味噌作り教室(けんちゃん農園)

綾町にある自然栽培のけんちゃん農園が

3月13日子供農家プロジェクトの一環として

味噌作り教室を行うというので出かけてきた

場所は綾町の尾立公民館

行く途中、菜の花や桃の花が綺麗で桃源郷のようだ

付いて中を覗くと

杉木さんとお手伝いの方が準備に大わらわ

大豆をすりつぶしたり、材料を並べたり・・・・

10時になると15家族以上の方々が揃った

杉木さんは大豆の種まきから収穫を行い

今日が集大成ですと挨拶

材料は

すりつぶした大豆1キロ

米麹  500グラム

麦麹  250グラム

塩   250グラム

まずは麹と塩を丁寧に混ぜ合わせる

その後は大豆を投入して

時間をかけて混ぜ合わせ

最後は味噌玉を作る

味噌の保管する樽や陶器などの入れ物に

味噌玉を投げ入れて

徐々に平らにしていき、また投げ入れる

この作業で空気を抜いていくのだそうだ

ここまではほとんどの人が成功する

この後が大事

最後は味噌を平らにして空気が入らないように

ラップで覆う

これをしっかりやらないと味噌からたまりがあふれたり

カビが出たりして失敗することが多いのだとか

 

暗い場所に1年間熟成保管すると

美味しい味噌が出来上がる

 

人の体を発酵場にすると

雑菌が色々とはいっても免疫力の高い体であれば

健康を維持できる

そのためには体に安心安全で良いものを食べることが必要だと杉木さん

 

味噌作りを行っている子供の生き生きした表情

家族の笑顔

食とは人に良いと書く

味噌作りという発酵を通して

日常の食生活を子供時代から考えることはとても重要なことだと思う

安心安全な食育の場である子供農家プロジェクト

来年も継続して開催されるようだ

ご興味がある方は是非ご参加ください!

けんちゃん農園の子供農家プロジェクト(日向夏収穫)

綾のけんちゃん農園と言えば

自然栽培で有名な農園だ

土づくりに時間をかけ自然栽培の基礎を作りあげ

大豆やニンニク、玉ねぎなど綾で精力的な農業活動を行っている

そのほか子供農家プロジェクトとして興味のある家族を呼んで

定期的に種まきや収穫をはじめ納豆づくりなどもされている

さて今日はけんちゃん農園の杉木賢一郎さんが

子供農家プロジェクトの一環で日向夏の収穫体験をするというので

綾にお伺いしてみた

けんちゃん農園に行くと寒いにもかかわらず

すでに10家族以上の家族が集まっている

そこから歩いて5分ほど日向夏の畑に到着

杉木さんからの説明は

実は昨年まで有機栽培の日向夏を栽培していた畑を譲り受け

自然栽培へ移行している段階

だから草もたくさん生えている

その理由は草からも今までの残留肥料を吸い取ってぬいてもらうためだそう

柑橘類は自然栽培が難しいそうだ

全国でも自然栽培の果樹栽培を行っている人はとても少なく

九州では熊本で一人されているだけだと・・・

綾のほんものセンターでは金印、銀印で

有機栽培の印をつけているのだが

日向夏は付いていない

それほど果樹栽培の自然栽培は難しいからなんですと言われていた

説明の後は、はさみと袋を持って40人以上の人々と収穫体験

家族で日向夏の収穫を体験できるとっても良い機会だ

大自然の中での収穫体験は

子どもたちにとっても大変楽しそうだ

採れたての日向夏を食べると

また格別の美味しさだ

自然栽培という原点に立ち返って様々な努力をされている

杉木さんのもとに

宮崎でもファンが静かに広がりつつあることを嬉しく思う

平野隆章監督インタビュー(発酵する民)

宮崎キネマ館で上映中(2月11〜24日)

の映画「発酵する民」の平野隆章監督に話を聞いた

 

映画の内容は

鎌倉で原発反対のパレードが起点となって

発酵グループを中心に結成された鎌倉イマジン盆踊り部

歌を作ったり、踊りの振り付けを考えるなど

様々な活動をする中で酵素風呂、味噌作り、パン屋、蔵元など

様々な発酵の民が登場してイベントを創り出していく

出演者がとても楽しそうで生き生きしている様子が印象的だった

是非 発酵の興味のある方はご覧いただくと幸いです

 

何故この映画を撮ろうと考えたのか?

平野監督は原発事故の後

人々の食に対する意識ががらりと変わった

食を大事にすればするほど

発酵というキーワードが心の中で大きくなっていたと言われていた

 

撮影を続けながら

自らの住所を横須賀から鎌倉に変えた

撮影をする中で

発酵することを仕事にしている人は

私たちと時間軸が違うのだということも教えてくれた

それは発酵とは自然が行うものだから

私たちの通常の基準通りのタイムスケジュールと

全く異なる世界があるのだとようやく理解できた

 

フェルメンテーション(発酵)という言葉は

沸騰する、とも言われる

映画の出演する人、人が沸騰していて生き生きとしていた

それは、まさしくそれぞれが発酵していたのだと確信する

 

撮影は7年という長さになった

出演された瀬能笛里子さんは舞台挨拶で

この映画のキーワードは円だといわれていたのが面白かった

人間の縁、盆踊りの円、塩炊き祭りの塩

円と縁が結び合い人と世界が広がっていけば良いと

 

   平野監督 (JR宮崎駅前で)

平野監督は言う

上映会を全国各地で行いながら、

各地の人との出会いや感想を聞くことが

私にとって新たな気づきになるし勉強にもなっている

 

今後の夢はと聞くと

これからは東京など大都市圏が中心となるのではなく

地方発で日本を変えたり

豊かにしたりすることができるのではないかと確信している

そんな人間との出会いから新しい題材も出てくるように思う

 

日本の伝統食は発酵と共にあったと思う

しかも身土不二という考え方が日本人の健康を支えていた

身土不二とは体と土は一体であり

自分の住んでいる土地で採れた旬のものを食べれば健康になるということ

コロナ禍がここまで長期間になる中で

日本人の食に対する考え方が一挙に変わったと実感している

安心安全な地元で採れた食物や発酵食品を食べ

体の免疫力をアップすることが健康の一番の近道だと思う

 

その意味でも、

平野監督には発酵する民、第2章では

是非、全国の地方で頑張っている発酵人に焦点を当てて欲しい

それが日本を豊かにする大きな近道になることは確信できるから

マンゴー名人 曽我一敏さんご逝去

宮崎完熟マンゴーのルーツである

西都の8軒のマンゴー農家、

そのリーダー役だった曽我一敏さん(80歳)が

肺炎のため2月9日ご逝去された

 

大吟醸を楽しむ会では

曽我さんの完熟マンゴーを

蔵元のお土産に約20年間依頼していた

蔵元や東京からのお客さんも

大吟醸を楽しむ会の前日に曽我さん宅にお邪魔するのを

楽しみにしていた方も多かった

 

飾らない人柄、愛嬌のある笑顔、難解な西都弁

そして信念を貫くマンゴー栽培

曽我さんならではの甘いマンゴーは全国にファンがいた

ここ3年ほどは足が悪くなり

入院生活が続いていたのだが

先日、奥様の久子さんから危ないかもしれないとの連絡があり

心配をしていた矢先のことだった

曽我さんのマンゴーハウスにはこれまで

毎年マンゴーの花の時、成育中、そして完熟してきた頃と

年3回はお邪魔して話を伺っていた

曽我さんの西都弁は独特でわかりずらいのだが

20年の付き合いの中でほぼ理解できるようになっていた

石油が高くて大変だ

マンゴーは農業商品だがある意味、工業製品でもある

最近の若い人はマンゴーの栽培をネットだけの情報で勉強するだけ

そんなことでは本物の甘いマンゴーはできないなど

私の心の中にいつも本音の曽我語録が詰まっている

素朴で笑顔が素敵な反面、マンゴー栽培には頑固な曽我さんだった

曽我マンゴーは奥様と娘夫婦が継承されるという

昨年は天候不順の関係でマンゴーはほとんど出来なかったが

今年こそは曽我さんの血を受け継いだ完熟マンゴーを出荷して

天国の曽我一敏さんと蔵元さんたちを笑顔にしてほしい

il Sorriso(宮崎市)

宮崎市若草通近くの

隠れイタリアンil Sorrisoへお邪魔する

小さなお店だがとても落ち着けるお店だ

接遇を担当する奥様は細かい気配り目配りがとても良い

しかもBGの音楽のセンスが良いのも気に入っている

さてアミューズは自家製ハムや野菜などが綺麗

牡蛎大小2種類を

玉ねぎソースと海藻ソースで

クレマーディバーニャカウダーにはトリュフをかけていただく

贅沢な一品だ

はたとイカ

カブのお出汁が体にやさしい

和食の一品といっても良いほどの滋味深い味わい

赤ワインは タガロ・ピニャターロ

柔らかな口当たりだが豊かな果実味を感じる

手打ちパスタにルッコラのソースと

手作りボッタルガ(からすみ)

阿蘇赤うしのビステッカ

デザート

 

毎年ご夫婦でイタリアに行き刺激をもらっていたのだが

ここ3年ほどはコロナ禍で行けなくてつらいと話されていた

最後はご夫婦の笑顔に見守られてさようなら!

 

隠れ家イタリアン度 ★★★★++

 

il Sorriso(イルソリーゾ)

 

宮崎市橘通東3−5−28長ビル1F

0985−22−5756

18:00〜22:00

不定休

タルマーリー(鳥取県智頭町)

鳥取県智頭町に

県内外からファンが訪ねてくるパン屋さんがある

名前はタルマーリー

以前このお店は岡山県勝山町

辻本店に見学に行った際、

面白いパン屋さんがあると言われて

行ったことがある

腐る経済と云う本を出版されたばかりで

話題のお店でもあった

それがしばらくして環境の面で

もっと良い環境を求めて

鳥取県智頭町に引っ越されたのだ

お店は幼稚園の後を改装を加えたもの

中に入るとパンが

その奥がカフェコーナーになっている

コーヒーと天然酵母パンを楽しむ

時が静かに流れていく

タルマーリーの発酵は、

地域の豊かな自然にはぐくまれた天然酵母=野生酵母を

自らのパン工房に呼び込むことによって行われている

麹菌、乳酸菌、酵母菌の3つを採取している

特に麹菌は環境が汚れていると一緒に腐敗菌もおりてくる

そのため環境が綺麗な処ではないとだめだそうだ

ここでは地ビールも提供している

その理由はパンの酵母としてビール酵母を使いたかったのだそうだ

どちらも風味豊かで、自然本来の味

 

発酵を起点とした地域循環が

ゆっくりと廻っていることを感じさせてくれる

まさしく野生の菌と対話するパンとビールづくりのお店である

 

発酵度 ★★★★+

 

タルマーリー

鳥取県智頭町大背214−1

0858−71−0106

11:00〜17:00

火曜水曜休み

オン・ザ・キッチン(宮崎市)

宮崎市の星乃珈琲の裏手の

檍北小学校の横にある一軒家

駐車場も広い

ここがオン・ザ・キッチンだ

不規則な生活が続くと

どうしても体のデトックスが必要になる

そんな時にはこだわり野菜が一番だ

このお店は色んな野菜を色んな調理法で食べさせてくれる

 

お店に入ると見た感じよりゆったりできる

しかもワンプレートランチで

1100円と価格もそれほど高くない

味も体に優しい

ご飯は高原町の穂倉米

地元にこだわっているのも嬉しい

女性客に人気なのもうなずける

 

彩野菜度  ★★★☆

 

 オン・ザ・キッチン

宮崎市阿波岐原町坂元1930−1

0985−78−6008

11:00〜18:00 月曜から土曜

日曜休み

自然栽培 川越俊作さん(田野町)

自然栽培のけんちゃん農園の杉木さんに誘われて

自然栽培では全国でも有名な

田野町の川越俊作さんのところへお邪魔した

左がけんちゃん農園の杉木さん、右が川越俊作さん

自然栽培の定義は

無農薬で無肥料、

大自然が持つ力だけで農作物を育てる栽培方法だ

川越さんは母が農薬で苦しむ姿を見てきた

このままの農業ではだめになると考え自然栽培を始めた

一番時間がかかるのは土地の解毒だそうだ

3年から5年かけて土を作り変えて本来の姿に戻していく

無収入が長期間になるので相当の覚悟と本気度が試される

それが自然栽培だ

土が本来の姿に戻ると収量がアップし、雑草も生えないそうだ

今では全国から多くの人たちが研修に来るほどになってきた

 

今日は自然栽培の方々が川越さんのところへ集まり

小さなマルシェを開催されていた

けんちゃん農園の杉木さんのブース

玉ねぎスライスにニンニク塩麴とポン酢をかけるだけで

めちゃくちゃおいしい

川越さんのブース

今日は自然栽培の野菜をゲット

AKASAKAファームのじゃがいも

熊本から来られた上野さんのごぼうときゅうり

川越さんの大根の漬物

そして杉木さんの玉ねぎ

さてこれで何を作ろうかな?

 

WITHコロナの時代だからこそ求められる

安心と安全の農作物

自然栽培は山を見ることだとも言われる

山は何もしなくても自然の循環で育っている

人間が自分に都合の良いように、収量が増え、形が良い農業が全盛となり

その結果、農薬が使われることが当たり前になっている

人間の体の細胞は約60兆個ありこの細胞は約3か月で入れ替わるという

胃は30日、腸は40日、筋肉は2か月で変わっていくと言われる

良い新陳代謝を生み出すものは食べ物だ

そんな意味でも

再度、安心安全の食べ物を求めたいと思うのは私だけだろうか?

玄米麹専門店・玄米麹甘酒娘こころ

玄米麹ここころを作られていた

代表の山本美代子さんが新しい商標登録を取られ

玄米麹専門店の名前に変更された

玄米の健康効果に着目されて

事務所には室まで作られて

玄米麹を手作りで作られている

玄米の素材も有機栽培のえびのの本坊農園のものだから

安心安全の発酵食品だと言える

一番の売れ筋は

玄米麹甘酒娘こころ

飲む習慣ができた方の中には

疲れにくくなった、よく眠れるとの

声が多いようだ

 

最近発売したのが玄米の乾燥麹にしたもの

これを味噌汁や煮物などに入れると

優しい甘さがあり、

体にとっても良い発酵効果があるようだ

是非興味のある方はオンラインショッピングから

検索してみてください

 

玄米麹専門店

宮崎市松山1−10−31−1F

0985−89−2105

夏休み親子発酵教室延期のご案内(都農ワイン)

宮崎県全域がコロナ感染拡大緊急警報となったため、発酵教室は延期とさせて

延期とさせていただきます!

 

夏休み親子発酵教室を8月20日

15:30から都農ワインで開催します。

 

発酵×体験×食=健康をテーマに

今回はサマー・イブニング・ハーベストとして

葡萄の収穫を体験していただきます

なかなかできないワインブドウ収穫です

品種は当日のお楽しみに・・・

 

その後ワイン葡萄品種のお話を赤尾工場長と

黒木玲二さんからは尾鈴葡萄品種の話をしていただけます

黒木さんは尾鈴葡萄の先駆者である永友百次さんの孫でもあります

食事は豪華な発酵BBQ

ワイン牛をはじめ、美味しい食材が満載です

特製葡萄ジュースや都農ワインもお楽しみください

ハンドルキーパーはもちろん禁酒でお願いいたします

 

夏は暑いし、収穫の体験ですから

服装はカジュアルで帽子や手袋は必須です!

8月20日都農ワインで15:00からの受付です

大人 2500円 子供 1500円(小学生のみ)

 

都農ワインで開催するサマー・イブニング・ハーベスト

30名限定ですので

お申し込みはお早めにどうぞ

0985−31−7086 みやざき発酵ネットワーク事務局まで