1月21日に行われた全日本選手権
伊藤美誠(みま)の圧倒的な強さが際立っていた
準決勝は石川佳純
1ゲーム目を簡単にとった石川が守りに入った
2ゲーム目から伊藤の独特のフォアハンドスマッシュが
入るようになる
結果は4-1で伊藤の勝利
石川は試合後
「弱気の虫が自分に出て負けた
伊藤のスマッシュはものすごく良かった」
と話した
決勝は2年前に0-4で完敗した平野美宇とは
17歳同士の共にライバルとして戦ってきた相手
伊藤の怒涛の勢いは決勝戦でも続いた
動く卓球への進化を遂げ
鍛え上げたフットワークと反応の速さと
思い切りの良い強気の攻めが
ことごとく平野を圧倒した!
みまパンチの威力を存分に見せた試合となった
結果は伊藤の4-1の完勝だった
解説の福原愛は
伊藤選手は準決勝からゾーンに入った感じだった
反応の速さと思い切りの良さが素晴らしいと褒めたたえた
愛ちゃんにあこがれ、石川の背中を目指して
頑張ってきた伊藤美誠
誰もが見てもワンランクアップした伊藤の独自スタイル
「いつでも、どんな場面でも、だれが相手でも強気に!」
さりげなく言う伊藤選手の言葉に
東京オリンピックのメダルへの道が
期待から現実へと近づきつつあるのを感じている