新しい放送サービス?

現在、テレビの年齢は59歳
人間でいえばそろそろ定年を考えだす年でもある
さてテレビもその年齢と同じように
ネットに押されかつての勢いはない
広告収入が伸び悩み、視聴率もじり貧傾向とあっては
いかんせんリストラしかない
制作費のカット、人件費のカットを続け
横目でネットをにらみながら
在京テレビ局もネットやモバイルを活用しての
新しい成長ドライバーへの模索が続いている
 
さてそんな中、4月から2つの新しい放送サービスが始まった
一つは携帯端末向けの放送 NOTTV だ
2011年に停波した地上アナログ放送の周波数を活用した
新しい放送サービス
NTTドコモが中心となり家電メーカー、在京民放、
電通などの広告代理店、商社などが出資した mmbi が提供している
見かけは最強軍団の出資だが・・・・・・
 
テレビにはやれないことをやる
派手なテレビCMを投下してのデビューで
東名阪と福岡と沖縄でサービスを開始したが
残念ながら現状は全く期待外れである
サービスは3チャンネルを用意
2チャンネルが総合放送
1チャンネルがニュース放送
総合放送の昼放送する情報番組は7時間
民放の制作者を100人ほど投入してやるとの意気込みだったが
評価は厳しい
どこがテレビでやれないことなのか見えない
民放の情報番組に似ていて全く目新しさがないし、しょぼい!
見たいコンテンツがそろっていない
しかも対応端末の少なさ
アンテナを備えた専用端末が必要なため
放送開始の4月には2機種しか対応できていない
自宅では受信できない
月額料金 420円の価格の割高感だけが心に響く
大々的に宣伝しても商品の核となる
テレビコンテンツの質の弱さが目立つばかりだ
ただ画像の質はワンセグの10倍という良さ
初年度に100万契約、将来的に1000万契約という目標は
放送開始した時点から絵空事だ
二つ目はテレビ向けネット放送の  もっとTV
これも電通と在京5社の連合軍の出資してのネット放送
番組を見ながら過去の関連番組をネットで取り込み
見ることができる
いわばNHKオンデマンドの民放版
映画関係は315円~525円
番組は210円から315円 と有料サービスである
放送局ごとに検索のやり方が違うのが紛らわしい
まだまだ改善の余地がたくさんありそうだ
何となく感じるのは
この2つの新しい放送は過渡期のサービスに
見えてしまうことだ
残念ながら新鮮さと魅力に欠ける点では共通だ
そしてこの2つのサービスは在京TV局にとっても
テレビの補完媒体でしかないと言う弱さも付きまとう
電通が出資して乗らないと乗り遅れた時に困る・・・
そんな言葉さえ聞こえてきそうだ
いつものガラパゴス化 
そんなワードが頭の中をよぎって消えていった
 
放送も経済と同じことで
テレビの将来を考えるともう日本だけではなく
日本特有だけでもなく
アジアかグローバルを制することしかない
大事なのはそのためにどうするべきかだ!