里山を元気にする ヒラ・ぺリラ

滋賀県大津市のびわ湖ホールでマーケティング部長をされている
浅野令子さんから野菜の飲み物が届いた
浅野さんはもう10年ほどのお付き合い
NPOの世界では日本有数の名物女性でもある
パネラーでもコーディネイターでも何でもござれ
英語も堪能、しかも地域おこしにも一生懸命!
届いたのは赤紫蘇ジュースである
滋賀県で里山保全に取り組む団体
比良里山クラブが4年の歳月をかけて作ったもの
浅野さんもサポーターのようだ
 
そのジュースを作った理由がユニークだ
この地区には江戸時代末期にイノシシなどの被害から農作物を守るため
農民たちが総出で築き上げたシシ垣と呼ばれる石積みが何キロと渡り
その姿をとどめている
そんな里山を守ろうと大津市の市民団体 比良里山クラブが立ち上がった
びわ湖を見下ろす農作放棄地で赤紫蘇を栽培しようと
そして赤紫蘇で健康と里山を守ろうと・・・・
 
3年前から休耕地に赤紫蘇を栽培をはじめた
しかも滋賀県環境こだわり農産物認証もとった赤紫蘇だ
昨年試みでジュースを発売したが一瞬で完売してしまった
名前は ヒラ・ぺリラ(比良の赤紫蘇)
紫蘇にはロズマリン酸と言われるポリフェノールがたっぷり含まれていて
健康にもとても良い
シソジュース.jpg 
さて今年は面白い取り組みで女性を巻き込んだ
女性限定で女性オーナーを募集したのだ
一区画20平方メートルで限定50区画
1000平方メートルだ
3月から9月にかけて土づくりや種まき
水やり、草取り、収穫などの作業を行っているが
作業を行う女性は2000円
作業の一部を主催者に委託する準会員は5000円とした
女性限定にしたのは日中に作業できる専業主婦の方にも
会員になっていただき輪を広げていこうとの事のようだ
 
今年の春は寒かったため種まきは3月末になった
豪雨などもあり心配されたが
7月には1000平方メートルの畑が一面真っ赤になった
 
今年も本数が需要に追い付いていかない
人気上々のようだ
 
さて味は・・・・・
鮮やかな赤の色がとてもきれいだ
紫蘇の香りが心地よい
個人的には少し甘みが強いかな・・・・・
女性好みの味だと思う
炭酸割だとさっぱりしそうだ
カクテルにもよさそう
シャーベットにしてみたら色も綺麗でとても美味しかった
色んなアイデアが浮かんでくる可能性のある飲み物でもある
 
価格は一本1500円
10000本になると事業が成り立つようだ
今年は1000本が1ヶ月で完売した
飲めば里山保全と健康の役に立つ
こんな取組のご当地ドリンクが地域を元気にして行く過程がとても心地よい
 
草の根の市民活動が農業を通じて地域のブランドを作りだしていく
小さな地域活性化の取り組みが日本全国に広がり、地域を元気にし
日本を元気にしていくことが日本再生の一番の近道になるかもしれない