スポーツ,  ,  経済

アシックスの快走!

アシックスが世界のランナーの支持を集めている
ランナー用のランニングシューズのシェアでは日本で第一位
アメリカと欧州でも第2位となってる
機能と品質と豊富なラインナップが世界のランナーに受けているようだ
しかも高価格でも売り上げが快調というのは
ブランド力もパワーアップしてきている証拠でもある
 
スポーツメーカーの世界ランキングを見てみると
第一位  ナイキ (アメリカ) 2兆5300億
第二位  アディダス (ドイツ)  1兆9300億
第三位  プーマ  (ドイツ)   4000億円
 
ナイキとアディダスがダントツの1位、2位を占めている
 
さて日本のアシックスがその3位の壁に挑もうとしている
アシックスの2014年12月期の売り上げは3540億
2015年は4200億円を目指す
ニューヨークに出した旗艦店でも
世界規模のマラソンブームや健康志向などもあり売り上げは絶好調だ
しかも東京オリンピックのスポンサーにも名乗りを上げた
2016年のリオでもスポンサーとなる
 
2015年2月には神戸のアシックススポーツ工学研究所に新館を立てた
この研究所は高橋尚子のシューズを生み出したところとしても有名
今ブームのトレイルランのために実験設備も導入
ぞくぞくと新しい独自のシューズを開発していく
アシックス製品の開発の特徴は前モデルの機能性を7~8割は維持しつつ
その他の機能性を向上を目指す点
つまり新モデルになっても違和感なく走れることを重視する
設計理念は IGS  (Impact Guidance System)
運動してる足が目的とする動作を行うための必要な機能が全て盛り込まれた理念だ
アシックスの核となるシューズにはIGSのロゴが入っている
 
ランニングシューズに関しては世界のトップブランドだ
ただこれから世界の第三位を目指すためには
大きな課題はアパレル分野の販売拡大だろう
 
アシックスの名前の由来は
創業者 鬼塚喜八郎氏が
古代ローマの詩人 ユベナリスの
健全な精神は健全な体に宿る 
(ANIMA  SANA IN CORPORE SANO)に感動して
その頭文字を取ったものだそうだ
 Aはアルファベットの最初の文字でもあり、スタートの意味合いもあるのかも・・・・