水の世紀

21世紀は 『水の世紀』 と言われる
2007年には25兆円だった世界の水市場は
2025年には約87兆円に膨れ上がると言われている
 
今までは水メジャーと言われるヴェオリア・ウォーター、スエズなどフランス勢が水ビジネスの中核となっていた
それは水の全体運営管理のノウハウがしっかりしていたからだ
ただ6割あったシェアも2009年には3割に減ってしまった
市場の拡大とともに国が先頭に立ってシンガポールのハイフラックス、
韓国のKウォーター(韓国水資源公社)などの企業が力を付けたのだ
 
日本はどうだろうか?
前から言われているように日本には水の総合プロデューサーがいない
日本の水道事業は行政の公共事業になっているため
事業運営、管理経験が極めて不足しているのだ
しかも日本では水市場の拡大は少子高齢化に伴い望むべくもない
 
水ビジネスに関して世界の最高水準の技術を持っている日本企業が多数ある
酉島製作所は水の移動に必要なポンプメーカーであるが、香港の上下水道の90%
がここのポンプだ
日東電工、東レはRO膜で世界の市場の2位、3位だ
しかしいくら優れているといっても、材料や機器は水ビジネスの費用の10%程度のものだ
90%は運営管理の費用になる
ここが日本の最大の弱さになっている
ある意味、行政が世界の水ビジネスに挑戦する大きなチャンスが出来たともいえる
行政が世界にチャレンジすることで地域の活性化も図れるのだ
 
8月11日に日経新聞に行政が企業に引っ張られる形で様々な取り組みが取り上げられた
 
北九州市  メタウォーター  ベトナム、東南アジアの水道インフラ
 
大阪市  東洋エンジニアリング 2011年以降ベトナムでの水道運営管理
 
東京都  三菱商事 オーストラリアの水道運営管理 
 
川崎市  JFEエンジニアリング 2011年以降オーストラリアで雨水、生活排水のリサイクル
 
そのなかで独自の動きをする企業も現れ始めた
 
日揮はシンガポールのハイフラックスと水事業の提携を行い新会社を立ち上げた
 
水ビジネスの大きな拡大は日本のとってビッグチャンス
しかも日本の水は最高水準と言われる

行政の水道ビジネスの人材の集約化と集積化をどう図っていけるか?
つまり日本代表の水道運営管理チーム体制の新しい構築が一番の大きなポイントになる
それに伴う民間の力をど