2つの万作(宮崎、博多)
今回は私の好きな九州の2つの居酒屋 万作 をご紹介しよう
共通項はどちらも庶民的なこと
しかも歴史があり渋い店であること
客層が良いこと
しかもどちらも伝統がありお互い知らない存在なのが面白い
今日はおじさま族の聖地をご紹介したい!
万作 宮崎
県庁、市役所ご用達のお店と言ったほうが良いかもしれない
5時を過ぎるとほぼいつも満杯になる
店の造りも年季を感じる
ただ改造前はもっと雰囲気が良かった
これが名物の串 旨煮 少し甘めだが
ここではまず湯豆腐、 串
名物の串は豚タンを金串にさしてじっくり炭火で焼きあげたもの(580円)
豪快でジューシーで焼き加減も見事だ
そしてうま煮(500円)
鳥と人参、ごぼう、じゃが芋、こんにゃくが甘辛く煮込んである
少し甘めだが焼酎などとよく合う
最後はシビのゴマ漬 (480円)
針生姜が彩となりさわやかなこれも好きな一品だ
入るのは1~2回転したころが狙い目だ
焼酎は霧島、木挽、八重桜
日本酒は佐渡の金鶴がお勧め
私もサラリーマン時代何度お世話になったことだろう
宮崎のいぶし銀の居酒屋である
金串度 ★★★
万作
宮崎市橘通西2丁目5-19
17:00~23:00
日、祭日休み
万作 (博多)
屋台が発祥のお店
何年か前に移転して今泉にオープンした
お店の前に行っても営業しているかわからない
看板の電気も消してあるのだ
一見さんはまず行かない
一度お邪魔して大ファンになった
まずは恵比寿ビールをぐいっと飲んで
どて煮やおでんを頼む
特筆すべきはどて煮の旨さ
ビールの後はオリジナルの日本酒 万作のぬる燗
ここはメニューの名前が大変ユニークだ
P肉 ひき肉を炒め生のピーマンに入れたもの
春菊レモネード 春菊を炙りさっと湯がいてレモネードで味付け
家族的な雰囲気で特にお母さんのキップと対応が心地よい
息子の鍋捌きもなかなかなもの
年配の常連さんの話が聞こえてくる
昔はHの話ばっかりしてたけど最近はH抜きでオペラとお墓の話ばかり
寂しくなったねとみんなで大笑い・・・・
思わずむせてしまった
博多屋台の忘れられたより良き伝統を今も受け継いでいる
人情度を感じる素敵な居酒屋だ
一番のインパクトはバンコックラーメン
ラーメンの細麺をおでん出汁とレモンやハーブを入れ
トマトも入り何ともエスニックなラーメンが出来上がる
これがさっぱりして〆にはちょうど良い味
客層も良いし意外とカップルも多い
値段も安いしぜひ場所を探していってほしい
博多屋台の忘れられたより良き伝統を今も受け継いでいる
人情度を感じる素敵な居酒屋だ
カオス度 ★★★☆
万作 博多
博多区中央区今泉1-4-2アンビール天神南1F
18:00~23:00
092-751-8973
日祭日休み