スポーツ,  感動、癒し、喜び

最年少と最年長の銀メダル

2人の誇らしい銀メダルが印象的だ!
1人は最年少15歳でスノーボード・ハーフパイプでメダルを取った平野歩夢
4歳のころから兄弟でスノーボードを始めた
毎日の練習を積み重ね
いつも理想の滑りを考え話し合いをしてきたのが家族のだんらんだったと言う
兄の方が知名度は上だったが
2013年1月アメリカコロラド州で行われた
冬季Xゲームで2位になり一挙に注目を浴びる
軸をずらしながら3回転する大技をマスターして
今期ワールド杯ハーフパイプ開幕戦で
初登場で最年少優勝を果たし
一躍世界のトップに躍り出た
平野氏の特徴は最初のクラブというジャンプの
パイプからの高さが格段に高いこと
オリンピック決勝の2本目は直前に構成を変え
キャブダブルコーク1080(左足前の構えから回転軸を斜めにして3回転)と
最後にダブルコーク1080
を鮮やかに決め銀メダルを勝ち取った
淡々としている表情が15才らしくないほど
今までの世界チャンピオン ショーンホワイトを制しての銀メダルにも価値がある
夢に向かって歩んでほしいとの両親の願いに
確実に夢を現実にしている・・・・
そしてあと一人は葛西紀明氏41歳
日本選手団の主将でもある
7回目のオリンピック
葛西は今まで個人のメダルには縁がなかった
今期はワールドカップで現在3位
予選も免除され余裕があった
ラージヒル決勝
最初のジャンプは139mの大ジャンプ
テレマークが入らなかったのが残念だったが納得のジャンプ
2回目は133.5mのジャンプ
1.3ポイント差というぎりぎりで銀メダルに終わったが
ソチの会場では葛西コールが沸き起こった
オリンピックの魔物は今回葛西にはなかった
とても楽しめたと余裕の表情だった
ずーっと見守ってくれたお母さんを亡くし
お母さんの手紙をお守りにして飛んだオリンピックだった
葛西のレジェンドスタイルのジャンプは語り継がれることになる
最年少の15才 平野歩夢
最年少の41歳 葛西紀明
どちらも印象に残るすがすがしい銀メダルとなった!