宮崎キャビアと日本酒

映画のシーンで
キャビアのつまみでシャンパンを飲むシーンを何度か見たことがある
何とも豪華にかっこ良く見えるのだが
酒との相性から言うと実は大きな間違いのような気がする
 
ワインは葡萄からできている
ワインに含まれる鉄分が脂と絡むと
魚の生臭さを助長することになってしまう場合がある
キャビアは魚卵だ
魚卵に含まれるDHAやEPAなどの脂は酸化しやすい
そう考えるとキャビアはワインと合わないのでは・・・・・
 
それではどんな酒が合うのだろうか?
本場ロシアではウォッカでキャビアだ
これは魚卵の生臭さをウォッカで洗い流す効果がある
寒いロシアは厳寒の冬場はアルコール度数の高いウォッカではないと
体を温めることができないので当然かもしれない
 
ただ一番合うのは個人的には日本酒ではないかと思う
日本酒は米で作られている
米と魚卵は切っても切れない相性の良い関係だ
めんたいとご飯、イクラとご飯
雲丹と日本酒
ふぐの卵巣の粕漬と日本酒
思いつくだけでも米と魚卵の相性の良さは抜群である
そう考えるとお米と日本酒とキャビアの組み合わせは面白いのでは・・・・・
 
さてその実証を奥田シェフのイタリアンと
出羽桜、仲野社長、澤の井 小澤社長、獺祭 桜井社長とチャレンジしてみた
 
奥田シェフが
宮崎県が30年かけて開発された宮崎の熟成キャビアで
作ったメニューは
チョウザメの身とキャビアのカッペリーニ
まさに親子カッペリーニだ
_TSU3285 
これに獺祭三九のスパークリングを合わせる
上品なチョウザメの身とキャビアが口の中に拡がる
そこに獺祭スパークリングを飲んでみる
キャビアのプチプチ感と泡のぷちぷち感がミックスされ
口の中全体が、爽やかでまろやかなマリアージュだ
 
次にチャンピオンサケとなった一路を飲んでみる
凛とした感覚でこれもキャビアと上品な身にはとても合う
最後に澤の井大吟醸
キャビアと澤の井のまろやかさのバランスがとても良い
 
口直しは佐土原ナスとキャビア
118 
日本酒に含まれる色んな有機酸が
アルカリ性の魚の臭みの成分を中和してくれ
大きく包み込んでくれるのだ
やはりキャビアには日本酒がとても合うようだ
奥田シェフと出羽桜仲野社長、澤乃井小澤社長,獺祭桜井社長とスタッフ
奥田シェフと出羽桜仲野社長、澤乃井小澤社長,獺祭桜井社長とスタッフ
 
これを確信したのはこんな記事を料理通信で見つけたからでもある
 
養殖キャビアの専門メーカー(キャビアり)が提案したのが
キャビアボックス
保冷タイプのバックに
ロシアの20グラムのキャビア、サーモン、海苔
そして日本酒 惣誉 生酛
パリジャンが好きな寿司と日本酒のセットをフランスで発売している
 
この事はキャビアと日本酒の相性の良さを
改めて確認することができる
 
宮崎県が今後20年間キャビアを戦略商品とする考えであれば
宮崎キャビアの世界展開には日本酒の積極的な活用が必須のような気がしている