グーグル+の思惑

6月28日 グーグルはSNSに本格的に参入した
グーグルは過去2回もSNSに参入したが利用者が集まらず失敗している
今回のグーグル+はアメリカにおけるユーザーがすでに
1000万人を超えたと言われている
 
グーグル+の利用者のメリットは2つある
① グーグルアカウントで全ての機能がトータルで利用できるようになる
   メール、SNSすべてが一本で繋がっていく
② 利用者にとってさまざまな新しいゲームの可能性が拡がっていく  
   なぜならグーグルの新プラットフォームの開発者たちのメリットをアップできるからだ
   facebookはすべてのゲーム開発者のビジネスから30%のマージンを受け取っている
   これをグーグルはシェア拡大のためにマージンを下げる可能性がある
   結果、多くの開発者の参加により色んなゲームが開発される可能性が出てくる
 
一体グーグルはなぜ過去の失敗に懲りずにSNSに再チャレンジするのだろうか
 
SNSの世界NO1のfacebookはユーザー数が7億5000万人
アメリカユーザーの月間平均利用時間は7時間を超え
恐るべきことに2010年のインターネット訪問数でfacebookがグーグルを抜いて
トップになった
 
それ以上にグーグルには気になる点がある
検索エンジンとSNSはサービスは別物だが
グーグルはfacebookの情報を検索できないのだ
しかもクローズド市場でfacebookの広告はどんどん成長している
 
つまりグーグルにとってオープンであるべきインターネットで7億5000万人の
ブラックボックスがいつのまにか誕生し、しかも増殖を続けている事実が脅威なのだ
 
そしてあと一つの脅威はfacebookの広告のターゲットゾーンの絞り込みだ
facebookは実名登録にこだわった
設定できる項目は国、地域、年齢、性別、結婚、恋愛、学歴
好きなもの、趣味、関心など
プロフィールも本来の自分により近い情報になっている
 
そのため広告主にとってはターゲットをより絞り込んだ広告を展開できる
まさしく検索エンジンとは比べ物にならないほど広告が深く到達できるのだ
 
電通が日本の広告市場でfacebookとの独占契約をしたのも
この点が肝となる!
 
検索エンジンでは世界のNO1のグーグルは
的確にこのリスクを察知し、SNSにも再度参入を開始したのである
グーグル+はサークル機能などもありデザインも可愛い
 
しかしGメールアカウントを利用できるメリットはあるのだが
プロフィールなどがfacebookよりぼやける点のデメリットもある
結果ターゲットゾーンに到達する広告はfacebookより弱くなるのではないか?
 
マイクロソフトは2007年10月24日にfacebookに274億円の出資をした
現在のfacebookの時価総額は未公開株ではありながら、なんと700億ドル(5.6兆円)にのぼっている
そしてマイクロソフトは2011年5月にスカイプを6800億円で買収
facebookはスカイプと2011年7月6日に業務提携し
マイクロソフトグループとしてグーグル包囲網を作りつつあるように見える
やはりその核となるのはfacebookだ
 
グーグルは7月20日、2億ドルを投じて
次のITベンチャーの星を捜し投資することを決定した
世界のネット覇権争いはこの先ますます目が離せそうにない!!