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NHKプロフェッショナル( 石川佳純スペシャル)

8月10日のNHKプロフェッショナルで

石川佳純スペシャルが放送された

個人的な感想を少し・・・・

 

2012年のロンドンオリンピックで

日本を初の団体銀メダルに導いていらい

女王の座を自他ともに認めていた石川佳純

しかしその陰りは

2016年リオオリンピックの一回戦敗退の時から

少し見えていたように思う

その直前には国内でも伊藤、平野の新世代コンビに

急激に追い上げられていた

 

光の中だけを歩いてきた石川佳純にとって

2019年は苦しい過酷でやめたいと思った一年だっただろう

伊藤がオリンピックの切符を早々と決め

あと一枠を平野としのぎを削る戦い

 

公式ボールの変更、高速卓球などに対応して

自らのプレイスタイルの変更などを実行しながら

女王のプライドをかけて戦いを続けたが

その誇りがボロボロになるまで負け続けた崖っぷちの日々

100回ぐらいやめようと思った

 

その期間同行していた撮影スタッフに答える

石川佳純の素直な感情の発露がとても共感できた

負けず嫌いの彼女が

自らを弱くなったね!と言いつつ涙を見せる姿は切なかった

しかしここから這い上がってくる石川の姿こそが真のアスリートだ

 

カナダ大会での平野との最後の決戦の前に

なぜ失敗するのか?なぜできないのか?を考えるのをやめたんです

前向きに大丈夫と思うようにした

結果は積極的に攻めに攻めた石川の逆境からの覚醒となった

この一戦は石川にとって生涯忘れられない戦いになっただろう

苦しみの先にたどり着いたのは

「やっぱり卓球が好き」だったと言う

 

何をやってもうまくいかない時も終わりは来る

光は来るんだと自分自身が教えられた  ー石川佳純—