地域活性,  感動、癒し、喜び

みやざきみなとまつり2010報告

ここ一週間とても気まぐれな天気でみなとまつりも
本当に心配だった
前日も風が非常に強く
みなとまつりのテントも飛ばされていないかと不安だった
 
いよいよまつり当日
何とか天気が持ちこたえてくれて
巡視船おおすみと宮崎カーフェリーの体験航海が始まった
乗船したのは抽選で当たった1600人の方々だ
今回は募集期間は短かったが3000名を越す応募で実行委員会もびっくり
受付には今回から海洋高校の生徒さんのボランティアの協力も嬉しいサポートだった
波が少し高かったけれど全員心地よい体験航海を感じていただいた
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一番苦労したのが交通計画
警察協議を行い、現場立会いの確認など
宮崎北警察署の地域、交通の方々に
大変お世話になった
最後の最後まで交通計画やシャトルバスなどの話し合いが続き
警察のアドバイスでシャトルバスの運行経路、交通動線などが
体系的に組みあがった
特に北警察署の交通の小倉さん、地域の矢野さんには大変お世話になった
 
さて臨海公園の夜のステージが始まった
心配された天気も臨海公園だけ晴れ
市内では雨が降ったところも少なくなかったようだ
 
宮崎牛の振る舞い1000名も大変喜ばれた
 
ステージでは
港小学校の獅子舞  かわいい子供たちの獅子
江田神社神楽
主祭神はイザナミ、イザナギ
アマテラス(太陽神)スサノオ(海の神様)ツキヨミ(月の神様)が生まれた禊の池もすぐそばだ
金丸宮司も来て頂き伝統の神楽を舞って頂いた
インティ  南米の音楽フォルクローレ
吉村八幡神社 獅子舞  
桑水流3兄弟+石井宗明の民謡日本一の4人によるステージは
圧倒的な声量で観客を魅了
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セレモニーは  
実行委員会会長の黒木会長の挨拶
戸敷宮崎市長と戸高宮崎市議会議長が駆けつけてくれて
宮崎の復活宣言のスタートだとの力強いご挨拶
 
響座のダイナミックな命の鼓動を感じさせる太鼓
ジャズ  魅惑のボーカルが心地よい
フラダンス
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フィナーレは昨年大好評のフラスタジオイリアヒのフラダンス
華やかで華麗なステージで盛り上がった
 
フラダンスの頃にはビーチサイドにずらっと人が座りまさに壮観な風景
ジェイミーのカウントダウンとともに3000発の花火が大空に花を咲かせた
特に水中花火の迫力はインパクトがあり
会場の観客からは大きな拍手が巻き起こった
 
メイン会場観客が 26000人
ボランティアも150人と言うみなとの地域の総がかり的事業になった
黒木会長、田北副会長、坂元副会長、そして国の山本所長はじめ
大変なご協力をしていただき感謝をしている
 
地域の持つ必然性を考え、祭りのコンセプトを企画し
そのうえで色んな状況を想定し
効率よく予算配分をする
自分の想いとこだわりのところには時間をかけてアイデアの発酵とパワーを入れる
そうして地域のシズル感をどう演出していくか、、、、
プロデューサーとはそういう仕事だと思っているが
実行委員会の皆さんの暖かいサポートと励ましは何よりの私たちのエネルギーになる
 
しかも祭りの翌日の朝はスタッフ30人でまつり会場でごみ清掃
実行委員会の黒木会長、田北副会長も参加
自らごみ拾いをしている姿には頭が下がった
この方々がトップにいたからこそ、みなとまつりは地域の祭りとして成功したんだと思う
 
準備に時間がなく作業的には予想以上のハードルがたくさんあったが
私にとってもまた新しい勉強をすることが出来た
いろんな困難を乗り越え成功することが

私の疲れを心地よくさせる一番の良薬だ

そして人の感動する笑顔を見ることが私にとっての何よりの元気の元だ
 
なんとか地域としてのみなとまつりの定着が見えてきたと思う
厳しい経済状況の中、みなと花火に協賛していただいた企業、団体の皆様
ご来場された方々、そして実行委員会、ボランティアそして出演者の皆様本当に有難うございました