廃校活用

会計検査院調査によると
廃校や休校になった公立小中学校のうち
216校で校舎や体育館などの設備が有効活用されていない
42都道府県の216校は廃校までに国が負担した補助金は104億円にも上るが
廃校後3年たっても有効活用されず放置されているとしている
(日経新聞9/9 夕刊)
 
廃校利用は中山間地域にとっては地域再生の大きな目玉施設だ
今から中山間地域の廃校は人口減少に伴いまだまだ飛躍的に伸びていく
 
現状の廃校利用の形態は
1)都市圏との交流の場(農業、林業体験の宿泊施設)
2)介護福祉施設
3)スポーツ合宿施設
4)加工組合など農業法人
などが大半であるがユニークな新しい動きを見てみたい
 
栃木県那珂川町
高級魚とらふぐの養殖事業をはじめ1000匹出荷した
廃校となった小学校の教室に設置した水槽が養殖の舞台
温泉水でとらふぐを育て稚魚を1年間かけて出荷
里山温泉とらふぐ研究会も設立され地域再生につなげるのが狙い
 
鳥取県湯梨浜町
廃校を水耕栽培の野菜工場として活用
プールに雨水の水をため循環させれば水をまかなえ
校庭には3棟のビニールハウスが建つ
教室は事務所に活用している
物流大手のセンコーがセンコースクールファームとして運営している
 
川崎市
日本初の映画大学が市立小学校の廃校利用で実現する
日本映画大学
来春140名の新入生を迎える
 
以上面白い廃校活用事例をご紹介したが
廃校はどんどん増えていく
しかも増えていくのは中山間地域だ
その廃校を地域活性化の起爆剤として
いかにビジョンを持ち有効活用するのかは
地域の姿勢であり地域の情熱でもある
地域の活性化のシンボルともなる廃校活用が全国に拡がっていくのを期待したい