麺ごころ にし平

現在、宮崎で一番勢いがある讃岐うどんはと言うと
麺ごごろ にし平 が出色だ
 
場所は宮崎エースレーンのそば、カリーノ駐車場の裏手にある
 
お店に入ると目の前は麺を打つところ
カウンターとテーブル席、奥は座敷もある
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厳選された素材 『さぬきの夢2000』 は香川県のうどん用小麦、これと国内産の小麦をオリジナルブレンドして使用して
もちもちと食感の良いうどんを食べさせてくれる
だしの素材にもこだわりがある
北海道産の昆布、瀬戸内のいりこ、国内産の削り節と本節
化学調味料は一切使っていない

ご主人は童顔でボーイソプラノの声もかわいいが
うどんを打ち出すと顔が引き締まる
タンタンタンとリズミカルな麺を切る音が心地よい
期待感もおのずと盛り上がる
 
私が一番好きなのがオーソドックスなぶっかけおろし(500円)
さぬき名物のお醤油豆も付いている
つるんつるんとのど越しまでおいしい
名物とり天おろし(700円)もさっぱりとしてうまい
とり天だけではなく野菜天も入っていてボリューム満点だ
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ここには讃岐おでんもある
味噌をつけて食べるおでんで、これだとお酒が飲みたくなる
 
こんなことを考えていると
天神の繁盛している うどん居酒屋を思い出した
業界人も数多く通う つきよし だ
ホテルオークラの裏の道路の対面の路地を少し入ったところにある
つまみの一品料理も多く
旨い、安い、早いの3拍子揃ったお店だ
もちろん締めはうどんである
 
夕方はにし平もこのお店をモデルに少しアレンジして展開していただくと
面白いとも思うのだが
そして旨い日本酒も置いていただくと言うこと無い・・・・
 
お店で優しく見守ってくれている奥さんと
讃岐うどんに命をかける
若いご主人の限りない可能性に期待をしたい!!
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麺ごごろ にし平 
           宮崎市高千穂通1丁目3−38
     0985−20−2481
 
つきよし 福岡市博多区須崎町5−7
     092−282−4030

李白酒造 田中竹次郎社長 御逝去

返す返すも残念だ!
平成22年3月13日李白酒造社長 田中竹次郎氏 御逝去
の報に接し愕然とした
 
日本酒業界の重鎮のお一人であり、なによりも
日本酒を世界にと 様々なさきがけの努力をされていた方である
宮崎の大吟醸を楽しむ会には12年前の最初から参加いただき
ご夫婦共々も宮崎ファンになっていただき
宮崎の大吟醸を楽しむ会が発展する礎を築いていただいた人でもある
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田中竹次郎社長の存在はあまりにも大きかった
 
いつも自筆のご丁重な手紙や葉書など
気配り、心配りなど 人生の師として心から尊敬をしていた方だ
人間としての深み、人生の考え方を常に勉強させていただいた
 
葬儀が私の都合でいけなかったため、急遽遅ればせながら松江に
お伺いした
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奥様の由美子さん、専務夫婦が出迎えていただいた
ここ2〜3年 田中社長のお顔を見るたび
少しずつ体が小さくなっている気がして心配だった
奥様の由美子さんの話によると
4年前の6月に肺がんとわかり10月に手術
その後経過も良かったようだが昨年転移が確認され
1月に入院されたが・・・・・・
今年までは宮崎に行けるかなと2人で話してたのですが・・・
との言葉に涙・・・・・
 
4年前に蔵に宮崎の皆さんと遊びに行ったとき
息子さんは帰ってきたばかり
まだまだですよと言いながら嬉しそうに話す田中社長の顔が素敵だった
そんな息子さんも専務になられ、昨年ご結婚され
よりたくましくなられたようだ
 
蔵は休日と言うのにお客さんが多い
これもNHKドラマ『だんだん』のモデル蔵という事もあるのだろう
ひっきりなしにお見えになる
蔵の上から田中社長のニコニコと笑っている顔が
見えたような気がした
 
帰ったら田中社長を偲びつつ
私の好きな大吟醸 『月下独酌』 を飲むこことしよう
 
田中竹次郎社長
病との闘い
本当にお疲れ様でした
天国で安らかにお眠りください・・・・  合掌
 

発酵仮面 小泉武夫氏 宮崎に現る!

味覚人飛行物体 小泉武夫氏が3月13日宮崎にやってきた
今回の講演タイトルは
『天下無敵の干したくあん』だ!
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小泉武夫氏は1943年生まれ
東京農大教授で農学博士であり
発酵にかけては世界中を飛びまわって日夜研究していると言う
不思議で面白い人だ
日本経済新聞の毎週木曜日連載中のの『食あれば楽あり』は
もう16年になるようで、この記事で小泉ワールドにはまった人も
数多いと思う
私もその一人であるが・・・・
 
日本人の食生活はここ40年間で大きく変化した
肉や脂の消費量が4倍になった
40年間と言う民族からいえば短い期間で食の生活を激変させた
民族は日本人ぐらいだ
ある意味、草食動物が肉食動物に一夜にして変化したようなものだ
急激な変化は体のみならず心も変えてしまう
成人病の急増、心の激昂などがいい事例だ
民族の食事は元来保守的なものでなければならず
この急激な変化が民族の長い間の食習慣により固定されてきた
心と体の安寧が突然の変化によって瓦解し始め、ついには心も体も
その状態についていけなくなったためだろうと言われている
 
和食の代表ともいえるのが干したくあん
干したくあんの植物繊維は生大根の3倍にもなるようだ
食べれば食べるほど腸が綺麗になり便秘を防ぐことが出来るそうだ
人間の免疫力の80%は腸で作られる
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たくあんは噛まないと食べられないが噛むということが大事
赤ちゃんは飲むから始めて噛むに移行する
噛むことで特殊な唾液が出てくる
この唾液に免疫力があることがわかった
噛む事が脳を発達させる
噛むことが多い人ほど認知症になりにくいと言う結果も出ているようだ
 
日本の健康平均寿命の日本一は奄美大島
この人達の食べるものを調べたら6種類しか食べていない
1 根茎 (サツマイモ、大根、人参、ごぼうなど)
2 菜っ葉
3 果物
4 豆
5 魚
6 海藻
奄美大島ではサツマイモをたくさん食べる
根茎(土の中で成長するもの)が一番大事
根茎はコレステロールを低下させ、免疫力を強化させる
 
香りを勉強する学問に香道がある
香道では色んな香りをかいで休憩と脳を癒すのに漬物を使ったのだと言う
漬物を御香々(おこうこ)と言うのはそこから生まれているらしい
 
小泉ワールドの奇想天外さはそこから
質問でキャビアック(アザラシの塩辛)の話になると
話が止まらなくなり・・・・
時間終了で司会者から打ち止めの合図を
小泉武夫氏苦笑い
天下無敵の干したくあんと発酵仮面、とても愉快で有意義な
ひとときであった
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是非フランスのサルコジ大統領やアグネスチャンなどとともに食の世界遺産を
成立させてほしい!!

TORISARA(宮崎・タイ料理)

タイのバンコクは私の好きな町のひとつだ
活気と賑わいを見ていると30年前の日本を
思い出す
東南アジアでもシンボル的なショッピングモールパラゴンの
規模と賑わいはまさに圧倒される
街の中でもゆっくりリゾート気分を味わうことが出来るホテル
さらに物価の安さ、果物の美味しさなど魅力がいっぱいだ
そしてタイ料理のスパイシーな旨さが一段と魅力を引きたてる
 
さて宮崎にも本格的なタイ料理のお店ができたらしい
宮崎市の青空市場の一角にTORISARAがある
近くにあるのにほとんど気が付かなかった
以前ここは、カフェバーのお店だったと思う
デザイナーの出水君に薦められて今日は3人でやってきた
 
一日2日酔いだったので
まず最初の飲み物はレッドアイ
ビールとトマトジュースを混ぜた体に優しい飲み物だ
見た目にも綺麗でのど越しもソフト
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料理はサラダ、トムヤムクン、青菜炒め、パッタイ
などを頼む
 
サラダは刺激的なスパイシーさで脳の食感を呼び覚ます
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次にタイ料理の代表的な一品 トムヤムクン
本場タイにも引けを取らない本格的な味で奥が深い味だ
うまい! 
ココナッツミルクと様々な味が混ざり合いいい感じで仕上がっている
容器もタイ風でエキゾチックな気分になる
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青菜炒め
ナンプラーとパクチー、レモンの味がミックスして
程よい濃いさ
 
タイ料理のポイントは辛い、甘い、すっぱい、しょっぱいの4つの味が
複雑に絡み合い
ナンプラー、パクチー、ライム、唐辛子、ココナッツミルクなど
ハーブやスパイスの香りがミックスされた味だ
宮崎で食べるパクチーは本場よりソフトで
食べやすいのだがパンチに欠けている気がする
ライムは宮崎の場合はレモンになるのはしょうがないか・・
 
飲み物はこの頃から焼酎へ
タイ料理は焼酎とよくあう
南国料理のスパイシーさは焼酎の辛さで口を洗う感覚が合うのだと思う
 
最後はパッタイ
タイのやきそばだ
今日は米粉の麺のようだ
これもさっぱりして箸が進む
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オーナーシェフの星野さんは
クルンテープなどで修行をして1年前にここで開店されたようだ
インテリアもどっしりとして落ち着く
特にテーブルと椅子がいい
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3人で程よく食べて飲んで8000円ほど
居酒屋値段でタイ料理が楽しめるとは・・・・・・
宮崎に本格的なタイ料理のお店がなかっただけに
あったかく見守ってあげたいお店だ
今度はグリーンカレーを食べるのが楽しみだ
 
〒880−0001
宮崎市橘通西2丁目7−7
電話 0985−27−0456 

高千穂神社

高千穂は私が色々な事業を行ったところでもあり
たくさんの思い出があるところだ
TR高千穂鉄道のキャンペーン、服部克久氏をメインにしての高千穂音楽祭
そして宗次郎が高千穂の土で作ったオカリナを吹いた全国野鳥保護の集い
などなど、神話のふるさと高千穂を舞台に様々な地域活性化のイベントを行ったところだ
お陰でほかの人より高千穂に対する思いは強いと思っている
そんな私がスピリチュアルスポットとして大事にしている場所が高千穂神社だ
高千穂ならではの神々しい気を全身で浴びていると
じんわり心と体が癒されていく
 
高千穂神社は11代天皇 垂仁天皇の時代の創建で1800年前と言われている
高千穂88社の総社として地元の人に親しまれてきた
主祭神は高千穂皇神(日向神話の神様の総称と
十社大明神 神武天皇の兄 三毛入野命(ミヌケノミコト)など9神の総称
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鎌倉幕府を開いた源頼朝は畠山重忠を代表とする天下泰平の祈願をし
皇室発祥の聖地に対する尊皇のまことを表した
このときに送られたのが鉄造の柏犬一対(国の重要無形文化財)
またお手植えされた杉は秩父杉と言われ樹齢800年になっている
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境内にある夫婦杉は聳え立つ大杉で根元は一つ
夫婦が手をつないで三周すると夫婦円満、家内安全、子孫繁栄の3つの願いがかなうとされている
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後藤宮司は高千穂神楽のヨーロッパ公演を2度実現されたかたで
『神と神楽の森に生きる』 『神棲む森の思想』 などの著書もあり
人間が自然と共生する思想の大切さを柔らかなわかりやすい表現で展開している
機会があればこの本も一読されると高千穂に対する深さが増すと思われる
 
町の中にありながら静かで荘厳なたたずまいをもっている高千穂神社
一度是非出かけて欲しい神社だ
 

麺フリーク

私も麺フリークの一人で蕎麦、パスタ、ラーメンなど
麺類が大好きだ
出張に行く時は必ず一度はどこかの麺を食べ歩くほどだ
印象に残っているのはたくさんあるが、
男山の蔵元に教えていただいた旭川の生姜ラーメンみづの
山形県大石田町の辛み大根で食べる七兵衛蕎麦の食べ放題
熊本県玉名の天琴の濃厚ラーメン 
東京の大喜の鳥ラーメン、はつねの醤油ラーメン
大阪のポンテ・ベッキオのパスタなどなど
上げればきりが無いほどだ
 
今回は宮崎の個性派ラーメンと博多の鳥ラーメンを紹介したい
 

さといも (宮崎市)
宮崎の名物ラーメンと言われている老舗の栄養軒が権利をもりもり軒に
譲ったのをきっかけに栄養軒で働いていたおばちゃんたちと女将が
独立して立ち上げたのがこの店だ
開店間もなくしていったが繁盛している
おばちゃんたちの元気も笑顔も素敵だ
味も栄養軒の最盛期の味より旨い気がする
ここの特徴は香ばしい黄色の香油
この風味がスープと麺にからんで美味しい
原点の旨さを忘れずにおばちゃんパワーで頑張って欲しいものだ
メニューのWは今までと同じで大盛りの意味だ
普通 500円
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かま源 (都城市)
化学調味料を全く使っていないのが売りのお店
自家製麺は少し白っぽく細め
すこし残念なのはチャーシューが薄いこと
とんこつベースが多い都城で持ちこたえるかなと心配だったが
頑張って欲しい中華蕎麦屋だ
一番人気はねぎラーメン 550円
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たらふくまんま (博多)
ランチのときだけに出す鳥ラーメン
あっさり味とこってり味がある
頼んだのはあっさり味
スープもじんわり深い味わい
鳥ちゃーしゅうも面白い味だ
半トロの卵と揚げたねぎのバランスが麺とスープにからんでGOOD
ある意味品格がある味
お昼はお客も少ないようで穴場である
小梅はサービス これも上品な味だ
あっさり味 650円
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逸国堂 (日向市)
珍しいラーメンだ
宮崎の特産物、しかもヘベスを使ったラーメン
地元でしか出来ない工夫をすることが地域活性化の大きな要素だ
ご主人の偉大なチャレンジに頼もしさを感じる
ヘベスの爽やかさとラーメンは合わない気がしたが、食べるとこれもあり!
函館風の塩ラーメンと合わせるとベストマッチになりそうな気がする
ご主人の更なる情熱と進化に期待したい
ヘベズうまどりラーメン 590円
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ラフマニノフの鐘は鳴らず・・・・・

世界で3回転半のトリプルアクセルを飛ぶスケーターは浅田真央しかいない
このジャンプの天性の才能とつなぎの濃度の深い技を結ぶつけて
それ以上の飛躍をと、勝負にかけたのがタラソワだ!
ラフマニノフの鐘は予想以上に重苦しい曲
しかもジャンプとつなぎの2つが大きな両輪の構成だ
休む暇も無くジャンプにかける準備時間も極端に少ない
ただ成功すると演技が重たい調べを劇的な調味料にしてしまう
この曲はあえて言うならニトログリセリン的な劇薬だ
 
3ヶ月前まではラフマニノフの調べの波に木の葉のように漂うだけの浅田だった
案の定ロシア大会では始めてジャンプで転倒を見せると言う絶不調
つなぎを重視して練習したことですべての歯車が狂っていった
つなぎを重要視すればするほどリズムが乱れジャンプが崩れていく
またこの重苦しい曲には崩れていくイメージとはなぜかぴったりだ
 
ここで浅田陣営は迷いが出る
タラソワコーチはこのときこのプログラムでいいの? と問いかけた
浅田は変えたいとは思わない (消極的賛成だ)
 
そして浅田はマスコミの前から姿を消した
 

一方キムヨナ
浅田と同じ19歳
昨年からキムヨナは乗りに乗っている
トリプルアクセルに挑戦した時期もあったが自分自身で方向を変えた
トリプルアクセルを捨て表現力と完成度を上げることに集中した
ショートの007のボンドガールは計算された演出だ
クラシックの曲が多い中、印象度が増す
 
観客をじらすだけじらして残り45秒からの期待どうりの曲の盛り上がり
指を鳴らすシーンは注目度を一身に浴びると同時に一呼吸の休みともなる
演出と選曲の見事さ
そして19歳とも思えない妖艶さが最後のピストルのしぐさで
審査員のみならず世界中の観客のハートを射抜いた
 
浅田はここから頑張りを見せる
マスコミをシャットアウトし
体も絞れてきた
直前の大会では何とか復調して優勝を飾った
3ヶ月でよくここまで立ち直った
奇跡的な復活だ
さすがである!
なんとか間に合い期待も膨らむ
 

浅田の仮面舞踏会のショートではほぼ満点の出来だった
さあフリーだ
直前のフリーの演技ではキムヨナが
豊かな表現力とパーフェクトなジャンプ
演技終了後のキムヨナは150.06の凄い点数を見て
感極まって涙を流した
 
浅田のドキドキの緊張感がこちらまで伝わってくる
こんなことは今まで無かった
楽しんですべっている感じがほとんど無い
浅田は前半のトリプルアクセルの成功で金メダルの意地を見せる
しかし頭の中で点数を計算したとたん後半のジャンプから乱れはじめる
スケートが引っかかりジャンプが飛べない
何とかまとめたが終了時の表情は泣いているようだった
インタビューではふっと悔し涙が流れてきた
 

あえてオリンピックで新しい困難な道を選んだ浅田真央
そして自分のできる範囲の中で完成度をあげたキムヨナ
 
世界のフィギアスケーターの中で浅田真央しか進めない苦難の道のりに
あえて一段と高いチャレンジを選んだ浅田
堂々と誇りを持っていい
このチャレンジと挫折は明日の人生の成長の糧には必ずなる
そして4年後のソチオリンピックで輝く演技と真央スマイルを見せて欲しい