AAAの格付け異変!

世界の金融市場の格付け会社は
米欧の3社が代表的なものだ
ムーディーズ(米)、スタンダード・アンド・プアーズ(米)
そしてフィッチレーティングス(英)
この格付け会社がトリプルAと判断した債権などが金融市場で
有利に売りさばかれている
まさしく水戸黄門の御印籠である!
日本は失われた10年の中で格付け会社の評価に振り回され市場退場に追い込まれた会社も多数出た
ただリーマンショック以降はこの格付けがあまり当てに出来なくなった
金融危機の中でトリプルAの商品と言われるものがが暴落し、世界の金融界は
大打撃を受けたからだ
日本の金融業界、また一般投資家も格付けの信用度を信じたことで大損害をこうむった人もかなりいると思われる
 
その中で不可解なのはアメリカ、イギリスの格付けはまだいずれも評価がAAA のことだ
世界の金融に詳しい人であればその不思議さが理解できるだろう
アメリカのいくつかの州は破産寸前
イギリスは財政赤字で瀬戸際の状態だ
どうにもAAAの基準の不透明さが気になっていた
 
世界の金融界の格付けを牛耳ってきた米欧の独占体制に大きな風穴が開けられた
 
中国の胡錦涛国家主席は6月にカナダで開催したG20の首脳会議で
各国の信用格付けは公正で統一された評価方法が必要と指摘した
 
中国の格付け機関、大公は7月11日初めて
世界50カ国の信用格付けを発表した
 
1  ノルウェー
2  デンマーク
3  ルクセンブルグ
4  スイス
5  シンガポール
6  オーストラリア
7  ニュージーランド
8  カナダ
9  オランダ
10 中国
11 ドイツ
12 サウジアラビア
13 米国
14 韓国
15 日本
 
中国は自国通貨建てがAA+、外貨建てがAAA
アメリカは AA, AA でいずれも中国の格付けを上としている
この発表は、世界の金融界にとっては大きな出来事だ
 
しかし世界の金融の一般常識を考えると
今回の大公の格付けが
いたって普通で当然のような気がする
中国はこれを基点に新しい独自の格付けを発表していくだろう
世界の金融界は徐々に大公の各付けを意識せざるをえないようになっていく
21世紀、時代は大きく中国にシフトしていく事は間違いない
 
そんな中で米欧、中国、どの格付け評価も日本には厳しいものだ!!
しっかり認識を新たにする必要がある
 
日本の格付け 
   ムーディーズ(米)                                      AA2
            スタンダード・アンド・プアーズ(米)     AA
            フィッチレーティング(英)                        AA-
         大公(中国)           AA
最近の円の独歩高に対しての日本政府の感覚の鈍さもとても気になる