垣内悠希(指揮者)

最近世界における日本人音楽家の活躍が目覚ましい
昨年はヴァン・クライバーンコンクールで優勝した
盲目のピアニスト辻井伸之氏が一躍有名になったが
指揮者の世界でも日本人が快挙をなし遂げた
 
国際的な若手指揮者の登竜門である
ブザンソン国際コンクールは2年ごとに開催されているが
2009年は山田和樹氏の優勝
そして今年の2011年は垣内悠希(33歳)に決定した
2回連続で日本人指揮者が優勝した
 
このブザンソンオーケストラ指揮者国際コンクールは1959年に
小澤氏が優勝した音楽祭でもある
このコンクールの面白いところは審査員だけではなく
演奏したオーケストラのスタッフの評価も加味される点である
いかにオーケストラを巻き込み一体化できるか
というところも指揮者の力量であると言うことを良く表している
 
垣内氏は父は作曲家、母はオペラ歌手と
恵まれた音楽環境の中で育ち
東京芸術大学卒業後、ウィーン国立音楽大に留学し
小澤さんにも師事したことがある
小澤さんの言葉で印象に残っている言葉は
テクニックは必要ないけれど、持っていればいざというときに役に立つ
という言葉だったと言う
 
国際コンクールでは30人の中から10人、6人と絞られ
決勝ではハンガリーとギリシャの3人で争った
サンサーンスのピアノ協奏曲2~3楽章
シュトラウスのドン・ファン を指揮した
ドン・ファンでは舞うように指揮して観客、オーケストラから大喝さいを浴びた
 
彼は日本の人たちを勇気づけることができれば嬉しいと話した
現在はウィーン在住だが
今からの指揮者として世界での活躍が楽しみになってきた