伝説の投資家、ユーロへの懸念

ジョージ・ソロス、ジム・ロジャース
2人は1970年クウォンタムファンドを設立
このファンドは10年間で3365%とという驚異的な成績を残し
世界に、この2人が知れ渡ることになる
同じ10年間でNYダウは20%上昇しただけというのだから
ファンドの成果がいかに驚異的なものだったかがわかる
1980年ファンドの在り方の意見の食い違いで2人は決別する
そして伝説の投資家の2人は別の道を歩むのである
 
ジム・ロジャース
その後オートバイやベンツでの世界一周の旅行で
実際に自分の目で確かめ、成長する地域を選抜していく
今からは中国の時代だと確信をし2002年自らもシンガポールに移住する
なぜシンガポールか
中国は環境の問題で厳しいものがあるからシンガポールにしたのだと
2人の子供には中国語を教えている
19世紀はイギリス、20世紀はアメリカ、21世紀は中国の時代だと
確信を持って言い、実践している彼の姿勢に共感を覚える人も多い
 
さてジョージ・ソロス
1992年割高だと考えていたポンドに売りを仕掛け
イングランド銀行に勝った男としてまたもや有名になる
2011年引退して作家、哲学家、の道を歩んでいる
 
この2人の投資家の発言がユーロの将来を暗示している
 
ジョージ・ソロス氏は6月2日イタリア北部トレントでの金融会合の中で
私の判断は奥州当局者に残された時間はあと3か月だ
ギリシャ選挙は緊縮派が勝つが
ギリシャ問題は秋にも再び深刻化する
欧州の中核国にも支援の余裕がなくなっている
時間稼ぎは許されない
危機回避は今しかない
1  欧州安定化メカニズム(ESM)を通じ銀行への直接的資本注入
2 資金流出を防ぐ 欧州預金保険機構
市場を安心させるだけの十分な規模を行わなければならないと
懸念を表明した (日本経済新聞)
ギリシャ選挙の結果を見通していたソロス氏の先見性もさすがだ
 
ジム・ロジャース氏は
6月14日テレビ東京の単独インタビューで
ユーロ圏はもはや救済されるという規模ではない
ヨーロッパの債務はどんどん肥大化している
2013年、2014年世界経済は大変なことになる
と答えている
 
ギリシャ選挙は緊縮派の過半数連立で対応できる状態になったことで
世界は安堵している
しばらくはユーロは巻き戻し、株価は高くなり、リスクオンの状態になるだろう
しかし長くは続かない
アメリカ大統領選挙後の2012年の11月以降はユーロだけではなく
思ってもみなかった世界経済の大変動が
待ち構えているような予感がするのは私だけであろうか???