感動、癒し、喜び

鵜戸神宮(日南市)

日南海岸はさわやかな青空、そして紺碧の海
日南海岸を颯爽と走るライダーの姿も増えてきた
 
今日はグレイトアース宮崎ライドの打ち合わせで鵜戸神宮へ
昨年の大会がNHKチャリダーで放送されたこともあり
エントリーも好調だ!
ここのエイドポイントでは参加ライダーに
日南名物 魚うどん とチキンヒーローがふるまわれる
 
鵜戸神宮はひむか神話の重要な舞台となった場所
山幸彦が兄の海幸彦の失くした釣り針を探しに竜宮へ・・・・
そこで海神の娘 豊玉姫と出会い結ばれる
豊玉姫はこの岩窟にウガヤフキアエズノミコトを生むための産屋を建てる
その場所が今の鵜戸神宮の本殿だ
ウガヤフキアエズノミコトは神武天皇の父
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天孫降臨の瓊瓊杵尊
そしてウガヤフキアエズノミコト
神武天皇へと続く
日本のルーツにつながる重要な神社でもある
 
日本初の女帝の推古天皇の時代(593年~)に社殿を創建して
鵜戸神宮と称したと言われており
その歴史は大変古い
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岩窟の中の本殿を見ると
よくここまで木材を運んできたものだと感心させられる
まさに自然と人間が作り出した壮大な眺めだ
 
鵜戸神宮は剣法の聖地としても有名だ
南北朝時代には日本最初の剣豪と言われた相場四郎義元(慈恩)
が剣法『念流』を
室町時代には愛洲移香が剣法『陰流』をこの地において創始したと伝えられている
このことから毎年鵜戸神宮では
剣道大会が開催されている
最近では海外の剣道家が剣法の聖地を見たいと
訪れることも多いとか
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穏やかな日南海岸とは
また趣が違う海と岩の風景だが
豊かなひむか神話と剣法の聖地を味わうのも
旅の楽しみかもしれない