日本の農業や畜産の関係者の中で知らない人がいない
そして関係者の誰もがが目標にしているところが三重県の伊賀の里 もくもくファームだろう
1983年8月 伊賀豚誕生
1987年4月 伊賀の養豚農家を中心に ハム工房もくもく を設立
1989年4月 手作りウィンナー教室をスタート
1995年7月 もくもく手作りファームオープン
2001年5月 国際食肉業組合ハム・ソーセージコンテスト 金賞6個受賞
それからの活躍は皆さんご存知の通りだ
グリーンツーリズム大賞
ビールでも国際コンクール金賞
ハム・ソーセージでも金賞9個など輝かしい足跡だ
2008年には名古屋駅タワーに
元気になる農業レストランモクモクをオープンした
週末の夜には店内でコンサートのライブも楽しめる
伺ったときも行列だった
農業という視点で新しい観光を創出
地域活性化の点でも高い評価を得ていて
アグリツーリズムのさきがけとして絶えず挑戦している姿は
全国の農畜産業関係者の方々に大きな勇気を与えている
さて宮崎県でも同じような取り組みがすこしづつ成果を上げつつある
川南町で養豚業 第1ファームの山道社長が
百年の孤独で有名な黒木本店特製の焼酎もろみ生菌発酵飼料を使用し
作り上げたのがあじ豚だ
この飼料は発酵菌、乳酸菌、納豆菌などが含まれ様々な効果を生み出す
① 動物の体調を整え発育能力を自然に導く
② 抗菌物質の産出 有害物質の抑制効果
③ 消化酵素の生産とビタミンとの合成
④ 免疫の増強作用
あじ豚は2年間の生菌飼料により
豚がより健康になり肉が一段と柔らかくなった
そして2009年秋 天皇賞を受賞した
2006年にはハム・ソーセージ工房 ゲシュマック をオープン
ドイツでの国際コンクール受賞などファン層も徐々に増えてきている
ゲシュマックではあじ豚やソーセージ販売だけではなくレストランも併設
ブレドールヒロの焼き立てパンも買うことが出来る
惣菜も充実しコロッケ80円、メンチカツ80円 肉巻き180円など
手ごろな安い価格でテイクアウトも可能だ
まだ規模は小さいが
まさに宮崎版 もくもくファームだ
長期的にも農業と観光の両立を目指して頑張って欲しい
地域活性化の期待の星だ