日本の心の教育(境野勝吾)

境野勝吾氏は昭和7年生まれの東洋思想家
古典の豊富な知識を背景とした講演は
学生から主婦やビジネスマン、経営者まで幅広いファン層を持つ
 
この本は花巻東高校で全校生700名を前にした講演を基にしたもの
熱弁2時間
だれもが声ひとつ立てず聞き入った名講演である
日本人とは何かが見えてくる・・・・・
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私たちの命の元は太陽だ、
つまり命の原因は太陽にあるということを、
私たちの祖先はすごく大事にしました。
実はそこから『日の本』という言葉が生まれてきたのです。
この『の』は格助詞の『が』と同じですから、
日の本は日が本
つまり私たちの命は太陽が元だよ ということです
『日の本』の『の』が抜けて日本になったのです
ですから日本人とは何かと言われたら答は簡単なんです
日本という字を見ればわかります
私たちの命の元は太陽だと知って
太陽さんの恵みに感謝して
太陽さんのように丸く、明るく、元気に生きる
これが日本人だったのです。
 
実は君も私も同じ太陽のエネルギーで生きていた
名前や顔つきや才能が違っていても
太陽の共通エネルギーで生きてきたのです。
だからみんなで仲良くしないといけません。
みんながそれぞれの特質や個性を活かして生きる
みんなで明るく楽しく、お互いの才能を認め合って
お互いの主義主張を理解しあって
この共通の太陽の生命を喜び合って仲良く生きていこう
これは日本人の生き方の原型だったのです。
 
競争ばかりして、弱いものをたたいて
強いものだけが威張って強がっているのは
太陽の生命を感謝して生きようとした日本人の本来の生き方ではなかったのです。
 
 
 
君が代の意味
 
君が代の元歌は古今和歌集に出てきます
 
わがきみは
千代にやちよに
さざれいしの
いはほとなりて
こけのむすまで
 
注目してください
『わがきみ』とは昔は女性が尊敬したり、愛した男性に対して用いた言葉です
すると平安時代の800年ごろに
ある女性が男性のために詠んだ恋の歌ということがわかります
 
意味は
私の愛する男性の命がどうかどうか長く続きますように
たとえば小さな小石が寄り集まって
ぎっしりと固まって大きな岩となり
それにコケが生えるまで
どうかおすこやかに生きていてくださいませ
 
私たちの国歌 君が代の原歌は平安時代の女性が
愛する男性への恋の歌だった。
素敵なことだと思われませんか?
 
イギリスのギネスブックに日本の国歌が出てきます
世界で最も古い国歌は君が代である
その歌詞は九世紀に始まる
 
 
私が読んできた本の中でも大変感動的な一冊である
日本とは何か?
本の中では
さようなら、お父さん、お母さんの意味などが説明され
日本人としての原点とはを深く感じさせてくれる
 
この本は若い人たちに読んで欲しい
そのことを強く感じさせてくれる素晴らしい本である
日本人として生まれてきてよかった
今こそそう思う