地域活性の最近のブログ記事

ブナコ

| コメント(0) | トラックバック(0)
青森県が日本一を誇るものは?
と言われて思いつくものは何だろうか・・・・
リンゴ、にんにく、長いも、ゴボウ、イカ
これらも日本一だが
実は森林資源のブナ材も資源量日本一なのだ
ブナは欧米では森の聖母とも呼ばれている
しかしブナは使い道が少なく今までは薪や炭しか用途がなかった
 
この地域資源のブナ材を有効活用した元気な企業がある
青森県弘前市にあるブナコ漆器製造だ
90年代有名百貨店の食器用漆器を中心に製造販売を行っていた
1996年ごろから急激に業績が厳しくなる
百貨店はネット販売、郊外店舗などに顧客を奪われ
主力のデパートの記念品の受注もどんどん減少していった
 
社長の倉田昌直さんは
このままでは未来はない
2001年の頃にはあと3年すれば確実に赤字と言う
切羽詰まった状態になっていた
なかなかいいアイデアが浮かばない
弱気になり弟の前で
『もうだめだ!!』 とつぶやいた
弟は 思いがけない言葉で叱咤激励する
『 兄貴の限界は兄貴の心の中にあるんじゃないか? 』
この言葉にハッとする
自分でいつの間にか心の中に限界を作っていたことに気づいたのだ
 
そして2000年に注文を受けたある照明器具のことを
思い出す
ブナ材を使ったバームクーヘンのような木目が鮮やかで
しかも綺麗な曲線・・・・・
これならやれるかもしれない
と考えた
2002年会社の生き残りをかけた挑戦をはじめる
売り上げの75%を占める食器からの脱却を目標に
新しいインテリア商品の開発を始めたのである
 
ブナ材をわずか1mmという薄さでテープ状にかつらむきのようにカットしていく
そして1㎝のテープ状にしたブナを何層にもぐるぐる巻きにしていく
そこに湯呑茶椀を押し当て滑らかな曲線を創り出していく
硬すぎても緩くてもいけない
巻具合の程よい加減が大事なのだ
職人さんでもこの作業を会得するだけで2年間はかかるのだそうだ
 
しかしこの独自の方法だと木材の無駄が出ない
木を削って作る製法に比べ材料は10分の1で済むそうだ
環境にも優しいエコロジーの工法なのだ
 
これで作った商品は努力も実り
徐々に口コミで広がっていく
2003年にオープンした六本木ヒルズのとらやカフェで照明と食器が採用され
2004~2005年表参道や自由が丘のショップに並ぶようになり
インテリア雑誌でも紹介され 『 ブナコ 』 のブランドは
全国に知られることになる
2006年にはインテリア用の売り上げが食器用を追い越した
そして2008年北海道で行われた洞爺湖サミットでは
各国首脳ご夫妻のお土産としてブナコのトレイが採用されたのである
2011年にはブナコの音響機器 Faggio が発売され
生まれたままの音と優しいデザイン性も話題となっている


津軽弁は最後に『 こ 』をつける
ブナコ
ブナを愛おしく感じる名前だ
地域資源を活用して会社を活性化させ
日本の地方からオンリーワンの独自技術で世界を目指す
その試みこそが、とても自然で豊かな可能性を秘めている
 
 

風で織るタオル

| コメント(0) | トラックバック(0)
日本のタオルシェアNO1の生産地、今治市
ここにユニークなタオル会社がある
繊維産業は斜陽産業の代表的なものである
90年代初めには500社以上あったタオルメーカーも
中国などの安価な製品に押され130社に減少した
 
そんな環境の中でも1953年創業の池内タオルは
技術の高さで売り上げを伸ばし
2003年には売り上げが7億円、
そしてその中の97%がデザイナーズブランドのOEM生産を占めていた
ニューヨークでの賞も取り取引先も秋から増えるという矢先のことだった
 
売り上げの70%を占めていたOEM先が破たんし
2003年11月28日民事再生法をによる再建を選択した
この時に池内タオルのファンから何枚買えば助かりますか・・・・
と言うメールが心の励みになったと言う
メイン銀行の頭取にもたくさんのメールが届いたそうだ
 
社長の池内計司氏は今後の方針を悩みに悩んだ
そして安定した経営を目指して
売り上げの1%でしかなかった自社ブランドのタオル開発に命を注ぐ
 
ポイントは3つの視点だ
 
1,デザインは変えない
  タオルのデザインは半年で変えていくのが今までの常識だった
  リピート率40%の強みが日常の愛用品と言うタオルにこだわった
2,商品コンセプトのこだわりと独自の視点
  代表的ブランドの風で織るタオルはグリーン電力証書システムにより
  2002年1月より自社の使用電力の100%を風力発電でまかなっている
  風で織るタオルはバスタオル一枚で約473グラムの二酸化炭素を削減している
  まさに環境にやさしいタオルである
  コピーもとてもマッチしている
3,商品コンセプトを自ら伝える
  社長自らトップセールス
  本物のモノづくりの熱情が相手の心に浸み込みビジネスが活性化する
 
自社電力をすべて風力発電でまかなう日本初の企業
風で織るタオルは様々な環境関係の賞を取り
全国にファンも増えてきた
しかし池内社長ののさらなる挑戦は続く
 
目指したのはオーガニックコットンのタオル
10年ほど前まで生産していたのはオーガニックコットンと言っても
ミシン糸などは通常のコットンが使われていた
今回は徹底的にこだわり
嘘をつかないオーガニックコットンにしようと決めた
綿花の生産には広大な土地が必要
バスタオル一枚で20坪の土地が必要
有機栽培で手摘みの作業だ
オーガニックコットンの糸の値段は通常の約4倍
しかも綿花は有機農法では連作できないので農地の半分しか生産できない
しかもタンザニアは二期作で作物を作るので
生産量に4倍の開きが出るのだ
2010年に世界の綿花量の生産量のうちオーガニックコットンが
1%を超えた
これからも増えていってほしいがその前に土地が足りるのかという疑問もある
 
550万の資金を集めてタンザニアから3トンのオーガニックコットンを買い
東京でボジョレーヌーボーの解禁日に
コットンヌーボーの発表会を行い話題をさらったのである
 
世界からはシーツはいつ作るのかという問い合わせが多い
ヨーロッパではシーツは毎日変えるのでまとめ買いをするそうだ
将来はオーガニックのテキスタイルをすべてラインナップしたいと池内社長
 
環境や本物を考え次々に新しい挑戦に向かって突き進んでいく
池内計司社長の目はまだまだ大きな未来を見つめているようでもある
 
東日本大震災で被災した蔵をはじめ
東日本の9蔵が参加しての共同の酒プロジェクトが
新商品を発売した
発売したのは 希望 HOPE JAPAN 
中身はすべて純米大吟醸である
 
デザインでコレボレーションしたのが高田賢三氏
ラベルは彼のデザインによるもの
IMG_5737.JPG
 
それだけではない
1919年創業の宮内庁御用達の漆器専門店 山田平安堂
が漆の杯でコレボレーション
杯の文字も高田賢三氏で杯の中央に希望と言う字が
燦然と輝いている
IMG_5735.JPG
漆と言う字は分解すると水が滴る木と言う意味
漆という自然の塗料を通じ
日本酒を飲むことで日本の伝統と文化を感じていただき
被災された皆さんへの大いなる希望のメッセージになれば
とても良いことだと思う
 
このプロジェクトに参加された蔵を紹介しよう
 
 燦然と輝け NIPPON
美酒が繋ぐ 人 絆 希望
 
天の戸    秋田県   浅舞酒造   
飛良泉    秋田県   飛良泉本舗  
郷乃誉    茨城県   須藤本家
あさ開    岩手県     あさ開 
南部美人  岩手県  南部美人
人気一    福島県   人気酒造
浦霞     宮城県   佐浦
一ノ蔵    宮城県   一ノ蔵
東光     山形県    小嶋総本店
 
被災された佐浦社長の話では
3月11日の震災で土蔵の仕込み蔵の外壁が崩落
3万本ものお酒が破損被災した
修理を重ねながらやっと9月15日に仕込みタンクの入れ替えが終了し
酒仕込みを開始することができたと言う
震災で失ったものは少なくないが
それ以上に大きな『絆』を感じていらっしゃると言う
日本に笑顔を醸し出すためにもさらに頑張って行きたいと・・・・・・
IMG_5738.JPG
 
ギフトパッケージは6000円
このお酒を飲めば一部はその蔵の県に寄付されると言う
ぜひ各蔵のホームページでチェックしてほしい
発売は12月31日まで
 
希望のお酒を飲みながら東日本大震災の復興を祈念するのも
一日本人として良いお正月の迎え方かもしれない
日南飫肥に遊びに行かれたら
ぜひ食べ歩き・街歩きマップ600円を買って
マップ片手に飫肥の街並みを満喫してほしい
 
さてこの食べ歩きマップは2009年4月にスタートした
日南商工会議所の落合専務などが中心となって
飫肥に来ている観光客の滞留時間と消費を増やし
街の活性化を図りたいと始めたもの
チケットを買うと5件のお店が廻って楽しめる
食べ物、飲み物、お菓子、記念品など・・・・・
現在参加店舗も順調に増え39店舗になってきている
当初は土曜、日曜だけだったがあまりの人気に
毎日開催している
IMG_5697.JPG 
さて今日は日南市観光協会の斉藤竜馬次長の案内で
東京から2人のゲストが・・・・
アースライド本部の坂口氏と柴田恵美ちゃん
恵美ちゃんは日体大のトライアスロン部出身でキャピキャピのアスリート
 
早速食べ歩きに出発
まずは飫肥天本舗
黒砂糖を使った天麩羅がちょっぴり甘くておいしい
IMG_5701.JPG 
 
次の堺鮨ではいなり寿司
IMG_5704.JPG 
 
さて人気NO1のトムラスーパーの羽身のとむら焼き
奥の惣菜コーナーで羽身のから揚げを取り、レジでチケットを渡すシステム
思わず面白いと2人から大絶賛
でかい、うまい、面白いと3拍子揃った意外性の食べ物でした
IMG_5705.JPG
 
お腹もそろそろ満腹状態
それではデザートに挑戦
飫肥の卵焼きは不思議な食感でデザートみたいな味
サプライズの味でした
IMG_5709.JPG
 
最後はガイドさんお勧めの吉田寝具店
ここは手づくりの小物入れが・・・
多彩な種類に2人も感激
ご主人に恵美ちゃんと写真を一緒にと言ったら
野獣と怪獣で・・・・とご主人が言われみんなで爆笑!!
もちろん美女と怪獣の間違いでした
一瞬怪獣になった恵美ちゃんも苦笑いでした
IMG_5711.JPG
 
体験すると食べ歩きの楽しさの実感がわかる
飫肥の街並みと人の温かさがとても楽しい街歩きでした
来年3月18日はアースライドすべての参加者が食べ歩きに参加します
参加者の反応が今から楽しみでもある
楽しい食べ歩き・街歩きがますます盛んになり
ますます飫肥の街の活性化が図れることをことを祈念いたします
日南市観光協会の斉藤次長
ご案内本当に有難うございました
 

カーブドッチの夢

| コメント(0) | トラックバック(0)
一人の男が理想の夢を形にしたワイナリーがある
それは新潟にあるカーブドッチだ
 
作ったのは落希一郎氏 
1948年鹿児島県生まれの64歳である
彼は東京外国語大入学後学生運動に明け暮れ大学を中退
ワイナリー経営に関心があった北海道の叔父に勧められ1968年ドイツに渡る
西ドイツの国立ワイン学校でワイン作りを学ぶ
 
1976年卒業後、帰国して日本のワイン造りに愕然とする
何と海外から輸入したワインを国内で瓶詰して国産と売っているワイナリーもあったほど
 
何とかして日本が育てたブドウで国産のワインを造りたい
そんな夢が自分自身の中に猛然と湧いてくる
北海道、長野とワイナリーを渡り歩きながらワイナリーの理想郷を求めていく
新潟の角田浜
ここはボルドーと似た地理的条件だった
海に近い砂地が多い地帯だ
彼はやっと見つけた理想郷、新潟でワインづくりを決意する
落はその時44歳
しかし手持ち資金は200万
銀行はどこに行っても資金を貸してくれない
 
四面楚歌の中で考えたのが逆転の発想だ
銀行が資金を貸してくれないのであれば全国の消費者から賛同を集めることができないか
ワインは2年間は生産ができない
その2年間を消費者がサポートしてもらえれば・・・・
これがヴィノクラブの本音だった
 
ブドウの苗木のオーナー制度
一口一万円
10年間一本づつワインを送り続けます
これが徐々に口コミで広がり大きな輪になっていく
会員にはその年のワインが1本ずつ送られてくる楽しみが
ワイナリーとの絆にもなる
これが結果的に大きな成功を生み出していく
毎日振り込まれる予想外の金額に落たちは
責任感で身の引き締まる思いだったと
「絶対に成功させなければならない」
 
苦しみの中から生まれたヴィノクラブこそ
なコミュニティが農業を支えるCSAの日本で一番大きな形だと考える
 
現在ヴィノクラブは約1万人
そしてカーブドッチは年間30万人の集客する大人気のワイナリーとなった
宿泊施設もオープンさせ順調に拡大を続けている
 
カーブド落を短縮するとカーブドッチだ
落さんはワインは農業そのものだと言う
一本のブドウの苗木を心を込めて育て
それがやがて味わい深いワインになる
ワインは移動することで味が落ちていく
その土地で消費されることが一番ワインにとっても幸せなことであり
味も香りも一番良いのだ
まさにワインも地産地消が一番だと言うことである
 
落さんの周りには個性的なワイナリーを目指す方々が集まりつつある
その人たちの技術指導を熱心に行っている
ワイナリーの周りに個性的なワイナリーが集積していく
それがクラスターとなり
カリフォルニアのナパみたいになればとても楽しいことだと・・・・
1人の男のワインの夢が地域をどんどん活性化させている
地域の活性化に最も大事なのはこだわりと信念とアイデア
そして最後にはやはり人の情熱である
TPPでの農業団体からの反発がものすごい
今回はTPPの論議の前に
もう一度日本農業の現状を数字で冷静に見てみよう
今のままで、はたして日本の農業は将来的な展望はあるのだろうか?
 
2010年農林業センサスの数字からは
農業人口の減少が加速化している
1990年農業就業人口の482万人からほぼ半分の260万人に減少した
引退する高齢者に新規就農者数が追い付かない現実
しかも就業者の平均年齢は初めて65歳を超え65.8歳となった
たぶん私が見て回った状況から見ると米の生産現場では
もう平均年齢が70歳近くになっているように感じている
この状況だと日本の農業はあと10年持たない
 
米専業だけでは食べられない今の農業
リタイヤする農家も多い
耕作放棄地が2005年より1ha増え40万haに増えた
わずかに明るい光は法人を含農業経営体の平均面積は2.2haと
2005年より0.3ha増えたことだ
 
しかし今年は原発事故の影響もあり農業から廃業する人も一挙に増える
そして放射能汚染などで耕作不能な土地などもグーンと広がる可能性もある
日本の農業の未来は四面楚歌の中、非常に厳しいものとなっている
 
10月に野田首相が議長を務める 『食と農林漁業の再生実現会議』が
農業再生の基本方針を示した
消費者負担から納税者負担への移行
ただし方向性だけで具体策が見えてこない
今までの農業からの改革は数字から見るだけでも待ったなしの状態なのに・・・・
 
こんな中でアメリカで農業支援の面白い取り組みが進んである
CSA (Community Supported Agriculture)
地域社会が支援する農業
消費者が自分の支援したい農産物の生産者を指定し
前払いで金額を払い農家に作物を作ってもらうシステム
もちろん天候リスクは農家と共にCSAの会員も共有する
作物の量は天候に左右されても、できた量だけを手渡すこととする
 
消費者が農業を体験するためにその農家に手伝いに行くことももちろん可能
このシステムは今までの農業の流通システムをまったく通らないため
安全性に疑問がある作物がまじることはない
まさに農業生産者と消費者の垂直統合
消費者にとっては生産者を応援することで新鮮かつ食の安全が保障され
農家にとっては先払いでいただくことで天候のリスクに左右されない
安定した農業生産をすることができる
アメリカでは現在12000か所のCSAが存在すると言われている
 
実はこのCSAの生みの親は日本なのだ
1964年頃の日本の生活クラブがルーツで
ヨーロッパ、アメリカに広がっていたシステムなのだ
消費者が農業生産者をトータルで応援するCSA
日本ならではのCSAの草の根の広がりこそが
消費者側から農業を支えるとともに
農業の生産現場を考え日本の食料そのものを考える良い契機になり
地域農業の活性化の一助になると確信する
私なりに宮崎ならではの地域自給という食料循環社会の実現を
CSAの形でぜひ検討してみたいと考えている

えびのの本坊農園のEM菌による有機農法で作った
こだわり野菜を楽しみながら見学して回った
まずはしょうが
こんなしょうがの葉がこんな形になるとは思いもしなかった
根を抜くとまさしくいつも見るしょうが
IMG_5317.JPG
 ショウガ畑
IMG_5318.JPG
下がアスパラガス
こんな植物だったのかと驚き!!
IMG_5321.JPG 
そしてブロッコリー畑
無農薬だからこその野生の力強さを感じる野菜たちだ
 
皆で子供の気分で柿チギリ
竹の先端を割ってそれに柿の枝を巻き込んでとる
なつかしい
腕白な子供のころを思い出す
 
そのあとはユリの生産農家の堂領さんのハウスへ
ユリの種類は何百種類もあるようで球根も何種類も仕入れているそうだ
ユリの値段もなかなか上がらないで
経営も苦労されているようだが
ユリがカサブランカだけではないことを知って少しは勉強になる
IMG_5303.JPG
 
さてそのあとはお待ちかねの懇親会
本坊さんご夫妻と息子さんとスタッフの方と
地元のおばちゃんたちも大勢加勢して心からのおもてなし
 
地元で栽培した小麦で生地を作りトッピングをして
手ずくり釜で焼き上げる
IMG_5334.JPG 
その横にはさっき収穫したばかりの枝豆を鍋で茹でている
 
地鶏、美味しそうなおでんの数々
そして新米のおにぎり
IMG_5238.JPG 
ビニールハウスで栽培した無農薬のアケビとイチジク
嫌味でない甘さが自然にじわっと体に浸み込んで行く・・・・
 
美味しい自然の野菜の力に驚き
生産者の思いに感動し
本坊さんの情熱と実行力にも感謝しながら
地元協力会で伝統的でユーモラスな田の神さあの舞を見ながら
えびのの夜は更けていく・・
本坊照夫さん(61)、千代子さん
農業に熱き情熱と信念を持っているご夫婦だ
えびの市で長年EM菌を大切にした土づくりなどを行い
完全無農薬という形でお米や味噌作り、野菜など生産されている
本坊農園の代表者でもある
本坊さんの米や野菜は宮崎や福岡で評判になっているほどだ
 
今日は本坊さんに誘われ.稲刈りと収穫ツアーに参加させていただいた
あいにくのお天気だったが
集まったメンバーは全国各地から
IMG_5254.JPG
東京、神奈川、奈良、福岡をはじめとして約20名ほどのメンバー
久しぶりに鉱脈社の川口専務の顔も見える
IMG_5253.JPGのサムネール画像 
本坊さんのご挨拶
大自然の土の力で育った野菜やお米は人の体を健康にしてくれる
毎日自然の恵みの農産物を食べることによって
自然治癒力と免疫力がつき
病気にかかりにくい健康な体を作るんだと・・・・・

IMG_5269.JPGのサムネール画像 
さあ稲刈りである
今日はもち米の稲刈りだ
もち米は通常の稲より背丈が低い
のこぎり鎌で稲を一掴み手でつまみながら鎌を手前に引く
すっと小気味よく切れていく
初めての稲刈り体験である
IMG_0673.JPG
腰をかがめている姿勢なので5分ほどするとすぐ体がきつくなる
我ながら情けない
ちょっとの体験だけでも農業の大変さが実感できる
IMG_5275.JPG 
 
そのあとは脱穀
IMG_5284.JPG
足踏み式の昔ながらの脱穀機械である
この機械はレトロでエコでもあるがもう現在はあまりないだろう
稲からモミがどんどん取れていく
貴重な体験だ
IMG_5296.JPG 
そのあとはトーミという古い機械で
手で回して風を送りながら
モミを、ごみと、ダメなモミ、そしてきれいなモミに振り分ける
この昔ながらの機械もとても興味深かった
IMG_5299.JPG
IMG_5301.JPG 
日本の米づくり100選にも選ばれたえびのの米は美味しい
IMG_0695.JPG
そしてえびのは田の神さあの里としても有名だ
この地区には珍しい田の神さあがある
ただ1つの夫婦田の神さあだ
IMG_5326.JPG
この田の神さあに今日の収穫を皆でご報告した
のどかな田園風景をじっと見守る田の神さあに
自然を畏敬し感謝する村人たちの豊かな心を感じた
 
世界はこのままで行くと食料と水が不足する
新興国の多いアジアではこれが顕著になっていく
この事は多くの人の共通認識であろう
 
水ビジネスに関しては日本は独特のシステムだ
一つ一つの技術は世界最先端なのだが
総合管理は行政、そして細部の技術やシステムが民間という
日本独特の形が海外に総合的に水ビジネスを
展開できない弱点として指摘されてきた面があった
 
世界の長期的な水ビジネスの成長を
どうやって日本が獲得し地域の活性化にどうつなげていくかが
大きな問題となっていた
その矢先である
 
2011年3月北九州市水道局は大きな歓声を上げた
国際協力機構を通じて
カンボジアのシェムリアップ市の浄水場の技術支援
基本設計、需要予測、配水管の整備計画などを1400万で受注
国内の自治体としては初の快挙となった
驚いたのは国内の関連企業だ
今までは水道技術の海外支援は原則無償の国際協力だったからだ
 
なぜ北九州市はこのようなことを成し遂げられたのか?
理由は3つの点が大きい
 
①、新日本製鉄などの企業の立地で産業都市として発展する中で
  様々な大気汚染、水質汚濁などの公害に悩まされてきたが
  1960年ごろから官民と市民が一体となって環境再生を果たした
  貴重な経験を持つ
  アジアの新興国にとってはまさによき見本なのだ
 
②、国際的な技術協力
  上下水道分野に12か国延べ126名
  海外からの研修生受け入れ 120か国 2500名の実績
 
③、アジアの実績、カンボジア・プノンペンの実績
  深刻な漏水、水の盗難に悩んでいたプノンペン水道公社に対して
  配管網をブロック分けし管理するシステムを提案
  漏水、盗水率は8%と10年前の72%から劇的に改善した
  カンボジアでは水道管理は北九州とまで言われるようになった
 
北九州市の意欲は昨年から加速度を増してきている
2010年8月北九州市海外水ビジネス推進協議会を設立
発足時は57社だったが2011年5月末には102社に達した
世界の水需要の増大に伴い、民間企業の水の海外ビジネスにかける期待の大きさが現れている
全国で初めて公民が一体となって水事業を推進できる体制を作った
そして2011年4月ウォータープラザ北九州が4月に本格稼働
省エネ型水循環システムのデモプラントなどアジア、中東にとっては
垂涎のシステムでもある
そして北九州市は中国大連・昆明、サウジアラビア、ベトナム・ハイフォン市において
継続して水事業の様々な技術協力を行っていく
 
私は水の総合プロデューサの不在が
日本の水ビジネスの大きな課題だと指摘してきた
水の総合管理機能を持つ地方都市である北九州市が
そんな中、成功事例をもたらした
このことはとてつもなく大きい
 
日本の地方都市が水の総合プロデューサーとして
世界最先端の水ビジネスを総合的に輸出し確固たる地位を獲得する
このことは世界の環境循環社会を目指す中で日本のシンボル的な事業になる
それだけではない
まさしく日本の地域の活性化の大きな事業になることは間違いがない
 
 
 
 
 
 
宮崎市から車で約30分ほど山側のほうに走ると
そこが照葉樹林と有機農業で有名な綾町だ
街の中心地のほんものセンターで有機野菜を買うのも楽しいものだが
あと一つ新しい楽しみ方が増えた
ほんものセンターから綾川荘に向かう途中に
おしゃれなスウィーツのお店ができた
IMG_5150.JPG
IMG_5139.JPG
農家の方が自分の農地にスウィーツのお店をだしたのだ
田園風景に良く溶け込んでいる新しさと全体のデザインも素敵だ
名前はフクトミファームガーデン・アヤ
IMG_5149.JPG 
今注目のお店と言ってもいいだろう
ここのお店の特徴は米粉を使ったお菓子、パン類が充実していること
1番人気は玄米ロール、
玄米シュークリーム、そしてモンブラン等も人気だそうだ
IMG_5146.JPG
さて今日は玄米ロールとチョコレートケーキ、そして玄米プリン
お店の中には小さいながらもカフェコーナーがある
外にはウッドデッキもありお天気が良いと
こちらのほうが綾の空気を感じられて気持ち良いだろう
 
接客の女性たちの対応も丁寧で感じが良い
玄米ロールの味はさっぱりとして米粉のもちもち感もあり私好みの味だ
チョコレートケーキはさっぱり感がありすぎて逆に物足りない
玄米プリンは普通
4月27日にオープンというまだフレッシュなお店だ
まだ若い社長さんだが
農業をされているだけに自分で収穫したお米も売っている
自分でお米を作ってその米粉でお菓子やパンを作り販売する
まさに小さな農業の六次化のチャレンジであり地域活性化の試みだ

紅葉の時期、綾に出かける時にはこのお店もお忘れなく・・・・・
 
 
米粉度  ★★★
 
フクトミファームガーデン・アヤ
〒 880-1302
綾町大字北俣1423-2
0985-77ー1313
10:00~18:00 (木曜休み)