世界の時価総額ベスト10

2009年末の世界の時価総額のベスト10は
新興国の躍進とアメリカIT企業の新勢力の健闘がめだつ
代わりに日本の経済パワーの後退が顕著になっている
 
1  ペトロチャイナ(中国)
2  エクソンモービル (アメリカ)
3  マイクロソフト (アメリカ)
4  中国工商銀行 (中国)
5  ウォルマート・ストアーズ (アメリカ)
6  ペトロブラス (ブラジル)
7  HSBC (イギリス)
8  グーグル (アメリカ)
9  中国建設銀行 (中国)
10 アップル (アメリカ) 

ベスト1は昨年2位の中国企業のペトロチャイナとなり全体としても
中国企業の躍進が目立つ
6位のブラジルのペトロブラスも33位からの大きな飛躍だ
 
そしてアメリカのITの新興勢力の健闘も光る
グーグルは34位から8位に
アップルにいたっては55位からトップ10に躍進した
 
代わりに日本の企業の落ち込みが顕著だ
NTTドコモは41位から88位に順位を下げ
NTTは50位から86位に
三菱UFJは57位から77位に後退した
 
昨年の10月に世界のヘッジファンドが集まった会議で
日本に対して言われた言葉が衝撃的だ
日本は新興衰退国
 
国債の増大 国民負担は今年で一人700万を超える
そのなかで財政再建の道筋は見えないまま
政治は低次元の混迷を続けている

そんななか
アメリカの新聞一面トップにトヨタの記事が
1週間以上続いている
予想以上の深刻さと拡がりだ
今こそトヨタらしいスピードと対応をしていただきたいと切に思う
 
うがった見方をすると
今回トヨタはアメリカの戦略ターゲットにされている可能性もある
GM破綻前にアメリカは水面下で要請を行ったが
トヨタはしっかりこれを避けた
ハイブリッド車では世界の先頭を走っているトヨタ
トヨタたたきはアメリカのみならずEU連合の車メーカーの利益にも合致するのだ
フォードもハイブリッド車の修理を発表したが記事にもならなかった
 
日本の高品質のシンボルでもあるトヨタ
ある意味 日本の未来はトヨタの未来でもある
経済の面でも競争力の面でも日本の相対的な地位低下が鮮明になっている現在
日本自体が大極的な世界戦略を立て直す時期に入っている
低次元の政治論争ばかりではなく
世界を見据えた国家戦略を論議しなければ
ますます世界から見放される新興衰退国=日本になるかもしれない