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辻本店とタルマーリー(岡山県勝山)

岡山県勝山の辻本店
今回は宮崎の酒好きの皆さんと共にお邪魔した
先代の辻均一朗さんが
勝山の活性化に力をいれ、暖簾のある町として定着してきた
静かな美しい蔵のある町並だ
郵便局も暖簾がかかっており街の景観に一役買っている
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社長の辻総一郎さんとお母さんの辻智子さんが出迎えてくれた
まずは辻本店のレストラン 西蔵で昼食
最初は大吟醸で乾杯
そのあとは名物ぎんだらの西京焼きに
雄町で醸した美作の純米酒を飲む
米の旨味がしっかりとしていてこの純米酒は冷でも燗でもいける
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食事をあとは奥座敷に
展示してあるお雛様の見学
今では作れない京都の伝統のものだとか
近々恒例のお雛様の展示を街全体でスタートすると言う
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この後は町並を見学しながら
噂のパン屋さん タルマーリ—へ
このパン屋さんは2008年に千葉で開店したが
2011年の大震災で移住を決意
水の良いところを探していたら
勝山にたどり着いた
ここの湧水は硬水と軟水があるというところが決め手だったらしい
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お店には自家製酵母で焼き上げたパンのいいにおいが充満している
珈琲を飲めるイートインのカフェコーナーもある
一押しのパンをと尋ねると
和食パン
炊いたご飯を練りこみ、日本の酒種で発酵させる
酒種とご飯と菜種油の力で
自然な甘さとコクともちもちとしたしっとり感を出している
ここにしかない
タルマーリーの会心作だ
和食パン
和食パン
ここのご主人は
腐る経済という本を出版され話題になっている
地球上のあらゆる資源は
有限であらゆるものは劣化して土に帰って行く
その自然の摂理に反するものがお金
お金は腐らないからおかしくなる
お金は時間がたっても土へと帰らない
いわば永遠に腐らない
それどころか投資や利子によってどこまでも増えていく特性がある

この腐らないお金が資本主義のおかしさを創り出している

のどかな街並みに拡がる酒の香りとパンの香り
辻本店の辻さんやパン屋さんをはじめとして味噌や醤油、ワインなど7人で
まにわ発酵sを設立
今からの新しい街の活性化に繋げようと努力をされている
今後の活躍に期待したい!