朝日新聞のTVCM

新聞各社の売り上げが落ち込んでいる
新聞の広告収入は2005年の7438億円から2010年には4496億円と
40%弱の落ち込みと言う悲惨な結果だ
そんな中でTVメディアに積極的にCMを投下する
新聞社も多くなってきている
 
私のマイブームはその中でも
朝日新聞の天声人語のCMである
 
朝日新聞の一面を飾る名物コラム 天声人語
天に声あり、人をして語らしむ という意味で
1904年大阪朝日掲載でスタートした
戦争が終わり1945年9月に天声人語のタイトルが復活した
1世紀以上にわたり、時代を切り取ってきたコラムだ
まさに朝日新聞の顔ともいえる・・・
 
天声人語は冒頭のつかみの文章が命だ
この強烈なつかみが導火線となり読者を引き込んでいく
興味を持たせ引き込んで行けるかはこの一行にかかっている
 
このTVCMは冒頭の言葉を
まさしくキャッチコピーにしている
つかみからどう興味を持たせ最終的に新聞にどうタッチさせるかを
程よく感じさせてくれるCMである
 
LOVEとLIKEはどう違うのか?
というキャッチコピーは万人に興味を引く
 
テレビCMはここまでだが
興味を持って天声人語を読むと驚く結末の意見が心に響く
 
LOVEは異質なものを求め
LIKEは同質なものを求める心の作用
愛には不安定な揺らぎがあり
好きにはどこか安定がある
その安定感は、自分と同じものを相手に見出した心地よさかもしれない
 
同調圧力=集団の中で多数派に合わせるのを強いる空気
現代の同調圧力の力は子供や若者の間で
強まる傾向らしい
自分を安全地帯に置く言動と異質なものの排除は
意図はなくても表と裏の危うい間柄にある
同調圧力の強まりは冒頭の定義に従うなら
ひいては愛を失うことになる
LIKEを悪者にする気はないが用心はいる・・・・・・
子供だけではない
大人はなおのことと胸に留めたい
 
天声人語
一世紀以上も時代を見つめてきたコラムには深い洞察がある
LOVEとLIKEはどう違うのか?
しっかり私の心に刻みこまれたキャッチコピーとなった