BBCの気合!

拍手喝采だ!!
カメラを何台投入したのだろう?
それほどロイヤルウェディングのイギリスBBCのTV生放送は想像以上に素晴らしかった
以前からBBCはスペシャル番組の質の高さは評判だったが
今回の力の入れ方は尋常ではなかった
BBCはなんと100日前からカウントダウンを開始
連日特番を放送して盛り上げてきた
 
ロイヤルウェディングの中継を見ていて印象に残ったことは5つ
 
●ウェストスター寺院の天井から吊ったカメラの映像
  印象的な美しさと荘厳さを見事に表現
●ケイト・ミドルトンのウェディングドレス
  デザイナーのサラ・バートンさんの伝統と革新を表現したドレスのセンスと上品さ
  キャスリン王妃の洗練された美しさと堂々とした自然な振る舞い
  付き添いの妹ピッパ・ミドルトンのセンスもスタイルも抜群
  こちらのほうが個人的には気になったぐらいだ
●ウィリアム王子の発言
  式直前に王子はケイトと父親にささやく
   『それではささやかな家庭の行事を執り行いましょう』
  茶目っ気たっぷりにささやいた王子はユーモアセンスも抜群
●2回のキス
  世界でこれだけ絵になりあこがれるキスもない
●アストンマーチンDB6
  チャールズ皇太子の愛車 ロイヤルブルーのアストンマーチン
  しっかり新婚を表す初心者マークもついている
 
王子とケイトはSNSのTWITTERで結婚の概要を発表したり
今風のやり方が話題になっていたが
さすがに中継はBBCの独壇場だった
今回の映像は間違いなく世界の歴史に残る として
BBCの威信をかけ、これまで蓄積してきた生中継の映像技術の素晴らしさと
と信頼性の高さを完ぺきに表現した
 
BBCはイギリス国内において圧倒的なポジショニングの高さと
プレゼンスの強さがある
伝統と品格とそして技術力に裏打ちされた質の高さ
なるほどBBCはイギリスの財産でもある
そんな想いを持って見た印象深いロイヤルウェディングであった
 
このTV生中継のBBC裏側スタッフのドキュメントを見たいと思ったのは
私だけであろうか?!
 
  

ラ・フォル・ジュルネ びわ湖

宮崎には音楽の花咲く季節があります
とのキャッチフレーズでアイザックスターン氏をシンボルとして開催している
宮崎国際音楽祭
アイザックスターン氏がなくなり時を経て
情報発信、話題性、予算や県民の参加や浸透度など問題点も山積だ
特に今年は原発問題でぎりぎりまで開催できるかどうかの瀬戸際だったらしい
開催まで持ってこられた関係者の方々に敬意を表したい
 
さてそんな時に財団法人びわ湖ホールの
マーケティング部長に就任された浅野令子さんからお誘いがあり
4月29~30日に開催されたラ・フォル・ジュルネ音楽祭にお邪魔してきた
浅野さんは以前NPOの京都研究会の事務局長時代に
宮崎で行われた全国マルチメディア祭にパネリストとしてお越しいただき
それから、お付き合いをさせていただいている
 
実はこのラ・フォル・ジュルネ音楽祭は以前から注目していたもの
日本では2005年にゴールデンウィークに東京国際フォーラムで初めて開催し
クラシック業界の常識を変えたと言われる音楽祭だ
音楽の質、金額、動員数
カジュアルに気軽に楽しめるこの音楽祭はクラシック界に
大きな衝撃を与えた
そんな意味でも一度機会があれば見てみたいと考えていた
びわ湖は2010年から開催し、昨年は2万人を集めたようだ
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今回のテーマはウィーンのベートーベン
ホールにつくと外観からビジュアルのインパクトがお迎え
エントランスを入るとセンターホワイエでは質の高い無料コンサートが
観客も熱気むんむんだ
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さあ 大ホールのオープニングコンサート
この大ホールは贅沢なものがある
それはホールホワイエからびわ湖が眺められること
日本でここしかない素晴らしい眺望である
 
最初にアーティステックディレクターのルネ・マルタン氏が登場し
原発のため代役を引き受けてくれたシンフォニア・ヴァル・ソヴィアの楽団と
指揮者のゲオルグ・チチナゼに感謝の意を表し
そして大震災のため被災にあった方々に追悼の意を表して
最初にG線上のアリアを演奏
厳かな演奏は心に染透るほどだった
ベートーベンのピアノ協奏曲4番はラ・フォル・ジュルネ音楽祭の顔ともいえる
アンヌ・ケフェレックのピアノの演奏が詩情的でとても良かった
 
次の中ホールのコンサートは
熟年のジェラール・プーレのバイオリン
18歳でパガニーニ国際音楽祭で優勝した経歴も今ではいぶし銀の魅力だ
 
最後の小ホールのコンサートは
日本が世界に誇るバイオリンの名手 竹澤恭子と
アンヌ・ケフェレックのピアノの演奏
ヴィニアフスキーが奏でるベートーベン・バイオリン・ソナタ第5番
うららかな春の素晴らしさを醸し出す
まさに白眉のコンサートだった
3回のコンサートを聴いて価格はなんと5000円の安さ
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写真中央が浅野さん      オリジナルグッズ
ホールスタッフ50人、ボランティアスタッフ50人で運営しているという
特に今年は原発のレベル7の影響でゲストがぎりぎりまでわからず
苦労されたようだが、ここまでの盛り上がりをみると
観客としても楽しいものだ
横の客さんから去年よりもいいねという声が聞こえてくる
屋外でも大道芸、吹奏楽、グルメコーナーと盛りだくさん
ただグルメコーナーはもう少し地産地消の工夫が欲しいと感じた
 
気軽にクラッシックの本物を格安ではしごできる音楽祭
全体的によく工夫がされてあり
地元の参加型など多くの試みがとても微笑ましいと感じた
まさに地域の活性化をふんだんに盛り込んだ音楽祭になっている
これからは浅野さんのバイタリティでびわ湖ホールをもっともっと盛りあげて欲しい
宮崎国際音楽祭の将来の在り方にも
参考になる点がたくさんあると感じた音楽祭だった