ヒトラーと橋下徹

読売新聞グループの会長の渡邊恒雄氏が
文芸春秋4月号に寄稿した「 日本を蝕む大衆迎合政治 」
の中で 橋下氏の 
「選挙では国民に大きな方向性を示して訴える!
ある種の白紙委任なんですよ」 との発言について
「 私が想起するのはアドルフヒトラーである 」 と懸念を示した
この発言が話題になるほど日本の国政の政治家の影が薄い
今や橋下氏の発言は、日本の政治のみならず国民にも注目の的だ
 
そんな時にアドルフヒトラーと橋下氏の演説の類似点を
書いた本がヒットを飛ばしている
 
独裁者の最強のスピーチ術 (川上徹也)
 
ストーリーの黄金律とは
① 何かが欠落したり、もしくは欠落された主人公が
② 何としてもやり遂げようとする遠く険しいゴールに向かって
③ 数多くの障害や葛藤、敵対する者に向かっていく
 
この3つの要素がスピーチに含まれていると
人は感情移入しやすく、心を動かれやすく、行動に駆り立てやすくなる
これが基本だと川上氏は説く
 
ヒトラーは大衆の受容能力は非常に限られており、
理解力は小さいが、代わりに忘却力も大きい
その事実から効果的な宣伝は重点をうんと制限して
それをスローガンのように利用することが大事
その言葉によって目的としたものが
最後の一人まで思い浮かべることのできるよう
継続的に行わなければならないとを言っていたという
 
さて2人のスピーチを引き合いに出しながら類似点を解明していく
 
敵を悪に味方を正義にする
(大衆の行動は中途半端では動かない)
 
大衆が聞きたいのは自分が心の奥底で聞きたかった言葉だ
(口に出すのがはばかられるような言葉)
 
2者選択を迫る
(自分ブランディングを図っていく)
 
サウンドバイト
音で噛みつくような歯切れの良い短い言葉
刺激的で誰もが反復できるような単純なフレーズを繰り返すことにより
人の心を突き刺し心を動かす手法
 
そして橋下徹氏は
交渉において相手を思い通りに動かし
説得するには3つの方法しかないとないと断言していると書いている
① 合法的に脅す
② 利益を与える
③ ひたすらお願いする
 
なるほどと思うことが多数あった
私たちの中でも参考になる点が多くある
色んなプレゼン等、人に企画の説明、説得をする機会が多いだけに
この本はスピーチガイド本としてより、説得の肝としてより重要な本となっている
是非一読あれ!!