魔法を生む」
ある染め物師の話を例に桜の色を出すには桜が咲く寸前の幹を集めて煮出すのだが
植物には周期があって、命を宿しているそのときでないと色が出ない。
人間にも周期がある。今日逸すると命の盛りの色が出なくなってしまう。
人生には転機があって、そのときどきの決断によって決まる。
過去には戻れない。今の自分を大切に生きることが大事である。
経営でも日常でも見えないものの価値が大切になってきている。
見えるものと見えないものの価値が一体となって
東京ディズニーリゾートは人気を博している。
人間の心、行動の本質として、知性・感性・情愛の3つが挙げられる。
そのどれかひとつがよくても欠けても人間としてダメだという。
そういう人がトップにいると組織、チームワークがうまくいかなくなる。
人間の文化は想像によってできてきた。
もてなしの空間、感覚の世界、人と人とのコミュニケーション…
それらが重なりあって喜び、幸福感につながる。
自然的なもの・未知を知る・無垢の愛といった要素を具現化したものが
ディズニーのテーマパークである。
世界のディズニーテーマパークのなかで東京が品質やサービスでNO1
だと言われている
それは日本人の特性からくる物ではないか?
長い伝統、独自の文化を継承している日本人ならではの新しい発想で
改善 をテーマに真摯に取り組んでいく姿勢があるからではないか。
江戸しぐさ の本を良く読むと日本人の特性が良く表れていると思う。
これからの時代は、江戸しぐさの大事さを勉強してもらいたい。
見えない物の大事さが今からの時代のキーワードだ。
福島さんとはそのあとゆっくり話をしたり食事もご一緒したが
すべてに好奇心旺盛でとても若くピュアーなところがなんとも魅力的である
淡い色のスーツがとても似合っていてお聞きしたところによると、仕立ててはじめて
着用されたとのこと
こんな色をさりげなく着こなすおしゃれさはさすがである!
版画も趣味でされているという。
江戸しぐさの話は、興味深いので勉強して、また次の機会に紹介したいと考えている。
またご覧になっていない方がいらっしゃればぜひ…。
シルク・ドゥ・ソレイユ『ZED』