経済自由度ランキング2011

1973年に設立された
アメリカ・ワシントンDCに本部を持つシンクタンク
ヘリテージ財団が1月13日に
世界各国の経済自由度ランキング2011を発表した
 
へリテージ財団とはスケイフ財団と
アメリカのビールブランドとしても有名なクアーズの
ジョセフ・クアーズの出資により設立
共和党系保守のシンクタンクとして有名で
サプライサイドからの政策提言として
レーガン政権時に打ち出した
レーガノミックス(減税、福祉予算削減、軍の防衛費増強、規制緩和、インフレ政策)
が良く知られ、
シンクタンクの概念を根本から覆したとも言われている
設立からたった40年の短さで
アメリカでもっとも影響力のある財団の一つでもあると言われている
 
ここの経営方針は面白い
ビジネスを重視しながらも家族的な経営で
アメリカには珍しい
終身雇用という従業員への優しさも持ち合わせている組織だ
スター研究員と言うよりもみんなで共同プロジェクトを考えていき
提言していくと言うやり方だ
『アイデア工場の祖』とも呼ばれている
 
さてランキングだが
 
INDEX OF EKONOMIC FREEDOM 2011
 
1、香港              89.7
2、シンガポール         87.2
3、オーストラリア        82.5
4、ニュージーランド       82.3
5、スイス             81.9
6、カナダ                                  80.8
9、アメリカ                                77.8
20、日本                                  72.8
135、中国                                 52.0
 
という順位になっている
ビジネス、貿易、財政、政府支出、通貨、投資、金融、財産権、国の腐敗、労働
の自由度で積算している
 
香港は17年連続で1位
環太平洋の諸国で4位までをすべてカバーしている
このランキングを見てもアジアと環太平洋諸国が
今からの経済を引っ張っていくことが読み取れる
 
シンガポールには続々日本の企業もアジアの営業本部として
拠点を東京から移動しつつある
狭いながらも長期的視野の金融センター、貿易センターとしての
立ち位置を明確化している
外国人には大学卒業の資格がないと
シンガポールには住めない点もシンガポールらしい
 
さて注目は資源国でもある
4位と6位のオーストラリアとカナダだ
この両国は、これからも欧米の世界経済に左右されるとは思うが
安定的な成長が見込まれると思う
 
日本は残念ながら20位と大きく低迷
財政、金融の自由度の弱さが大きいと指摘された
最近、日本人の自信のなさと弱気が特に気になっている