勝利の女神

宮崎市で行われた2014ダンロップフェニックストーナメントは
4日間晴天に恵まれ、多くのギャラリーが訪れた
 
松山のフォームを宮崎で見たが
下半身の安定感が増している
しかも太くなっている、逞しい
後姿を見ているとまるでゴリラがゴルフをしているように見えるほどだ
 
最終日の攻防は勝利の女神が最後まで
誰に微笑むかわからないほど白熱した試合となった
首位でスタートした松山英樹がスコアを伸ばせないまま
ジョーダン・スピース ブレンダン・ジョーンズとの三つ巴
15番、16番の連続ボギーで首位から陥落
アプローチのケアレスミスのボギーだ
私はここまでかと思ってしまったが
松山英樹はこれで吹っ切れたという
これで追う立場になったと!
ここからアメリカで培った勝負師の凄みが出る
 
追い詰められた17番ティーショットはグリーンにワンオン
下りの5mのパット
30cmほどのフックライン
優勝にはバーディしかない、剣が峰だ
イメージ通りにパットをしたが転がって行った球は
カップ左に抜けそうになるところをこらえて左縁からカップイン
命拾いのバーディとなる
ガッツポーズが自然に出た
 
今田が15アンダーでホールアウトし
追う立場になった18番
310ヤードを超えるドライバーを狭いフェアウェイのセンターへ
続く第2打
圧巻だった
235ヤードを5番アイアン
フルショットした球は松山のゴーという声に押され
バンカーぎりぎりのグリーンに落ち、そのまま奥のカラーで止まる
まさに気で打った印象的な執念のショットとなった
難なくバーディでプレイオフ
 
今田とのプレイオフを制して松山英樹は
ホストプロとしても勝ちたかった試合
プレッシャーの中で勝てたことが今からの良い経験となると語った
 
この試合を見て感じたことだが
松山英樹はまさに世界のトップと闘い
それに勝って見せた
精神力がいかに大事かということを改めて感じた試合となった
次はメジャーで勝ちたいと言った彼の言葉はより現実味が増した
世界一に挑む日本人
22才の勇姿はとてつもなく大きく見えた
近い将来メジャー優勝を引っ提げてこのトーナメントに戻ってほしいものだ