仁川国際空港(世界ベスト空港)

国際空港評議会が毎年空港の施設・サービスに関する
アンケートをまとめているが2010年のベスト空港は
 
①  仁川国際空港
②  チャンギ空港(シンガポール)
③  香港国際空港
④  北京国際空港
⑤  上海空港
 
とアジア勢が独占しているが
日本の空港はどこにもない
その中でも驚きなのが仁川空港である
何と6年連続世界のベスト空港に選ばれているのだ
この評価は世界181か国、地域の1700の空港を利用した
25万人を対象に7サービス分野、27施設運営分野の34分野の評価で決定する
航空分野では最も権威あるものである
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   出発ロビー                                                       空港鉄道駅
仁川空港は私にとっても思い出深い空港である
2001年のオープン当初は仁川空港へ仕事で何度か行く機会があった
それはアシアナ空港のソウルー宮崎路線開設パーティの仕事だった
宮崎県は悲願の国際線の路線を獲得しようと強力に推し進め
なんとか韓国側の了解を取り付けた
私はアシアナ路線開設のソウルと宮崎におけるパーティの企画演出の責任者だった
ソウルのロッテホテルで徹夜の映像設営
韓国業者との商慣習の違いなど良い体験をさせてもらった
 
いつの間にか日本のローカル空港は仁川とたくさん路線ができ
成田の使い勝手の悪さ、着陸料の高さなどもあり
日本のローカルから海外に出るためのトランジット機能を果たしているようにも見える
それは徐々に日本の国際空港の弱体化となって表れている
 
さて今日は久しぶりにアシアナでソウルへ・・・・
仁川空港はなぜ旅行客に満足度が高いのだろう
到着ロビーに降りるとKALリムジンの乗り場がすぐ
15000Wで市内の主要ホテルの玄関まで行ける
時間は約70~80分程度
新しくできた空港鉄道を利用すると空港からソウル駅まで最短43分で着く
そこから地下鉄に乗り換えると渋滞の心配もない
無料のインターネットスペース
リラックススペース
トランジットツアー
地下1階のフードコートと4階のレストラン街の多彩さ
旅行客が快適に過ごせるようユーザー目線で対応されている
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               インターネットスペース
2011年3月29日仁川国際空港はオープン10周年を迎えた
旅客数は2001年の1450万人から2010年には3348万人
運行回数は2002年の12万階から2010年には21万回
貨物は2002年の190万トンから2010年には268万トン
エアラインと就航都市は2001年の47社109都市から
2010年には67社172都市へ拡大した
すべてが順調すぎるほど順調だ
国際空港貨物  第2位
国際旅客数  第8位 
そして世界ベスト空港  6年連続第一位
北東アジアの更なるハブ空港を目指すとしている
 
それだけではない
仁川空港はこうした実績をもとに今やインフラの交通建設事業にも
進出している
ロシア、ネパール、フィリピン、カンボジアなどの空港建設や
リニューアル事業など幅広く海外へ事業領域を拡大している
世界的な空港運営会社として事業確立をめざしているのである
まさに空港は国家戦略の一つなのだと思う
これは大きな驚きだった
 
仁川の10年はまさに挑戦の連続だった
日本は国際空港の地位においても
航空行政の失われた日本の10年は限りなく大きく重い現実となって
日本にのしかかっている
21世紀は間違いなくアジアの時代だ
アジアのハブ空港をどう目指すのか?
アジアの空を制する国が世界を制すると言っても過言ではないのだから・・・・