日本の水資源活用


日本ほど水資源に恵まれた国は無いだろう
海にかこまれた島国で大量の雨も降る
しかも天然の浄水機能の森林もある
そして地方に行けば行くほど水資源は豊かだ
 
しかし世界では水不足が深刻だ
OECDの予測によると2020年までの10年間で
インフラ投資が年平均 7720億ドル にもなる見込みだ
しかも中国、新興国などは水不足は緊急テーマでもある
 
フランスは水事業で国家の産業政策として官民一体となった取り組みを早くから
行ってきた
フランスの大手2社 ヴェオリアグループ、スエズグループは水道事業に参加して
水道運営に関してのノウハウを確立しており
中国では34省中20省で水事業を展開中だ
これを追いかけアメリカのGEのエコマジネーション、シンガポールではハイフラックスなどが
力を付けつつありシンガポールでは毎年ウォーターコンベンションを開催している
先行するフランスグループ、追いかけるアメリカ、シンガポール
技術では負けない日本も全体の水道運営能力では見劣りがする
 

こんな中日本もやっと動き出した
 
浸透膜では世界70%のシェアを持つ日本の企業が中心となり
2009年1月
海外水循環システム協議会(GWRA)
東レ、日立プラントテクノロジーなど膜メーカーや商社など40社で立ち上げた
今年は本格活動の年になるようだ
2009年10月には
水ビジネス国際展開研究会が立ち上がった
企業、行政、銀行、政府機関なども入り
まさに和製水メジャーの雛形だ
12月には日揮がシンガポールのハイフラックスと海外淡水の合弁会社を
立ち上げた
 
水マーケットは世界の新興国で大きく成長が見込める期待の分野だ

日本では2002年4月に改正された水道法により外部委託が可能となったが
全国で1800の水道事業体はそのほとんどが地方自治体でありまた小規模である

日本の水資源をもっと有効活用する方法があるように考える
しかも水資源の豊富さは日本の中山間村地域である
水事業を行っている地方自治体約1800事業体を日本のエリアブロックごとにして経営の効率化と
民間の水事業参加企業を募集し運営に参加
水の量で地域には還元する
ブロックごとの一体的な運営を行いながら余剰の水は世界の新興国に輸出する
その方法のヒントはバラスト水だ
中東からの原油を乗せたタンカーはバランスを取るため海水を入れて戻っている
これに余った水道水を積んで持っていけば一石二丁のビジネスになる
 
水のインフラ整備と水資源の両輪の働き
そして地方の中山間村地域の活性化
さらには世界での展開力
日本ならではの水資源の活用は新しい力になると考えるが・・・・・・・
 
最近宮崎でも水資源の土地に外資の資本が買い手になってきているらしい
日本の貴重な水資源は是非我々の手で守って行きたい物である