柔よく豪を制す!

どんなドラマでもこんな展開は考えられない
そんな感じさえするアジアカップの日本優勝だった。
暗いニュースが続く日本に久しぶりの清涼剤になった
 
本当に厳しい道のりだった
FIFAランク26位のオーストラリアと29位の日本
しかも体の大きさでも圧倒的に不利
準優勝戦での香川の骨折は日本にとって致命的な感じさえした
そんな予感を吹き飛ばしたかのような大和魂の叫びであった
 
オーストラリアに中盤どんどん攻め込まれる
決定的なチャンスは何回となくあった
キューウェルにとっては無念の試合だったろう
2度完璧なチャンスを川島のファインセーブに阻まれた
 
大胆不敵なザッケローニの作戦
後半ザッケローニが動く
ディフェンダーの長友を前に出し、藤本を交代させ、岩政を守備に入れた
岩政の存在でオーストラリアのロングパスが遮断され
長友の動きがあらゆる攻撃を作り出す原動力になってきた
タフな長友がこの試合で走った距離はなんと15.29Km
日本代表の中でも一番だ
延長戦前半ザッケローニは勝負に出る
前田を交代させ李を入れた
李は日本代表では実績はないがJリーグでの活躍は折り紙つき
大舞台では集中力を発揮し大仕事をする
 
延長戦後半 長友からのパスに李がフリーになる
芸術的な抑え目のボレーキックがゴールに突き刺さった
 
ザッケローニ監督の選手の能力の分析、性格の見極め
そして選手を信頼した采配が的中した
それに答えた控えスタートの選手の凄さは圧巻でさえある
日本代表の気迫と全員の団結力がたまらなく嬉しい
 
MVPになった本田は「あまり自分としては活躍していないのでラッキーです」と謙虚な発言
日本代表の軸となり自分を抑えながら
ほかの選手を生かすスケール感が出てきたように思う
 
準決勝までチームを引っ張った香川、韓国戦で神がかりのセーブを連発した川島、
走りでかき回し攻撃の基点となった長友、
そして 磯貝、伊野波    がとった意外性のある得点
まさに全員でつかんだアジアカップだった
試合終了後、香川のユニフォームと共に勝利を喜び合う姿に
このチームの限りない可能性と未来を感じている
おめでとう! サムライブルージャパン!!
「柔よく豪を制す」 テレビ朝日の星解説委員
の言葉が耳に心地よく響いた
 
日本人としての誇りを持ち団結力を持って
優勝の道に挑戦した日本代表の戦いは
まさに今からの日本の進みべき道を示唆しているように思う

ラニーニャと北極振動

日本の冬が寒い
南国宮崎でも12月31日はえびのなど山間部では雪が積もった
こんなこと何十年ぶりだろう
それほど今年の日本の冬は長くしかも極端に寒い
 
世界気象機関(WMO)は1月25日
2010年以降活発化しているラニーニャ現象
(ペルー沖の海面水温が低くなる)が観測史上最大規模と見られると発表した
最長で今年の5月まで続くと予測している
(共同通信・ダボス)
 
ラニーニャとはスペイン語で『女の子』の意味
言葉はかわいいのでがやることは大変厳しくて手ごわいのだ
昨年夏のパキスタンの洪水、ロシアの干ばつ、冬のヨーロッパ、アメリカ東海岸の寒波
そしてオーストラリアの洪水
など世界中の異常気象が現れている
2010年4月までは水温が高くなるエルニーニョ現象が続いていたが
その後ラニーニャが始まった
 
世界の冬の寒波に輪をかけたのが北極振動だ
北半球では北極上空の寒気が放出と蓄積を繰り返えしている
12月からの放出の時期と重なったことも寒波が続いているもう1つの原因だ
 
さあ、この異常気象が怖いのは世界の穀物市場に与える影響だ
世界の豊かな農業地帯
南半球のブラジル、アルゼンチンに注目が集まっている
ラニーニャ現象の為に干ばつが予想されるからだ
特にアルゼンチンはとうもろこし世界2位、大豆世界3位の輸出国
ここが激減すると穀物市場が暴騰する
 
現在でも食料価格の高騰でアフリカのチェニジアは政権が崩壊
アルジェリアなどでも暴動が続いている
中国でも食料価格の高騰は庶民の悩みの種だ
 
ラニーニャの影響しだいではQE2の緩和された世界中の投機マネーが
いっせいに穀物市場になだれ込み、商品市場に波及し
大きな食糧危機の連鎖になるリスクをはらんであるのである
『女の子』 ラニーニャの一挙手一行動の影響を世界は固唾を呑んで見守るしかない
 
 
 

大甚本店(名古屋)

私が今、日本の中で好きな居酒屋のベスト3の一軒だと
思う店が 名古屋・伏見にある
年に一度はお邪魔したくなる居酒屋の名店だ
お店は伏見の御園座のすぐそばである
店の名前は大甚
創業は明治40年というから100年以上
お店の雰囲気も歴史の重さを感じさせてくれる
 
遊びがてら行くことが多いので
どうしても土曜日にお邪魔することが多い
大甚の土曜日はいつもと少し客層が違う
常連さんやサラリーマンより全国の大甚ファン、女性のグループ、カップル
が午後4時前に押しかけ、店内もうす暗いながら
営業前からなんだか熱気にあふれている
今回3時55分頃お店に入るがもうほとんどが満席状態
奥のテーブルにやっと座り4時の開店をじっと待つ
さあ4時の開店だ
お店に灯りがつき、御燗を頼み
自慢の小皿料理(200円から)を取りにいく
小皿料理は煮穴子、いわしの煮付け、イカの煮付け、さといも
なす、蝦蛄、かまぼこ、煮こごり
などなど約20種類がずらりと並ぶ
 
やっと2合徳利の御燗(690円)がきた
すらっとしたこの徳利も気に入っている
思わず一杯
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樽香が心地よい
ここは賀茂鶴の樽のお燗でこれを飲むだけで大甚に帰ってきた感じがする
ツマミは煮穴子、いわしの煮付け、煮こごり、アサリ、野菜など

IMG_1427.JPG IMG_3609.JPGのサムネール画像


周りの喧騒をBGMにゆったり体が温まる人生の幸せを

たかが一軒の居酒屋で味わうことが出来るなんてめったにない

 
ご主人は何年か前までは結構メタボな体型だったが
いつの間にかグーンと痩せられた
ただトレードマークのシャネルのメガネとそろばんだけは相変わらずだ
お燗番は奥さんの役目
お猪口を暖めお燗をさりげなく程よくつける名人芸
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自分の土地で家族経営で手ずくり
だからこそのホスピタリティとCPの高さだ
 
昭和の懐かしい居酒屋を髣髴とさせるお店だ
こんなお店は長居は無粋
次のお客さんに席を譲ろう
さっと飲んでさりげなく席を立つ・・・・
そんな粋な飲み方がとても似合う
日本の財産とでも言うべき古き良き居酒屋でもある
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正統派度 ★★★★★
 
大甚本店
名古屋市中区栄1−5−6
052-231-1909
16:00〜21:00 定休 (日、祝)

食料自給率の不思議?

日本の食料自給率は40%で世界の先進国の中でも最低である
このようにマスコミ報道によって認識している人は多いだろう
 
さて農林水産省は食料自給率をどのような指標と見ているのだろう
国内の食糧消費が国内の農業生産で
どの程度まかなえているかの指標だとしている
 
その指標には①カロリーベース、②生産額ベースの2つがあり
日本の場合そのほとんどがカロリーベースでしか発表をされていない
 
その計算方法をご紹介しよう
 
①カロリーベース
 (一人一日あたりの国産消費カロリー)÷(一日一人当たりの供給カロリー) 
 平成21年度は964カロリー         2436カロリー
 であり40%となった
 
②生産高ベース
 (食料の国内生産高)÷(国内で消費される食料の生産高)
  平成21年度は約10兆円    14兆1000億円
 となり前年比 5%上がって70%となっている
 
日本の食料自給率はカロリーベースでは40%だが生産高ベースだと70%
この2つの数字があるのに低い数字しか表示されていないのが日本の現状だ
なぜカロリーベースだと低くなるのか?
それは野菜、果物などカロリーの低いものはほとんどカロリーベースだと
数字に反映されないためだ
 
さて国内を見てみよう
都道府県別の数字が農林水産省から発表されている
 
最低はもちろん東京で
カロリーベースで 1%
生産高ベースで 5%
宮崎県は
カロリーベースで 65%
生産高ベースは日本一で なんと 242% となる
 
この数字を見ると2つの自給率の疑問点がますます大きくなっていく
野菜、果物などの生産がカロリーベースだとほとんどカウントされないため
数字にマジックがかけられている
そんなイメージさえ持つ
宮崎で食料自給率が65%という数字のほうが不可解に思えてくるのだが・・・・
 
さて世界は食料自給率をどのような形で見ているのだろう

世界の先進国では調べて驚いたが、ほとんど無関心の数字なのである

自給率の数字を問題視しているのは日本と韓国のみ
あたかも先進国では自給率最低という農林水産省のキャッチフレーズは
米100%の自給率を意識した、危機感をあおる言い回しに思えてくる・・・・
 
もう一度確認してみよう
日本は40%と70% 宮崎県は65%と242%
 
2つの食料自給率
さてあなたはどちらの食料自給率が自然でかつ妥当だと思われますか?
 

ソーシャル・ネットワーク

チュニジアの政権が崩壊した
その大きな起因は Facebook や twitter などのネット世論だという
ソーシャルネットワークが国をも動かす時代になった
これは各国関係者の間でも衝撃の出来事として受け止められた
 
さてその前日、ソーシャル・ネットワークの映画が
ハリウッド記者クラブが主催する第68回ゴールデングローブ賞
映画部門の作品賞、監督賞、脚本賞、作曲賞の4冠を受賞した
 
Facebook の創業者 マーク・ザッカーバーグの半生を
デビッド・フィンチャーが映画化、脚本はアーロン・ソーキンだ
話題の映画であり様々な賞を総なめ状態なのだが
個人的には映画作品としてみればあまり良い作品とは思わない
ただアメリカの旬のIT業界の内幕が見える現実のドキュメント
であることを考えると,そんな意味では大変興味深く面白い
 
さて映画のあらすじだが
2003年ハーバード大学の19歳の学生
マークは人付き合いが苦手

そのためグループを作って楽しく大学生活を送れない
しかもガールフレンドから振られる

そのストレスが友人エドアルドと女子学生の写真を並べてランク付けする
サイト作りに没頭し、立ち上げたサイトは2時間で22000アクセスを達し
大学内の回線がパンク
ハーバード大学の大問題に発展するが
マークの名は一挙に大学中に知れ渡ることになる
 
ボート部の双子のウィンクルボス兄弟は自分たちが企画した
男女交流のサイト、ハーバードコネクション立ち上げのためにマークに協力を要請したが
マークが勝手にFacebookを立ち上げてしまったので激怒する
マークとエドアルドはニューヨークで広告スポンサーとの会合に出かけ
19歳でナップスターを立ち上げたショーン・パーカーに出会う
彼のアドバイスで会社の設備やスタッフを増強するが
この頃から人間の欲望が交錯していく
友情、裏切り、嫉妬、愛情、権力が一挙に噴出する
一人一人の個性が対立軸となって渦巻いてくる
ウィンクルボス兄弟はアイデアを盗用されたと
そしてエドアルドは共同創業者との権利を主張して
両者ともマークを告訴する
各人に正当な論理があり主張はそれぞれに正しいという
映画の作り方が淡々として気持ちが良い
そんな中でマークの論理は飛び跳ねたところもあるが
プログラムに対する信念とスピードでぐいぐい引っ張っていく
告訴の悩みを潜り抜けながら前進する突進力と意志の強さ
成功ドキュメントという現実がそれをより強烈にしている
 
今や世界の顧客は4億人、5億人とも言われるFacebook
ネットのつながりはより影響力を増し大きな力となっている
ただつながればつながるほど孤独感が増していくのはなぜなんだろう
ソーシャルネットワークという新時代のツールは
国を破壊させる威力を持ちながらも
新しい孤独を生んでいるのかもしれない
しかも見終わった後味が良くないのもデビッド・フィッンチャー監督らしい

今のアメリカのITビジネスの内情を知るにはもってこいの映画だ

 
 

うめ田(宮崎市)

ご主人 少し老けたかなあ?
宮崎市の駅の近く、少し隠れたところにある和食のお店だが
板前もご主人の一人だけになり
大人数だと無理が出来ないようだ
もう借金もすべて返したので、好きなように料理を出して行きたい
と言われていた
 
さて広島出身で高校の頃はピッチャーで
プロ野球を目指したぐらい体が大きい
ここでは色んな食材やいい素材を食べさせてもらい
料理の味や深さを勉強させていただいた
 
宮崎牛とマグロのトロの生と焼の食べ比べなどあきれるようなことも
体験させていただいた
色んな無理も聞いてもらい
いろんな意味で本当に感謝している
勉強したお陰で私の味に対する評価は厳しくなったとも言える
 
さて久しぶりにお邪魔する
先付けは黒豆も入り1月らしく縁起が良い
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刺身はマグロ、アラ、イカ
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アラといえば冬の高級魚
今日の日本酒は越の寒梅の無垢(純米酒)
冷でも良いがぬる燗だと料理との調和が良く、すいすい入る
私の好きな酒の一つでもある
 
アラ炊きはもちろんアラの魚
アラといえば冬の魚の王様とも言われ刺身、煮付け、鍋と何でもござれの魚だ
このアラ料理を食べると神亀のお燗が飲みたくなる
神亀2合注文
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タラの白子のスープ仕立て
出汁が程よく美味だ
これだとまた日本酒は無垢にかえりたくなる
出汁のじんわり感がと無垢の調和がベストマッチ
 
そのあと宮崎牛の鉄板焼
お寿司となめこの味噌汁
 
あまりに料理の量が多すぎ、おなかが一杯
残念ながら料理の最初の感動が薄れてしまった
私はタラの白子までで十分であった
ただこうしたサービスもご主人ならではの気使いだ
 
ご家族4人の温かいホスピタリティも魅力だ
ご主人も一人になってさらに頑張って欲しいと思う
まだまだ老ける年ではない!!
 
 
いぶし銀度  ★★★★
 
うめ田
宮崎市下原町250−1
電話 0985−24−0768 (火曜休)
 
 

Eテレの快走!

車のハンドルには遊びが必要ということは誰でも知っている
遊び感覚はテレビメディアの常識でもあった
遊びの感覚が視聴者にゆとりと余裕というシズル感をあたえ
それがいつの間にか感動とか面白いとかのムーブメントになっていく
遊びは民放のかっての共通の言語だった
 
広告収入の減少、制作費の削減の影響の中
民放は制作費がかからない似通ったバラエティ番組を放送せざるを得ない状況だ
そのため視聴率も下降気味だ

それを横目に
『学び』をテーマに独自の路線を快走しているのがEテレ(NHK教育テレビ)だ
 
最近特に新しいアイデア精神とチャレンジ精神がうまくかみ合ってきて
見ているほうも勢いと活気をとても感じる
 
一番のインパクトはなんといっても 『0655』 『2355』
の5分間のミニ音楽番組だろう
 
一日のは始まりと終わりを
ユニークなユーモアとウィットで考えた歌詞と音楽
センスの良さだけではなく映像スタッフの100%本気モードが
視聴者に癒しのシズル感を与えている
しかも制作者は楽しく遊んでいてそれにうまく視聴者が乗っている感じが快感でもある
 
0655のオープニングアニメーションはニワトリ(0655)の泣き声と
ニワトリが産んだ卵の発する一言
真心ブラザースがボブマーリーのテーマソングに乗って歌う
忘れ物撲滅委員会
2度寝注意報発令中
頑張れウィークデイ
などハートを突くコピーとメロディが癒しを深めてくれる
 
2355の夜のオープニングアニメーションは
2355氏帰る
細野晴臣氏が歌うテーマソングが流れる
のりこえる、
三日月ストレッチ(お休み前に出来るストレッチ)
夢を見る工場など
 
ほっと一息 どちらも気持ちよくリラックスできるミニ音楽番組である
 
全世代に受け入れられているが
クリエイター、アーティストなどアンテナ感度良好人間からの問い合わせも多いという
 
そして昨年話題になったのがマイケル・サンデル教授の 『ハーバード白熱教室』
圧倒的な支持を集め、本の出版もベストセラーだ
そのあとには 『坂本教授のスコラ』 も放送され予想通りの反応である
 
個人的には『仕事学のすすめ』、『極める』、『和の極意』などが落ち着いてゆったり見ることが出来る
 
キッズ向けには『シャキーン』
体の目覚めと心の目覚めがコンセプトだ
 
4〜6歳には 『ピタゴラスイッチ』
 
福祉では 『ハートをつなごう』
働くことの意味を考え
 
小学校低学年の番組では 『時々迷迷』 でキモキャラを活用している
 
そして高校生には話題になった 『テストの花道』
番組制作の会議で今の高校生の話題はテスト、恋愛、お金
この3つがポイントではないかというところからの発想だったという
BENBUという携帯とのクロスメディアも好調のようだ
 
Eテレの快走は民放にとっての問題定義でもある!
まだEテレの視聴率は低い
だがテレビ業界では脅威の的なのである
 
それはテレビは視聴率が一番大事ということはもちろんなのだが
それだけではテレビの価値が判断しづらくなってきている
テレビのセッツインユースの時間はネットに押されどんどん減少傾向にある
しかもニュースはネットのほうが早くなった
そのため広告収入は減少してるのが現状だ
 
今の時代に大事なのは
視聴質の豊かさをどのように判断するかという
問いかけから始まるのかもしれないと私は思う
 
マイケル・サンデル教授のハーバード白熱教室など
視聴質の豊かさが、劇的ともいえる大きな世論を生み
新たなムーブメントになっていることは間違いがない
そしてそれがテレビメディアの未来を切り拓く鍵にもなると確信している

宮崎アースライド2011

宮崎は自然と対峙するスポーツが良く似合う
サーフィン、マラソン、そしてゴルフ、自転車などだ
今まで様々のサーフィンなどをはじめとしてスポーツイベントの運営などを経験したが
自転車のスポーツイベントだけは宮崎で開催されたこともなかった
 
さて世はまさに自転車ブームである
それは地球温暖化対策としてエコ・環境の視点からみても大きなポイントであるが
さらに3つのポイントがあるように思う
① エネルギーの自産自消
② 健康の増進
③ ファッション性がありおしゃれでスマート
 
そんな中で注目を浴びている自転車のイベントがアースライドだ
自転車に乗って地球を楽しもうをテーマに
3年前から東京、京都、北海道、石垣島、ニュージーランドと開催している
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今回口蹄疫からの復興を願って宮崎観光活性化基金の援助を受け
宮崎でアースライドをやることが決定した
2011年のアースライドのスタートは宮崎から発進する
私も実行委員会のメンバーとしてしっかり事務局と運営をサポートする
 
日程は宮崎フラワーフェスタのオープニングと合わせた
3月19日20日だ
決められたコースはなく参加者自身で希望のチェックポイントを回り
ゴールするというスタイルだ
チェックポイントは関係市町村観光協会のご協力をいただき
宮崎市、日南市、西都市、綾町の12箇所
ゴールは両日とも宮崎中央公園(科学技術館横)
19日はゴール後宮崎牛と焼酎のパーティも開催される
宮崎らしい太鼓やフラダンスのアトラクションも花を添える
 
今回の宮崎アースライドの面白いところは
参加者が走った距離に応じた金額が
宮崎の口蹄疫義援金に寄付されるチャリティイベントであること
全国からこの機会に宮崎に集まり
自然、文化、人とのふれあいを楽しみ
南国の風と花を一杯に感じて宮崎を応援してもらいたい
 
そして県内の人達も参加していただき全国から集まるバイカーの人達と交流していただきたい
来年からは環境とエコを考えた宮崎のレギュラーイベントとして目指して行きたい
 
 
 

溝畑観光庁長官

溝畑 宏 (観光庁長官) 50歳
1月9日シーガイアで観光講演会が行なわれた
 
様々なメディアの露出の感じでは
ひょうきんで目立ちたがりの人のイメージだったが
彼の情熱と想いと実践の苦労話を聞いていると
ユーモラスな表現に笑いながらも思わずじわっと涙が出てきた
熱い共感を感じた講演会だった
前段の話のほうが面白かったのでそれをご紹介したい・・・
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『革命は一人で始まる』という言葉が好きだという
数学者の父親から厳しい教育を受け
食卓の上にはいつも大きな地球儀があり
世界を目指せと教えられたという
勝負には勝て!
失敗したら何回も戦え
常に目線を上げろ! 攻めろ!
人間は能力の前には頭は下げないけれど、努力の前には頭を下げる
など厳しい父親の教えは私ののなかのDNAとして浸透して行ったと言う
 
母親はKBCのアナウンサー
目立つ存在でなければならないと言われ続けたと言う
そんな影響もあってか
大学時代はマスコミの番組にも色んなところに出現した
 
育ったところは京都
日本で一番誇りを持っている街
そんな京都で住んでいる地域への自信と元気と誇りが身に付いていったと言う
ヨーロッパの3年間の生活では人生の楽しみ方を学んだという
 
そんな溝畑が就職で目指したのがマスコミと商社
たまたまそのときに訪問したのが間違って自治省の所へ・・・
採用担当だたのが今の佐賀県知事の古川さんだった
古川さんが言う
溝畑君 『地方を元気にするために人生をかけてみないか』
この言葉に惚れて自治省を受けた
内定が決まったときに古川さんが一緒に皇居のお堀に飛び込もうといわれ
飛び込んだら警察に呼ばれて
古川さん一言 『歓喜の舞をしました』
豪放磊落な先輩に惚れての入省だった様だ
 
彼は平松知事が全盛期のときに大分県に出向する
大分県では今まで無かった発想の地域活性化を次々と取り組む
ワールドカップなど様々なトライをやったが個人的には大学誘致の話が胸を打った
大分県から世界へ輝く・・・・

そのためには大学誘致で世界の留学生が大分で勉強できる大学を作る
3年間で関東の大学60校すべてを回った
すべてがだめだったとき、知事がもういいだろう
自治省も早く帰ってこいと言ってきた
私は関東がだめなら関西があると粘りまわり続けた
可能性のある大学が見つかった
息子はいい仕事をしている・・・・
そのためには父親として後を押してあげたい
2人で始めて大学との交渉に行った
ようやく決まった 立命館アジア大学
立命館の大学担当の人とは革命をしよう、道はイバラの道かもしれないけれど・・・
大切なのは最後は人と人だ
 
立命館アジア大学は今100カ国以上の地域から2500人の留学生が大分に来て
大いなる大分の人材育成と世界発信の一躍を担っている
 
地域でも頑張れば世界で輝くことができるのだ
そのためにはリーダーがぶれずに勝負をしているのか
情熱、ビジョン、そして住んでいる地域に対しての自身と元気と誇り
 
溝畑氏も地獄の時があった
2009年11月
自治省もやめ大分フットボール設立のため退職金も全部つぎ込み
退路を断ち全精力で命を懸けた
トリニータはナビスコカップで日本一に輝くけれど降格になり
全責任を取る形で社長を辞任する
奥さんもいなくなった
 
しかしどん底から2ヶ月
努力した人を天は見捨てない
2010年1月4日前原大臣の推薦で観光庁長官に抜擢されたのである
 
新知事になる河野さんも後輩だという
宮崎には大変お世話になり想いもあるという溝畑氏
様々な観光政策でのコレボレーションで宮崎を浮上させたいものである
日本もこんな熱い人が増えれば未来は明るい

肥料原料争奪戦

宮崎牛を1キログラム太らせるのに
20600リットルの水が要り、そのほかに7〜8キログラムのとうもろこしが
必要であることはご存知だろうか?
 
それほど食料としての牛肉は水と穀物の莫大な量が必要になるのだ
 
さてここ2〜3年は異常気象と新興国の食の消費拡大を受け
穀物市場も大きく値上がりした
そして肥料の価格の上昇が輪をかける
宮崎の農家はこれではやっていけないとため息をつくのを
何回見たことだろう・・・・
 
穀物の成長を助ける化学肥料は
窒素(葉肥)、根を強くするカリウム、花や実を付き易くするリンの3つの要素で構成される
窒素は工業生産が可能であるがカリウムとリンは地下資源に頼るのみ
しかもカリウムは中国、ロシア、ベラルーシ、ドイツで75%
リンは中国やモロッコ、アメリカなどで66%のシェアだ
 
昨年あたりから肥料原料の価格が暴騰し
世界各地で争奪戦が激しくなってきている
 
世界の最大の穀物メジャーとして君臨しているのが
アメリカのカーギル
世界の穀物シェアの4割を握り
66カ国に15万人以上の従業員、年間売上高は9兆円に上る
すべてはカーギル社等の4大穀物メジャーという形で市場が動いていたのだ
 
その流れに微妙に変化が起こった
豪英資本のBHPビリトンは昨年8月カナダの肥料会社ボタシュにTOBを仕掛けた
結果的に失敗に終わったが次の戦略も出てくるだろう
そして同月、ブラジルの資源大手ヴァーレはカーギル傘下のモザイクや三井物産と組んで
ペルーのリン鉱山の開発に乗り出した

日本の商社、三井物産の攻勢はさらに続く
10月大豆の安定供給を目指してブラジルのマルチグレインに130億円追加出資した
 
穀物メジャーの市場に資源会社、商社が参入しつつあるのだ
資源大手の穀物会社の買収や商社の参入は

世界経済の新たな食料資源の潮流を見ることができる
 
新興国の消費拡大と成長で
まだまだこのトレンドは加速していく
 
そんな中で日本の肥料需要は世界の1%にも満たない
食料自給率で40%を割った現在
老齢化と人口減少の中で肥料の世界でも日本の存在感は薄れていっている
 
ただカリウム、リンをすべて海外からの輸入に頼る肥料供給の怖さを
どれぐらいの国民が感じているのだろうか
もしこれらの輸入が止まったら日本の食料も危ないのだ
 
未来に向けた国の食料のあり方を真剣に論議しないと
肥料の点からだけ見ても地域の農業の活性化をやる前に
世界に振舞わされるばかりの日本の農業になってしまう不安を強く感じる