テレビ局とプロ野球中継

いよいよ震災でもめたプロ野球の開幕戦が
4月12日からスタートする
震災地区の宮城,星野新監督の楽天、祐ちゃん人気で盛り上がる札幌日本ハム
節電のためホームで試合ができない巨人
九州では圧倒的人気のソフトバンクなど話題のゲームが目白押しだ
 
昔は巨人戦ともなれば在京民放の目玉であり争奪戦はすごかった
放送権料もうなぎのぼりの時期が続いた
視聴率はピーク時の1983年の27.1%から2006年には9,6%まで落ち込んだ
そのため1試合1億円を超えていた巨人戦の放映権料でさえ
下落が続いている
ビデオリサーチによると2010年の巨人戦ナイター(関東地区)の地上波の
視聴率が過去最低の8.4%を記録した
スポンサーから見る目も厳しい
テレビの主要スポンサーは飲料、化粧品など
若い女性ターゲットの層だ
野球の視聴者層は50代以上と高齢化が進んでいるので
スポンサーのニーズともずれが生じている
おかげで昨年もテレビの地上波で野球中継を見たのも数えるほどだ
巨人、大鵬、卵焼き
この言葉は高度成長時代の一般大衆の好んだ言葉
それほど巨人戦とはキラーコンテンツであった
獲得すればその枠は黙っていても
視聴率20%を越えていたのである
まさしく高度成長期にあってはテレビ局とプロ野球中継は相思相愛の仲であった
それが今やプロ野球中継は視聴率が取れないため
在京民放の関係者たちはそもそもプロ野球中継は
BSやCSに向いていると言い出す始末・・・・
 
さてここで面白い数字をご紹介する
 
1つ目は
2010年名古屋ドームで行われた日本シリーズの第6戦、第7戦
中日とロッテの地味なチーム同士の戦いだった
日本野球機構が提示した放映権は1試合9000万
フジテレビは5000万までダンピングして決着
この試合を放送したがどちらもいい試合で
何と名古屋地区では平均視聴率が15%を超えた
フジテレビとしてはおいしい買い物だった
 
2つ目は
日経新聞の記事からだが
プロ野球チームのホームチームの視聴率を地域ごとに見てみよう
1 日本ハム 16.5%
2 広島    16.1%
3 阪神    13.2%
4 楽天    11.7%
5 中日    10.7%
5 ソフトバンク 10.7%
さてこの視聴率は何を意味するのだろう
 
プロ野球も単一化から多様化の様変わりが見えている
全国的な単独チームの人気が下降し
ローカルのホームの地域で大きい視聴率を上げるプロ野球試合
その意味でも
プロ野球コンテンツは地上波ローカルの戦略コンテンツになりえるということだ
プロ野球もローカルテレビ局は有力コンテンツとして
今まで以上に本腰を入れる時代に入ってきた
しかもそれはSNSなどのソーシャルメディアとの連携も通じて
相乗効果の高いものにできる強力なコンテンツになる