東京オリンピック招致プレゼン

『私たち どうなるの?』
地球環境を心配するフレーズで登場した15歳の 三科怜咲(みしなれさ)さん
日本生まれ、シンガポール育ちの体操選手  がプレゼンのスタートだった
意表をついた子供の登場が、直前のシカゴプレゼンのオバマの色を完全に消した
ハンマー投げの室伏、柔道の山下のスピーチ
環境×鳩山 の話題の首相の挨拶
英国のコンサル会社が作成した挨拶文を自分の言葉に直し、直前まで練習し英語で
スピーチした石原都知事がコンパクトな環境五輪を訴えた

キーワードはエココンパクト

誰に聞いてもコペンハーゲンでのオリンピック東京招致のプレゼンはNO1だったと言う
素晴らしいプレゼンを企画したスタッフと実行した出演者には敬意を表したいと思う

しかしシカゴに続き2回目の投票で落選となった
招致メンバー20人は天を仰ぎ、アスリート委員長の小谷の頬には涙が流れた
オバマ、鳩山共倒れと書いた新聞社もあった
3年間にわたった総額150億円にも上る招致活動
そのうち公費は100億円とも言われる
東京都に大きな傷跡と予算の検証が残る
 
開催に決まったブラジルは16年夏季五輪の前にあと一つ大きなイベント
ワールドカップも14年開催だ
ブラジルは最終プレゼンで16年には世界5位の経済規模になると言い切った!
朝日のような新興国の躍動と夕日のような沈み行く日本の強烈なコントラストが
対照的である
まさに世界における新興国の台頭と拡大を予感させるものだ
 
痛感したのは
原点であるイベントの必然性だ!!
東京開催の必然性は環境とはいうものの最後まで見えなかった
そしてなぜ2回目を開催しないといけないのか?
一方のリオは南米初開催という大義名分があった
この差は大きい
 
我々もよく、企画、プレゼンで勝つ負けるという日常を繰り返すのであるが
今回の件はとても参考になった
再度自分自身にも戒めとしてしっかりと捉えておきたい
 
事業の成功の大事な要素は
 
1、事業の必然性 『哲学』
2、時代の勢い、流れ
3、コミュニケーションと熱意
そして最後が企画、プレゼン力である
 
まさに企画やプレゼン力がすべてではないということをはっきりと示す事例となった
改めて私自身にも真摯に受け止めたい印象的な出来事である
 
9月30日 77歳になった石原都知事はコペンハーゲンで行われた
ささやかな誕生会でこう静かに話したという
 
『 大切なのは例え地球が滅びるとも、りんごの木を植えるこ