亀専務ー宮崎飲み歩き
酒造りの真っただ中
神亀の小川原専務が宮崎へ・・・・・
蔵は来週から大吟醸の仕込みが始まるところだという
蔵人は10人でやっているが
若いけどみんな良く頑張ってくれていると
専務はお昼、光洋で少しお酒を飲みすぎたよう
我々は夕方から合流
最初のお店は喜泉さん
京都懐石の流れをくむお店
器のセンスの良さは宮崎一といって良いほど
松下さん持参の徳利がとても素敵だ
亀専務のお燗で料理との相性を楽しむ
そら豆の天ぷらが季節感を表している
器の黄色も綺麗
そら豆そのものだと大吟醸のお燗
天ぷらにするとひこ孫と大吟醸のブレンドでと
その場の感覚でブレンドしていくのが専務流
椀物は金目鯛
酒造りは数値や理論では計り知れない
計り知れない奥深いもの
嘘の日本酒全盛期に純米だけに舵を切った
小川原専務の酒哲学に
多くの蔵が賛同し師と仰ぐ
そして純米の日本酒に魅了されたファンはいつのまにか
神亀教と言われる熱狂的なファンになっていく・・・・・・
刺身 ブリの幽庵焼き
昨年はオーストラリアに行き地元オーストラリア人に
オイスターの生に燗酒を飲ませてみたら
おいしい、美味しいとよく飲むんだ
世界はみんな同じだとあらためて思ったと言う
そしてご飯
少しお腹がいっぱいになったところで
夜の街を放浪・・・・
宮崎の角打ちとして有名店になった たたんばぁへ
何とあくがれの高妻君がいる
みんなでワイワイ
専務は日本酒酵母を使ったあくがれの焼酎を・・・・
限定700本だけ、無濾過、
ラベルは女性を狙ってピンク色
少しなめたが甘い
なるほど、これは女性客に受けそうだ
私は日南娘のお湯割りを・・・・
お店のマスターがみんなで盛り上がった写真を撮ってくれた
一番手前があくがれの高妻氏 奥で亀専務ニコニコ
さて仕上げはオークへ
お客が多くてびっくり
カウンターがいっぱいなので
テーブルに座り私はホットバタードラム
亀専務はじっくり考えてボウモアのストレート
手でじんわり温めて
いとおしそうに楽しんでいる
その姿を見て本当にこの人お酒を愛しているのだなあと
少し感動してしまった
穏やかなたたずまい
頑固だけれどあったかい亀専務
最近は若い人たちが造りをわかっていないと手厳しい
これからは今まで以上に
本物の日本の酒造りを指導していってほしい
それが新しい日本酒の将来につながる一番の近道でもある
そして宮崎を第2の故郷としてまたいつでも遊びに来てください