日本の10番

なでしこの活躍が気合を入れた
松田選手の魂が背中を押した
そんなことを思わず感じてしまうような日本の圧勝だった
 
日韓戦と言えば両国ともよく燃える
ワールドカップ予選直前の前哨戦とはいえ10日の札幌ドームのチケットも完売
両国とも気合十分だった
 
昨年ドイツですい星のように現れたと言われた香川真司は
けがを克服してドイツの試合に2日前の8月8日出場した
1ゴール、1アシストの香川の活躍に
ドルトムントのユルゲン・コップ監督は
香川の傑出した才能によってゴールがもたらされた
万全のコンディションになればまだ良いプレイができる選手だと
皆が知っていると褒め称えた
 
ドイツでもまれた自信と技術はけがを超えてどのように
進化しているのだろうか?
 
試合が始まった
前半35分、遠藤が体を張ってボールを奪う
ペナルティエリアにパス
李忠成がヒールパスで後ろに落とす
ボールを受けた香川はボールを巧みに操り
ディフェンスの一瞬のすきをついて右足で流し込んだ
ボールを受けてからの連続のリズムコンビネーションが見事だった
 
後半8分
左サイドを突破した駒野がシュート
こぼれ球を清武が本田にショートパス
前半キックを外していた本田がここぞとばかりの狙い澄ましたシュート
少し後ずさりしながらのキックは高度の技術だが
本田ならではの存在感、貫録のシュートだった
 
3点目はセレッソコンビ
香川から清武にパス
清武がタイミングを見計らってゴール前に走りこむ香川にパス
香川は少しボールを浮かせてゴールを奪った
ゴールセンスとゴールの嗅覚を感じさせるものだった
 
完勝だった
シュートは日本23、韓国20だが
ボール支配力、対応力、存在感、すべてのおいて韓国を圧倒した
数々の戦いを行ってきた宿敵韓国を一瞬で追い抜いてしまった感さえする
 
日本選手がどんどん世界に出ていきはじめて数年間だが
その若きチャレンジ精神がようやく花を咲かせようとしている
若き挑戦者達には草食男子という言葉はない
ますます日本は強くなる
 
ドイツ誌 『 ビルト 』 は香川のことを
ドルトムントの新しい支配者と呼んでいる
ユルゲン・コップ監督は逞しくなった…と絶賛した
 
小柄な172センチの身長だが
逞しくなった22歳の香川はけがを超えてより大きくなった
バランス、ゴールの嗅覚、ドリブルセンスなど新しい日本のサッカーのシンボル選手に成長した
ザッケローニの日本代表を世界の更なる極みに連れて行く新しい司令塔でもある