イマジンキッチン(宮崎市)

宮崎市のカリーノビルの裏通り

ロッサコーヒーの2階にイマジンキッチンがある

1月にオープンしたばかりだという

 

この建物は古い建物だが

リノベーションされて一気に新しいお店が入り

明るいしゃれた雰囲気が好印象だ

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イマジンカレー800円を注文

亜久里アートの有機野菜を使っているのが嬉しい

カレーの上には大胆にも有機ニンジンを半分にした

ソテーがドーンと乗っていて凄いインパクト

人参が甘くておいしい

野菜もたっぷり取れて

全体的にマイルドなチキンカレーだ

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1Fのロッサコーヒーからコーヒーをテイクアウトして

持ってきても良いとか

 

行き来ができる横のスペースは

会議やワーキングスペースとして貸し出しができるという

可能性の広がりを感じるお店である

 

 

野菜充実度   ★★★☆

 

 

イマジンキッチン

 

宮崎市東4丁目―6-14 2F

12001700

日月休み

 

 

水餃子と野菜 BOOZA(宮崎市)

宮崎駅前の広島通にBOOZAはある

レトロなお店に入ると

お金をかけているわけでもなく

シンプルなインテリアでカウンターだけの狭いお店だが

不思議とセンスを感じる内装だ

 

このお店は水餃子と野菜料理が話題となっているお店

定番の水餃子定食は日替わりの野菜料理3種と

水餃子とご飯がつく

今日はご飯をひき肉のそぼろご飯に変更してもらい

トータル1050円のランチ

 今日の小鉢の野菜料理はジャガイモと芽キャベツの豆乳和え

紅芯大根とリンゴの塩麹サラダ、カブの葉のゴマ卵炒め

だからしっかりとベジチャージができる

水餃子は味噌だれと酢醤油とラー油でお好みで食べる

皮から手作りなので食べるときにも安心感がある

つるんとお腹に入っていく

 

そぼろご飯は八角風味で

何だか台湾の食堂で食べているような気分になってきた

 

何回か訪れているが

行くたびにお客の層が広がってきて

少しづつお客さんが増えてることを実感する

予約ができるテイクアウトのお弁当 

680円も人気のようだ!

 

 

ベジチャージ度  ★★★☆++

 

BOOZA

 

宮崎市広島通2-3-10

0985-28-8382

11:30~15:00

月曜~金曜

土曜日曜休み

 

 

冬のシェフズアライアンス(報告)

冬のシェフズアライアンスを

25日開催した

 

今回は小野貴史シェフと野菜ソムリエの小野理恵さんが

福岡からお越しいただき

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生産者はえびの市の本坊農園の本坊ご夫婦

有機栽培で40年以上の実績があり

ここ5年でオリジナルの自家製堆肥で

完全な循環農業を作り上げた

私とも10年以上のお付き合いのある方でもある

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まずは本坊さんの野菜の前菜盛り合わせ

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たたきごぼうと大根と金柑のマリネ、

そしてチーズを入れた干し柿にブランデーを染み込ませた手間のかかったもの

3種類とも素朴だがほっとする味わい

 

お酒はこの銘柄がラインナップ

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アワビ、塩うにのキッシュ味噌風味には開運大吟醸 波瀬正吉伝

                   

真蛸の酒盗炒めは〆張鶴大吟醸金ラベル

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ふぐとからすみのパスタには墨廻江の純米吟醸中垂れ

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古賀理事長の釣った水イカ料理には勝駒大吟醸

鴨のローストには豊盃特別純米

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焼き上がったばかりの鴨はいかにも美味しそう!!

イノシシの粕汁と野菜寿司には郷の誉活性にごり

NO6というマリアージュ

 

参加者の皆さんは

料理と日本酒のマリアージュに満足されていたようだ

 

参加者を20名の少数にしているが

どうしても料理の質と酒のペアリングを考えると

人数が限定され

瞬間的に埋まってしまう

これからは大吟醸のHPFacebookでもご案内するので

タイミングがあった方はぜひご参加いただきたいと思っています!

 

 

無敵のたくわん(宮崎市田野)

宮崎市田野、

この地域の冬の風物詩として有名なのが大根やぐらだ

今年の冬は霧島おろしと言われる風が冷たく

大根を干すには最適の環境のようだ

 

これが大根やぐら

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干した青首大根は本当に美味そうだ

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小泉武夫氏が食あれば楽ありの中で

たくあん漬けをこのように書いている

 

収穫した大根を

太陽の光に当てて干し、

それを塩と塩こうじに漬けた大根漬は

たくあんと称してすでに寛永年間(今から370年前)につくられはじめた。

保存が利き、歯ごたえが快適で

食べると大根の淡い甘さの中に塩のしょっぱさや 

発酵による爽やかな酸味などが付いていて

その素朴なおいしさは日本の漬物の王様として君臨してきた。

 

全国で生産量が最も多い地域は

宮崎市郊外の清武町や田野町周辺で

今やたくわんと言えば宮崎と称されるほどである。

味覚人飛行物体の吾輩も日向の干したくわんは大好きで

年中食卓から切らしたことがないほどである。

・・・・・

どうしてもたくあん漬けだけで

炊き立ての飯を食べたくなったので

さっそくそのようにした。

まず飯を炊き、日向(宮崎)製のたくわんを

ちょうど食べやすい大きさに切り分け

それでご飯を食べたところ

三膳の飯はあっという間に胃袋にすっ飛んで入ってしまった。

 

その三膳とは一膳目はそのまま食べ

2膳目はたくわんを細切れにし、かつおぶしと混ぜ

3膳目は熱湯をかけて湯漬けとしたそうだ。

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宮崎の真面目にコツコツと受け継がれてきた伝統と文化が

育む日本一の無敵のたくわんである!

 

bioCafe(宮崎市)

九州電力ビルの1Fがリニューアルされておしゃれなカフェになった。
木を基調にしたインテリアはシンプルながらもすっきりとした空間だ
ただ九電ビルのホワイエを改装した関係で
なんとなく中途半端な雰囲気は否めない

ソファー席は落ち着いてゆっくり食事ができそうだ

自慢のビュッフェは
厳選された宮崎県内のスーパーフードの素材で料理されている
素材が良いだけに1500円と高めなのは致し方ないとしても

全体の味付けが普通なのが残念だ

野菜たっぷりのカレー900円は

ルーが個人的には甘すぎて全く私が思うカレーらしくなかった。

このお店はどのターゲットを狙っているのだろう?
価格設定からすると通常の会社員が行くには高すぎる
少し余裕のあるオーガニックが好きな主婦層には
雰囲気が中途半端

朝食は9時からだと誰が食べるのだろう?

ビル自体に規制があるため、いろんな部分で
調整が大変だろうが

意外な場所のカフェの挑戦だけにぜひ成功してほしいものだ

オーガニック度   ★★★

bio cafe  (ビオカフェ)
宮崎市橘通西4丁目2-23
0985-25-8820

9:00~20:00

ダイワファームのチーズW受賞記念ワイン会

ダイワファームの大窪社長が
6月にフランスで開催された国際チーズコンテストで
リコッタチーズで金賞を受賞された
また11月1日に開催された
第11回ジャパンナチュラルチーズコンテストで金賞を受賞された
この大窪社長のチーズのW受賞を記念して
第2回秋のシェフズアライアンスのワイン会を11月6日に開催した
ゲストシェフは小野貴史シェフ
 
生産者は
ダイワファームの大窪社長をはじめ
有機・無農薬の農業を確立されているアグリアートの松本社長r
そしてイタリア野菜を作られている息子さんの松本慎一郎氏t
五ヶ瀬のイタリアトマトの生産者でキッチンスタジオも展開されている藤木さん
小林の酪農家の黒木さんなどなど
まずはawa酒のSorah(千代むすび)で乾杯
その後はボルドーの白ワインと真澄YAWARAKAの飲み比べ
 
アグリアートの野菜サラダが綺麗
ニンジンのドレッシング
 
チーズ盛り合わせ
人柄がチーズに出るのかなと思うほど
大窪社長の笑顔が素晴らしい
リコッタチーズとケールのパイ
パイ生地から作り焼き上がったばかりの香りが
美味しさを倍加させてくれる
 
真鯛のポアレとおてんとそだちのトマトリゾット
 
牛のトモバラ赤ワイン煮込みもろみソースとアグリアートの人参
 
めったに口にできない貴重なお米
龍の瞳を炊き立てのご飯と赤カブのマリネで・・・
 
松本社長は独学で有機無農薬の農業を確立され
現在は東南アジアや中国で農業指導も行っていらっしゃる
最後は無添加のアイスクリームに水芭蕉のデザート酒
で贅沢な締めくくり
生産者のお話をまじかに聞けて
参加されたお客様も有意義な一時だったようだ
また機会があれば色々な生産者を招いての
シェフズアライアンスを開催したいと考えている

秋のシェフズアライアンス

宮崎綾スローフード協会の濱田さん宅のテストキッチンで
8月28日、秋のシェフズアライアンスのパーティを開催した。
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今日のアライアンステーマは
小野貴史シェフと宮崎・木城の笹ビーフ
笹ビーフは赤身が美味しいことで知られ始めている
マリアージュのお酒は全国から選ばれた日本酒7種類
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これが笹ビーフのザブトンとランプの部位
期待が高まる
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まず乾杯は MIZUBASHO PURE 
前菜は 
胡瓜に挟んだクリームチーズのみそ漬けと沢庵のテリーヌ
野菜の揚げ浸しとブタシャブ
桃と生ハム
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テリーヌの美味しさが抜群
スパークリングのPUREに合う
 
真鯛と小松菜のアワビ胆ソース和え
日本酒は郷乃誉 花薫光
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温泉卵のコンソメジュレ ダブル雲丹添え(生雲丹と塩雲丹)
このダブル雲丹の旨さの味わいが新鮮
梵 特選純米大吟醸
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鴨と九条ネギのボロネーゼビアンコパスタには
IWCチャンピオンサケの純米酒の飲み比べ
IWC2016チャンピオンサケ 出羽桜 出羽の里
IWC2017チャンピオンサケ 南部美人
何とも贅沢な飲み比べだ
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いずれもチャンピオンサケ!
 
真鯛の生ワカメ蒸 アサリのジューソース
オクラの花の素揚げ えびのすり身詰
さっぱりと美味しい
 
今日のメイン
宮崎・笹ビーフの食べ比べ
ザブトン(肩ロースの最高の部位)ランプ(うちモモの柔らかい部位)
フォンドボ—ソース(焦しニンニク醤油風味)
きのこと蕎麦の実ソテー
日本酒は出羽桜一路と写楽の純米
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皆さん和気あいあいとしたアットホームな会となった
小野シェフの料理も日本酒を意識したメニューで
しかも新鮮な驚きがあってとても満足されたようだ
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これからもシェフとフードのアライアンスを行っていければと考えている。

長友さんの無農薬果物

アグリサンアカデミアの長友さん宅にお邪魔した。
長友さんは様々な果物を無農薬で作られている
今回はブドウがお目当て
いろんなブドウを作られている
 
長友さんの顔ほどの大きい房が藤稔
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これはシャインマスカット
ブドウの王様と言われる
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珍しいのは天山
さっぱりとした味
たとえばサラダに使うと美味しそうだ
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安芸クイーン
巨峰との掛け合わせでできたぶどう
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そして宮崎県の栽培面積が日本一と言われるハニービーナス
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長友さんはボイセンベリーの栽培で知り合いになった
ブリ—ベリーに含まれているエラグ酸の何と30倍以上という凄さ
健康にも良いことで拡がってきているが
無農薬で栽培しているところはほとんどない
通常は6月からが収穫で一か月ほどが時期なのだが
ラッキーなことに今年最後のボイセンベリーを見ることが出来た
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今日はボイセンベリーのスムージーを奥さんが作っていただいた
これがまた美味過ぎる
ボイセンベリーに自家製のモモを入れバナナと牛乳を入れてミックス
爽やかで何とも言えない極上の味
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長友さんの無花果も美味しそうだ
とれたての無花果
バナーニという品種が甘いそう
口に入れると
なるほど、この上ない上品な甘さだ
 
まさにアグリサンアカデミアの農園はフルーツ天国だ
長友さんの天性の器用さは
無農薬の果物作りでもいかんなく発揮されている
将来は長友さんはフルーツカフェを開きたいと言われている
無農薬のフルーツカフェは人気になるだろう
ぜひ頑張って実現してほしいものだ
 
 

小川原センム追悼記事

神亀の小川原社長は2017年4月23日にご逝去されたが
今でも皆からセンムと呼ばれ続けている。
数々の掲載された追悼記事の中から
印象的な記事の一部をご紹介したい
 
共同通信の上野敏彦氏は
神亀酒造の小川原良征氏を書いた「闘う純米酒」の本の著者でもある
 
追想 メモリアル
純米酒に目覚めたのは
東京農大で恩師がつぶやいた
「添加物を入れた日本酒を造っていたら白ワインに負ける」という一言だった。
神亀は戦時中、酒の製造免許を取り上げられそうになったが
祖母くらさんが一人で抵抗し守り切った。
「ばあちゃんはよき理解者で、受験の夜食にかん酒をつけてくれた。」
と話す表情は少年のようだったことを覚えている。
コンピュータが酒を造る時代
神亀では蔵人が合宿して作業に臨む。
「機械は導入したときから壊れるが、人は蔵に入った時から育つ」が信念
 
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dancyuの7月号に藤田千恵子さんは
 
「これがセンムの見届ける最後の仕込みになるかもしれない」と
新蔵元で娘婿の貴夫さん、太田茂典杜氏双方が
覚悟しながら臨んだ28BYの仕込み。
それは「すべてセンムの言うとおりにやる」と決めた
杜氏率いる蔵人たちの真摯な仕事により、
センムが満足の笑みを浮かべるものとなった。
その祝いの酒を口にしたセンムは
「酒はうめえなあ」 「こたえられねえなあ」と
まるで舞台の口上のような調子で言って、盃を掲げて笑っていた。
本当に幸せそうな笑顔だったので、
それが「さようなら」の盃だったことに私は気づけなかった。
「酒はうめえなあ」。本当に。
そのことを人生をかけて教えてくれた人。
センムがたった一人で歩き始めた道、
その後ろ姿を追って今は大勢の人達が歩いている。
どれほど御礼を言いつのっても言い足りない。
感謝しかない。
 
 
朝日新聞  惜別 (平井茂雄)
 
昔ながらの手仕事を重視した作りが生む酒は
80年代からの吟醸酒ブームと一線を画し、
濃い味と広がる旨味が特徴。
吟醸酒は冷という流れにも
「しっかりとした酒は燗に」と大吟醸も燗に。
「カツ丼には」「チーズには」と食事に合う酒を勧めた。
・・・・・・・・
昨年3月、純米酒の魅力を伝えようと訪れたフランスで
病魔が発覚した。
「純米酒の文化を残すため、自分が得たことをすべてを伝えないと」
と臨んだ今期の造り。
最後に絞った酒を利き、うなずいた。
「すぐに生酒で出せ」
その5日後に逝った。
 
 
いま思えば小川原専務の最後の参加になった
2015年大吟醸を楽しむ会の2次会で
ある蔵元の言った言葉が忘れられない。
「神亀の専務は純米酒のレジェンドなんです。」

「食べもの時鑑」グランプリ受賞

グルマン世界料理本大賞2017の
CULINARY HERITAGE(料理遺産)部門で
奥田政行シェフの著書 食べもの時鑑が 
Best in the World のグランプリを見事受章した
 
奥田シェフが庄内の自然と共に暮らしながら
宇宙の循環も見据えて
庄内の四季の自然と食材をテーマに
奥田理論の集大成となっている本だ
 
奥田シェフは本の頭でこのように書いている
 
力の強い優れた野菜に出会い、元気のもとをいただくと
みぞおちのあたりを中心に体に力がみなぎってきます。
その力は温かく、あふれるようにどこまでも拡がっていきます。
みんなの命がつながって自分がある
これが私の実感する生命観です。
植物が生み出してくれた命の元気のもとを料理することで
さらにみがきをかけて皆様に届ける。
僕はこうして地球の循環の一部になりたいと願いながら料理人の道を歩いている。
 
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本の内容は庄内の四季折々の自然と食材と
奥田シェフの料理を紹介している
 
奥田理論の考え方で興味深かった部分を
少しご紹介したい
 
良い食材とは?
 
良質の食材には、くせになる味の下に香りのヴェールがあり
その中にポンッと小さく主張する甘味があります
健康で生命力の強い食材ほど味の数が多く
味に奥行きがあり、そういうものを食べると体が喜びます
具体的には食べて飲みこんだときに胸の胸腺あたりの細胞が嬉しがります。
食べた時の満足感があり、心地よく体が安定する
端的に言うと地球とつながる感覚が生まれます
 
 
苦みックス
 
世界中の高貴な味で品質の優れた食材には
ある共通点が隠されています
それは2種類以上の苦味を持ち
その下に隠れて品の良い香りとポクッとした甘みがあることです
苦みックスの法則は異質の苦味を掛け合わせることで
隠れている甘味を高めて味をよりおいしくする法則
苦み×苦み=コク
生まれるコクはあきの来ない癖になる味を生み出す
たとえばビールと枝豆も苦みックス
枝豆の中の成分のサポニンというえぐ味がビールの苦みと
苦みックスを起こし相乗効果を出している
 
 
料理にとってワインと日本酒の扱い方の違いは
 
ワインは対比で味を決めていく
油脂を使う西洋料理の中で育ってきたワインは
油脂を酸で切る対比の組み合わせ
印象が真逆の味を組み合わせる
 
日本酒は同化で味わいを拡げる
日本酒はワインより旨味の数が多いので料理のストライクゾーンは広い
米から作られて旨味があるので、料理と交わると
相乗効果で料理の旨味、甘味がどんどん膨らんでいきます
 
 
グランプリを受章した食べもの時鑑は今後
多言語に翻訳され、世界の市場に奥田シェフの理論が発信されるという
日本の食文化の魅力が世界に情報発信されるとともに
流通が拡大していくことを願うばかりだ