BRICsと日本

2001年9月のテロの影響が色濃く残るニューヨークで
2001年11月30日ゴールドマンサックスの経済レポートに
Building Better Global Economic with BRICs
として初めて世に出た言葉がBRICsである
 
名付け親はゴールドマンサックスのジムオニール氏
現在ゴールドマンサックス・アセット・マネージメントの社長だ
 
その後BRIICと言う言葉は世界中の投資家、事業家に深く浸透していく
ブラジル、ロシア、インド、チャイナの4カ国は一挙に注目を浴びる事になる
 
2003年ゴールドマンサックスは
BRICsと共に夢を見ようとして大胆な経済レポートを出し
2007年にもBRICsレポートを出す
 
下記が2050年の各国の経済予想の数字だ(単位:兆円)1ドル=85円で試算
 
     2050年(2003年予測)               2050年(2007年予測)
1    中国  3777                中国  6010    
2    アメリカ  2989                 アメリカ  3273
    インド  2363                インド  3201
    日本   567                  ブラジル  965  
    ブラジル  516                 メキシコ  794
    ロシア   499               ロシア  729
    イギリス  321                 インドネシア  596
    ドイツ   306                 日本    567
    フランス  268                 イギリス   436
10   イタリア  175                  ドイツ   426 
 
注目して欲しいのは2003年の予測と2007年の予測の
BRICsと言われる4カ国の増加額だ
中国は2003年予想の60%の増加
インドは35%増、ブラジルは87%増、そしてロシアが46%増
と言う脅威の数字に比べ
日本は0%と変わらずで2007年の予測では8位に低下している
どの国も伸びているのに同じ数字は日本だけである
ここだけ見ても未来の日本が危ういことがわかる
 
2009年に出したレポートは中国のGDPは2027年にアメリカのGDPを抜くと
BRICsのGDPは2032年にG7を上回るとしている
 
そしてBRICsを追うのは
ネクスト11と呼ばれるイラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ、ナイジェリア
バングラディシュ、パキスタン、ベトナム、トルコ、アルゼンチン
これらの国からどんどん成長国が出てくる
 
ジムオニール氏は今後の10年はBRICsの10年だとして
このトレンドは今後も続くし加速する
BRICs全体の経済規模は2018年にはアメリカを追い越す
あと10年でBRICsの世界の成長率に対する寄与は49%に達するとしている
 
新興国が高度成長を遂げ躍進することは望ましいが
世界で資源獲得競争と環境悪化、食糧不足を招くことは間違いない
そして地球は悲鳴を上げる
持続可能な世界の未来が見えてこない・・・・
 
さていつの間にか日本と言う国は世界から見ると投資対象から外されている
ゴールドマンサックスの予測の数字が明確に現している
その日本をどう立て直し、活性化させ、成長軌道に乗せるのか
日本国の舵取りを誰に任せればいいのだろう・・・・・・