満月(山形・酒田)

日本のラーメンの中でも酒田ラーメンは特徴的だ
何と自家製麺が8割
と言う日本一の自家製麺率だそう
酒田ラーメンのルーツは
大陸から渡ってきた中国人が
大正初期から屋台で売り始めたのが最初だと言う
 
スープもすっきり味わい深い醤油ベースだ
あごや煮干し、サバ、昆布など10種類ぐらいの材料と
鳥と豚を煮込んで
醤油出汁のあっさりとした澄んだスープが生まれる
 
現在、酒田ラーメンのルーツを受け継ぐ2つの大きな系譜がある
一つは三日月軒と二つ目は満月の系譜である
今日はその一つの満月にお邪魔してみた
お店は1Fだけでそんなに広くはないのだが
お客さんが次々に入ってくる
お店の周りの駐車場が6か所もあるのだがどこも満杯!
この事だけでも人気のほどがわかると言うもの
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ここの麺は昨年からシルク麺を使用している
元来ラーメンのつなぎに使ってきたのはカンスイか卵白粉
この事でアレルギー症状や独特のにおいがあった
そのつなぎを代わりにシルクを使ったのだ
シルクはタンパク質でできており
食べてもアミノ酸が豊富なのだそう
麺を変えたことでアレルギーも出ることが無くなったという
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註文したのは一番人気のワンタン麺(730円)
ドンブリいっぱいのスープに
メンマとチャーシュー、それにワンタンが浮いている
スープを飲むと滋味深いスッキリとした味わい
麺はしこしこ感もあり喉ごしも良くさらっとしている
ワンタンは雲を飲んでいるようなつるっとした食感
スープはおいしいけどあまりにも量が多いのがたまにきずだが
この味だと毎日でも食べられる!!
 
酒田ラーメンの真髄を味わいにはとっておきのお店だろう
 
 
ルーツ度 ★★★☆
 
満月
酒田市東中の国町2-1
0234-22-0166
11:00~20:00
不定休

くらげの水族館(山形県・鶴岡)

2年前に山形の鶴岡に行ったときは、その存在さえ知らなかったのが
鶴岡市立 加茂水族館だ
入場者数の激減に加え、施設の老朽化の
どん底の日々の中でくらげに活路を見出したのが
村上龍男館長
ギネスでもクラゲの種類世界一の認定を受けた
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新しい水族館建設にあたり、くらげドリーム債を発行
テレビのキー局に取り上げられ
くらげドリーム債はわずか20分で売り切れとなった
その資金で建設されたのが新しい水族館だ
今年の6月にオープンした
 
後の白い建物が新しい加茂水族館
後の白い建物が新しい加茂水族館
気になっていた水族館へ行ってみた
庄内空港から車で15分ほどの距離でアクセスも良い
駐車場は満杯で第3駐車場の海辺の横の駐車場にやっと止めることができた
駐車場のおじさんに聞くと一番入ったのは16000人
2時間の入場待ちだったと言う
今日は6000人ぐらいかなと驚きの数字だ
駐車している車のナンバーも庄内、山形、秋田、新潟と
東北のほぼ全部の県から集まってきている
 
昔の水族館を横目に見ながら
新しい水族館へ
入場料1000円を払い中へ
まずは庄内浜のお魚のコーナー
ここを抜けるとお待ちかねのくらげのコーナーだ
みずくらげ、タコくらげ、ブルージュエリー、あかくらげなど
様々な種類のくらげを見ることができる
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目玉のくらげドリームシアターは5mの巨大くらげ水槽
たくさんのくらげの姿と一緒に記念写真に撮っている人も数多い
 
村上館長はパンフレットの中でこう書いている
世界で唯一のクラゲの水族館を造ることはとても難しいが
その分やりがいがある
小さいながらもキラリと光る、みんなに感動を与えられる水族館にしていきたい
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クラゲと言う発想で水族館を再生させ
鶴岡の地域活性化を果たした好例である
今や鶴岡の一番の観光名所となっている
ぜひ機会があれば行っていただきたい水族館だ

ムーンライトSAKEパーティ

ユネスコパークに認定された綾町の
綾わくわくファームで9月20日
ムーンライトSAKEパーティが開催された
 
心配された天気もなんとか持ちこたえ
参加者は綾のスローフードと全国から取り寄せた自慢の
銘酒に酔いしれた
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日本酒リストは
 

◆国稀 北海鬼ころし(北海道)  日本酒度+10 山形県ササニシキ

 ◆天の戸 醇辛 (秋田)    日本酒度+9 美山錦60%

 ◆新政 NO6 (秋田)    美郷錦   6号酵母発祥の蔵

 ◆浦霞 (純米) (宮城)   日本酒度+2 まなむすめ65%

 ◆北雪 (大吟醸)(新潟)   日本酒度+5 五百万石45%

 ◆神亀 (大吟醸) (埼玉)     日本酒度+6  山田錦40% お燗で!

 ◆満寿泉(純米)(大吟醸)(富山)   さらっとしながら深い味わい

 ◆勝駒 (純米) (富山)     日本酒度+3 五百万石50%  

 ◆黒龍 (純米吟醸)(福井)  日本酒度+3 五百万石55%

 ◆小左衛門(純米)(岐阜)   日本酒度+5  美山錦55%

 ◆李白 月下独酌(大吟醸)(島根)  日本酒度+4 山田錦38%

 ◆獺祭(大吟醸) (山口)     日本酒人気度トップグループの蔵

 ◆貴(純米)(山口)       日本酒度+6 山田錦、八反錦60%  

 料理は切干大根を入れただし巻、たたきごぼう、まだか漬の前菜

牛すじ肉の煮込み、鮎塩焼き、ローストポーク、手打ちそば等など

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お酒は料理に合わせ自分の好きなものを飲んでいただく形式

お客さんもこれだけの種類を飲むことはめったにないと楽しそう!

篝火が焚かれ外のテラスもとても良い雰囲気

お客さんも楽しそうだ

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それぞれのお酒はすべて好評だったが

その中でも人気だったのが新政NO6と貴だった

新しい日本酒時代の到来を思わせるような一時だった

 参加していただいたお客さんをはじめ

準備から料理までご協力していただいた綾わくわくファームの濵田さんはじめ

スタッフの方々に心から感謝申し上げたい

 

 

TSUKEMEN宮崎公演2014終了

TSUKEMEN宮崎コンサートが9月19日
メディキット県民文化センター演劇ホールで開催された
 
当日は朝から雨
コンサート直前にも雨が止まず
客足も心配されたが会場は熱い熱気でいっぱいとなった!
オープニングは3曲連続演奏
3曲目のシンドラーのリストは
哀愁を帯びた悲しい旋律が素晴らしかった
 
バイオリン2本とピアノの生音で
クラシック、映画、そしてゲーム音楽を
自分たちの中で昇華し新しい音楽の息吹を与えていく
TSUKEMENスタイルは
まさに大きな可能性に満ち溢れているように思う
 
そしてメンバーは年々進化している
しゃべりも落ち着いてきて安心して聞ける
各人の特色を生かしたオリジナル曲も個性の多様化が生かされている
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スペインでの盛り上がりでは各人のソロシーンが見せ場となった
最後のアンコールでのAKATSUKIは
TSUKEMENならではのオリジナルだ
 
終演後はCD売り場は大混雑
その後の握手会でも大変な盛り上がりを見せた
 
打ち上げで出た綾の黄金鮎の塩焼きに
メンバー一同絶賛!
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コンサートは3回目となったが
チケットを買っていただいたお客様をはじめ
さだまさしの曲や本になった風に立つライオンのモデルとなった柴田紘一郎先生、
自称さだまさし宮崎後援会長のかすみさん、
そしてメンバーのKENTA君のおばあちゃんの宮崎の実家の甲斐さん
はじめ数々の方々の協力で
このコンサートが成り立っていることに深く感謝の意を表したい
 
TSUKEMENは10月ロスアンジェルス公演
そして再びドイツでの公演も予定するなど海外での活動も精力的に展開していく
来年また進化したTSUKEMENに会えることを期待したい

山奥の小さな酒蔵・獺祭

新幹線で博多から50分
徳山駅で降り車で岩国方面に獺祭の蔵へ向かう
30分ほどドライブするとそこから山の方へ曲がる
何回かカーブを曲がり、山の中に進んでいくと
トータル40分ほどで突然獺祭の蔵が見えてくる
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桜井博志社長がにこやかな笑顔で迎えてくれた
人口は300人ほどの小さな町だが
獺祭に勤める人だけでも100人以上と言うから獺祭町と言っても良いぐらい
山奥だから一番困るのは駐車場だと社長は嘆く
さて工場見学へ
 
第2蔵の4階に案内される
ここは少量ずつの米の洗いと水に浸す作業を
手際よく手作業で3~4人で行っている
水温や米糠の具合や水に浸す秒単位の時間までを
細かい作業を徹底している
 
3階に降りるとタンクがびっしり
すべてが大変綺麗でタンクの中の温度も一目瞭然でわかる
一番高いのは2週間程度の発行を行ったタンクで12度ぐらい
そのほかはほぼ4度ぐらいだった
出来てから2日目、10日目、20日目、28日目などを見せてもらい
発酵の移り変わりを見ることができた
タンクを見つめる真剣なまなざしの桜井社長
タンクを見つめる真剣なまなざしの桜井社長

 
この蔵で一番驚くのが第一蔵にある麹室だろう
麹室はほぼすべてが杉だが
天井も壁もステンレス張りと言う今までに見たこともない型破りの室だ
なぜこのシステムにしたのか?
桜井社長は杉板は勝手に湿度を調整してくれるが
天井からダクトを通し手管理した方が制御できると考えた
またステンレスだと細菌汚染などの心配も抑えられると!
酒がどれだけ造れるかは麹室で決まるともおっしゃっていた
誰も作ったことがない麹室の工事は引き受け手がいなく
地元の空調業者にお願いした
これが遠心分離器一号機
これが遠心分離器一号機

 
話題の遠心分離器も見せていただいた
通常の絞りで作るよりもできる量は12分の一の少なさ
しかし品質の良い酒ができるために
この遠心分離機を使っている
2号機はこれより小型になったと・・・・
 
今日本で一番忙しい蔵元のおひとりだと言っても良いだろう
桜井社長に建築中の蔵についてお聞きする
今建築中なのは第3蔵
12階までの高さになると言う
事務所も販売所もこの中に入りきれると思ったが・・・
酒造りのことを一番に考えると
無理になったと笑顔で答えてくれた
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試飲と販売の場所では一人1本までお酒を売っている
ここでしかかえない試と言うお酒を買ってみる
磨き2割3分で使えなかったお米で醸されているらしい
味が楽しみである
またお酒の本がたくさん置いてあるのも嬉しい
時間があればゆっくり読書の時間も楽しいだろう
 
先代の父親と意見が合わず飛び出して石材業を興した桜井社長
その先代の急死で後を継ぎ
苦境にあえぐ蔵を建て直し
大吟醸の獺祭ブランドを全国をはじめ世界に広げつつある
 
山奥の町の故郷をいつまでも大切にして
本拠地を山奥から移さない獺祭の心意気
地方から生まれた資源の活性化
そのお手本と言うべきブランドの酒だ
私もその心を少し習いたいと思ってしまった!
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ごきげんようという魔法

少し寂しい
それと言うのも花子とアンの朝ドラが
9月で終了するからだ
視聴率も絶好調を維持
平均22%以上の数字をキープしている
 
花子と白蓮の女性の友情をテーマに
赤毛のアンの日本語版誕生までを描いている
吉高由里子の花子も着物姿がとてもなじんでいたし
仲間由紀江の役者としての存在感も大きかった
 
それでけではなく
戦前の日本の礼儀正しさや言葉使いなど所作の一つ一つに
改めて今の日本には薄れてしまった良さもしっかり感じることができた
それ以上に
様々な魅力的な男たちの脇役ぶりも良かった
 
架空の人物だったが
幼馴染の朝市の一途に花子を想う心が印象的だった窪田正孝
花子を愛する爽やかな夫、村岡英治を演じた鈴木良平
そして白蓮との結婚から離婚と波乱万丈の石炭王の加納伝介
を演じ一躍人気者となった吉田鋼太郎
 
朝市が英治を花子はあんたじゃないと駄目じゃ!
と説得するシーンには感動した方も多かったはず
加納伝介が白蓮に対して
お前のために払うお金と思うたら
惜しうことはない  
と決めたセリフはかっこよかった
など様々な名場面が蘇ってくる
 
しかしこの連ドラは最後の美輪明弘の言う
ごきげんよう、さようならの言葉に尽きるだろう
個人的には最初は少し美輪さんの声は
聞き取りにくく感じていたが徐々に慣れてきた
美和さんのごきげんようは日々の物語のTPOに合わせ
ごきげんようのトーンが微妙に違う
そのトーンの違いが感じられとても良かった
 
ごきげんようは響きが優しく
人に会った時、別れた時に両方使える言葉
良いことがありますように、幸せでありますように
と相手をふんわりと気遣うオールマイティの言葉だと美輪さんは言っている
ごきげんようと言う言葉の魔法で
毎日を元気に過ごせた人たちも多かったはず!
 
美輪さんの代表的な歌といって良い
愛の賛歌が使われたシーンも印象的だった
この場面でこの歌を使う
最初から脚本家の中園ミホさんは決めていたのだと言う
白蓮が駆け落ちをして宮本龍一と抱き合うシーンには
まさしくピッタリの歌だった
 
さてドラマは終盤
赤毛のアン出版の印刷会社の社長は茂木健一郎
これも想像するだけで面白そうだ
最後にどのような形でタイトルがどんでん返しで決定され
出版されていくのか
興味は尽きないが、数々の思い出と共に
花子とアンもいよいよクライマックスだ
 
最後にNHK  SWITCH の番組の中で脚本家の中島ミホさんが
言っていた言葉が気にかかっている
戦争に突入していった日本から敗戦を9月の連ドラは描いていますが
なんだか今の日本に似ているような気がする
 
 

ダンス・ダンス・ダンスのピナ・コラーダ

すがすがしい季節になった
残暑が日中には感じられるが朝夕の涼しさは
宮崎でも秋の訪れをまじかに感じる
 
夕暮れに少し早い月の出をぼんやり見ていたら
なぜか村上春樹のダンスダンスダンスに登場するピナ・コラーダを
飲みたくなった
去りゆく夏への感傷だろうか?
村上春樹の小説には音楽やお酒が良く登場する
音楽やお酒はその小説のストーリーをとても印象的にしてくれる
 
ダンス・ダンス・ダンスは
32歳と2か月の主人公がユキと言う感受性の鋭い13歳の美少女のおもりを
する羽目に陥り、ユキの母親が住んでいるハワイに行くことになる物語
印象的なお酒は何といってもピナ・コラーダ
ラムをベースにパイナップルジュースとココナッツミルクを加えたロングカクテル
 
ハワイ ハレクラニのビーチバーで
 

「ねえ、それまた少し飲んでもいいかしら?」

とユキは僕のピナ・コラーダを指さして言った。
「いいよ」と僕は言って、グラスを取り替えた。
ユキはそのストローでニセンチほどピナ・コラーダを飲んだ。
「美味しい」と彼女は言った。
「昨日のバーとは少し味が違うような気がする」
僕はウェイターを呼んでもう一杯ピナ・コラーダを頼んだ。
そしてそれをまるごとユキに与えた。
「全部飲んでいい」と僕は言った。
「毎晩僕につきあっていたら、一週間で君は日本でいちばんピナ・コラーダに詳しい中学生になれるよ  
 
ユキの父親からのプレゼントだと言うコールガールとはジントニック  

プレゼントの印は手首にリボンを巻いている

 部屋でコールガールのジェーンと

 僕は溜め息をついた。そしてジン・トニックを飲んだ
「やろうよ」とジューンは単純に言った。
「気持ちいいわよ、あれ」
「ねえ、もう一杯ずつジン・トニック飲まない?」と彼女が僕に訊いた。
僕が肯くと、台所に行ってふたり分のジン・トニックを作ってくれた。
そしてラジオをつけた。
彼女は自分の部屋にいるみたいにくつろいでいた。
ハードロックがかかっていた
「サイコー」とジューンは日本語で言った
そして僕の隣に座り、僕にもたれかかって、ジン・トニックをすすった。
「むずかしく考えちゃ駄目よ」と彼女は言った
「私はプロなのよ。このことに関しては、あなたよりは私の方が詳しいの。
そこには筋もなにもないの。
だから私に全部まかせなさい」。
・・・・・・・・・
「オーケー、やろう」と僕は言った。
「そうこなくちゃ」とジューンは言った。
「まかせなさいって。始めから終わりまで私がやってあげるから。
あなたはじっとしてればいいのよ。
ただし最初に二つだけやってほしいことがあるの」
「何だろう?」
「部屋の電気を消すことと、リボンを取ってくれること」
僕は電気を消し、手首のリボンを取った。
そしてベッドルームに行った。
彼女もやはり技巧的な娼婦であり、その技巧にプライドを持っているようだった。・・・・・・
夜は始まったばかりで、月は海の上に浮かんでいた。
「どう?良かったでしょう?」
「良かった」と僕は言った。本当に良かったのだ。
それから僕らはまたジン・トニソクを一杯ずつ飲んだ
「ジューン」と僕はふと思いついて言った。
「ねえ君、ひょっとして先月はメイって言わなかった?」
ジューンは楽しそうにはははと笑った。
「面白いわねえ。私ジョークって好きよ。来月はジュリーっていうのかしら。八月はオージー」 

 
ハレクラニの室内バーでユキとマティニー
 
僕らはハレクラニのバーに行った。
プールサイド・バーじゃない方の室内バーだった。
僕はマティーニを飲み、ユキはレモン・ソーダを飲んだ。
セルゲイ・ラフマニノフみたいな深刻な顔をした髪の薄い中年のピアニストが、
グランド・ピアノに向かって黙々とスタンダード・ナンバーを弾いていた。
客はまだ僕ら二人だけだった。
彼は『スターダスト』を弾き、『バット・ノット・フォーミー』を弾き、
『ヴァーモントの月』を弾いた。
技術的にはもうしぶんなかったが、あまり面白い演奏ではなかった。
彼はそのステージの最後にショパンのブレリュードをきちんと弾いた。
これはなかなか素晴らしい演奏だった。
ユキが拍手をすると、彼は二ミリくらい微笑み、それからどこかに消えた。
僕はそこのバーでマティーニを三杯飲んだ。
 
奇妙で複雑なダンススッテプを踏みながら
暗く危険な運命の迷路をすり抜けていくダンス・ダンス・ダンス
音楽とお酒の移り変わりで感情の変化が読み取れて、
小説に深みを与えています
 

ときわ食堂(東京・巣鴨)

私は食堂が好きだ
地方での駅前や市場の食堂に行き
その地域ならではの味や意外な美味しさ
そして人とのふれあいにとても日本を感じることがある
 
たぶんそれが私にとっての旅の原点なのかもしれない
しかし東京でまだ美味しいと感じる食堂に出会ったことがない
下町には私の思うような食堂があるはずだが・・・・
 
そんなことを考えながら
今日は下町の巣鴨へ
駅の近くには今人気の ソバ&ヌードル 蔦 があるのだが
そこはパスして反対側の巣鴨商店街の方へと歩く
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巣鴨商店街は
昔懐かしい商店街だ
とげぬき地蔵にもお参りして・・・・・・
もう少し先へ進む
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ときわ食堂が見えてきた
カウンターに案内され注文はアジフライ定食に手ずくりタルタルソースも頼む
面白いのはアジフライは1匹160円
串カツも1本から頼めるようだ
今日はアジフライ2匹でお願いする
アジフライ320円+定食270円+タルタルソース70円
しめて 660円の驚きの安さ
 
出てきました
早速アジフライをほおばる
揚げたてならではのサクサク感がたまらない!
味噌汁もうまさが違う
ぬか漬けも言うことなし
予想以上のレベルに驚く
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ここの食堂の素晴らしいところは
ぬか床を毎日300回かき混ぜて漬けている
肉と米は生産者から直接買い取り
毎日市場で魚の目利き
お味噌汁は注文が入ってからの作りたて
ポン酢、タルタル、フライ、煮つけなど全て自家製にこだわる
 
目からうろこの東京下町が誇る、太鼓判の食堂である
こんな場所で食堂飲みができれば最高だ
朝9時からやっているのも嬉しい
是非だまされたと思って行ってほしい東京の食堂の一つでもある
こんな食堂が宮崎にも欲しい!
 
 
太鼓判度  ★★★☆
 
ときわ食堂
東京都豊島区巣鴨3-14-20
03-3917-7617
9:00~23:00  無休

ユニクロのスポーツ戦略

錦織圭の快進撃が止まらない
全米オープン
ミシュロ・ラオリッチ(カナダ)世界第6位を深夜の4時間19分で破り
準々決勝
スタン・バブリンカ(スイス)を炎天下の4時間15分で勝ち取った
バブリンカは全豪オープン優勝をしており
現在世界4位と言う強敵だった
そして7日朝の準決勝
なんと世界NO1のノバク・ジュコビッチ(セルビア)を3-1
と堂々たる勝ちっぷりで退けた
タフネスと粘り!
素晴らしいチャレンジ精神だ
マイケルチャンがコーチになって精神力が一段と逞しくなった
 
錦織は
後半は気持ちを切り替え中に入って
振り切ることができた
最高のプレーだった
極めつきはリターンの凄さ!
何が起こっているかわからないと言うほどの興奮は
日本中に感動を巻き起こした
あと願わくば優勝だが・・・・・・
 
さてこの試合で非常に印象的だった出来事がある
それはどちらの選手の胸元にもユニクロのロゴがはいっていたからだ
ユニクロがスポーツ選手のスポンサードをスタートさせたのが3年前
錦織も3年前にユニクロとスポンサー契約を結び
世界NO1のジュコビッチにもアプローチを試み
ウェア契約を実現させた
その2人が準決勝で戦う
まさにユニクロにとって世紀の瞬間だったに違いない!
 
さてゴルフで2013年ユニクロと契約をしたのがオーストラリア出身のアダムスコット
第77回マスターズではユニクロのウェアを着て
初のメジャー初制覇
世界1位の座だったが
最近のマキロイの活躍で1位の座を明け渡したが
現在世界ランキング2位のトッププレイヤーだ
 
この3人のスポーツ選手の快進撃により
ユニクロはスポーツアパレルメーカーとしての地位をしっかりと
確立しつつあるように見える
 
それは世界最大手の広告会社WPP社が
ブランドトップ100社を毎年発表しているが
アパレル部門(スポーツアパレルを含む)で
1位ナイキ 2位ZARA 3位H&M 4位ユニクロ
と急上昇していることでもお分かりの通りだ
何と前年比60%近い上昇を見せている
 
私も思うことだが
ブランドがファッションとして有名か、スポーツとして有名か
その境界区分が無くなろうとしているのが今のアパレルの現状だと思う
ユニクロはまさしくその市場に切り込んだ
3人のスポーツ選手の活躍で
ユニクロのスポーツアパレルの認知度と人気度がますます高くなる
今後この市場でユニクロがどのような展開をしていくのか
大変興味深い!
 

ミドリマツベーカリー(宮崎市)

赤江のマリーナに行く細い路地の途中
ミドリマツベーカリーの看板を目印に右に曲がってすぐ
ここが宮崎で人気のパン屋さん
 
東京のパン屋で一緒に修業され
宮観のベーカリー部門で勤め
2年前の7月にオープンされた
場所がこんなわかりずらいところだから
最初は大変だったろう
 
しかしパンの品質の高さに加え
ユニークな総菜パンのメニューなどで
徐々に口コミで広がっていった
 
朝、夕の涼しさを急に感じるようになった
そんな休日の朝、
ミドリマツベーカリーにお邪魔する
お店もとてもおしゃれでシンプル
どこかハワイにあるお店と言っても良いぐらいだ
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入るとずらーりパンが勢ぞろい
チョコレートクリーム
パンオショコラ
クロワッサンに宮崎のポークソーセージを入れたソシーソン
チーズカレーパン
各種の人気のキッシュ
そしてバケットや食パンやサンドウィッチなど
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まだ若いマダムの接客も気持ち良い
パンと珈琲を頼み
お店でイートイン
今日はアンチョビーバターのバケット
照り焼きチキンサンド
そしてレーズンロールにコーヒー
全部で530円と言う驚きの安さ
アンチョビーバターはワインにとても合いそう
照り焼きチキンサンドの美味しさはサプライズ
海老とアボガドも美味しいらしい!
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ゆったりとした時間が流れ
美味しいパンと珈琲でくつろぐ
朝の早い時間でもお客は続々ご来店
 
お店に置いてあるマダムセレクトの本も私の趣味に合っていて
パンと珈琲を楽しみながら
本も読むことができる
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池田浩明氏のパンの本を読んでいるとこんな一節が
私達は何かを求めて懸命に生きるけれど、
自分が何を求めているかは本当には知らない
それが生きることの苦しさであり、裏返しの喜びにもなる。
わからなくて必死になっているとしても、本気で作ったパンは
自分の求める幸福の姿にすでになっているだろう
 
珈琲は130円でお代わり1杯はサービスと言うホスピタリティも嬉しい
こんな朝の過ごし方もあるのだと言う
宮崎ならではの心の贅沢
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ご主人はいつも夜中から仕込みを開始する
食べるとパンに対する愛情が美味しさとなって表れる
パンの美味しさ、こだわり、コストパフォーマンス
3つが一体となった
心温まる宮崎のパンの名店だ
2人ともパン職人だそうでパンに対する愛情度がとても良く表れている
 
 
モーニング度   ★★★★☆
 
ミドリマツベーカリー
宮崎市大字赤江1383
0985-59-2067
7:00~18:00
火曜休み