習近平のアメリカデビュー

今年の秋から次の中国をしょって立つ
習近平の訪米が無事に終了した
茫洋とした顔だが発言でもスケールの大きさを感じさせる
 
アメリカはもちろん国賓ともいえる待遇でもてなした
ホストはバイデン副大統領
ほぼすべての行事に同行すると言う凄い対応だ
15日はバイデン副大統領の出迎えを受け会談
その後ホワイトハウスでオバマ大統領と85分間の長さで対談した
アメリカの立場を明確にするオバマは
成長と繁栄に伴い責任も増す・・・・・
南シナ海、チベットの人権問題、イラン・シリア問題など
主張の溝が深まっていることに対するアメリカの厳しい姿勢を鮮明にした
次の中国の10年のリーダーに問題点を明確にする狙いがあった
 
習近平も淡々と中国の主張を展開
私の訪米の目的は相互尊重、相互利益に基づいた協力関係を
さらに前進させること
となんら臆することなく堂々と答えた
 
そしてアイオワ州マスカティン
習近平が1985年初めて訪米し、訪れた思い出の地
農業技術の研修でサツマイモ農場の
ドボルチャク家の子供部屋に2泊した
この地がアメリカの第一印象
27年前の訪米でどれほど深い印象を受けたか想像もつかないと思う
水を飲むとき、井戸を掘った人のことを忘れてはならない
と語った
 
そしてアイオワ州では3400億円のアメリカ大豆の購入を決定したのだ
そればかりではない
電子部品、機械設備など70の商談を行い
2兆1000億の買い付けを決定し
アメリカの貿易不均衡にも配慮を見せた
 
香港、シンガポールをはじめアジアのメディアは好意的なものが目立った
堂々としていた
落ち着いていた
アメリカの厳しい姿勢に柔軟に米中協調を最後まで貫いた
中国の次の10年は習近平が仕切る
それを内外に大きくアピールできたことが大きな成果だ
大成功と言っていいだろう
 
印象的な言葉が残っている
ワシントンで習近平がしゃべった言葉だ
米中関係は止めることができない川のように絶えず前に進んでいく
自らの主張はお互いしっかり言うことにより
世界におけるG2の重要度はさらに厚みを増した
次の10年、世界で最も注目を浴びる人は習近平になるかもしれない