岩本沙弓氏の指摘!

2012年2月~4月、日本のかなりの金融専門家たちが
世界経済予測を見誤った
崩壊と言われたユーロは何とか持ちこたえ、
ドルやその他の通貨は
円に対して一斉に上昇した
そして株も上昇した
経済のプロも読み間違える現在の世界経済
さてこれからの世界経済はどうなるのだろうか?
 
金融実務経験が豊富でここにきて一段と評価が上がっている
金融アナリストがいる
最後のバブルがやってくるの本の著者 岩本沙弓氏
岩本氏は日、米、豪、加、の金融機関で9年間にわたる
トレーディング業務に従事した金融専門家であり
経済アナリストだ
話題となった為替占領の本で一気に有名になった
彼女の鋭い指摘は今までの評論家が見ていなかった視点だ
この本を書いたのは二月後半だと思われるが世界経済の異変を素早く読み取ったのは岩元氏の豊富な実践からだろう
 
為替は3つの分析があると言う
一つはチャートを利用したテクニカル分析
二つ目は経済状況から見るファンダメンタルズ分析
そして三つ目は富を搾取する側の力の論理の第三の分析
 
現代のゆがんだ通貨システムの世界では
ある特定の国や特定の集団のエゴが反映されやすい
日本はお金持ちであるから搾取されやすい
また搾取され続けてきたと言う
個人の資産を守るためには富を搾取する側の力の論理を
把握することが必要だと説く
 
さて現在の状況はどうなのだろうか?
FRBのQE1,QE2の金融緩和
そしてECBの100兆円にも上る資金供給
日銀の金融緩和への方向転換
等の世界へのとてつもない紙幣供給が資本主事最後のバブルを
醸成していると言う
急激な円高はアメリカの負債を減らし今度は
2012年 円高から円安への転換が始まると言う
2016年までゆっくり円安が進むと言う
世界の歴史を見てみると景気拡大期は円安、不況になると
ほとんど円高になっている
 
今年から明らかにFRBの資金供給により米国の景気は回復基調になる
そして2013~2016年資本主義最後のバブルが膨張していく
臨界点を超えたバブルは史上最強の暴落となって
資本主義を破壊し大不況に向かう
 
ギリシャの支援はドイツの戦略
ギリシャをユーロから離脱させるとユーロ高になる
ユーロ安が続くほうがドイツの経済には都合が良い
つまりドイツにとってはユーロ危機を長引かせたほうが得と判断した
2016年には
ユーロは1ドル=1ユーロとなっていく
 
力の論理はアメリカ、ドイツ、そして中国の思惑も入れて複雑に絡み合っているようだ
世界経済の荒波は近い将来、津波となって間違いなく我々に襲ってくる
誰もが読み解けない未知の領域に突入した資本主義は大きな最後のバブルを生み、暴落という形で大不況をもたらすのであろうか?
大事なことは
投資は自分で調べ理解できるものだけにすることだと岩本氏は説いている