経済

日本の大学の低迷・・・

世界における日本の大学の長期低迷が目立ってきている
英国の世界的な大学の評価機関として知られている
タイムズ ハイヤー エデュケーション(THE)が2015年版の
ランキングを10月に発表した
選ぶ評価基準は5項目
教育、研究、論文被引用数、産業界からの収入、国際性
 
 
第一位はカルフォルニア工科大学  (5年連続)
第二位はオックスフォード大学
第三位はスタンフォード大学だ
 
日本の大学はというと
東京大学が43位、京都大学が88位と毎年ランキングを下げている
アジアにおいては第一位、シンガポール国立大学26位
第2位 北京大学42位 となっている
 
2013年には
東京大学は23位、京都大学が52位
2014年には
東京大学が23位、京都大学が59位 となっていた
 
2015年東京大学はアジアにおけるトップの地位を初めて譲り渡すなど
日本の大学全般の世界ランキング低下は
目を覆いたくなる惨状だ
 
2014年9月文部科学省では
世界のトップ100に入れる可能性のある大学 13大学をトップとして
スーパーグローバル大学として採択した
しかし2015年のアジアにおけるランキング低下も見逃すことができない現実だ
シンガポールにも中国にも抜かれた現実は重い
国を挙げて
緊急課題として危機感の共有と実行のスピードを上げてもらいたい!
 
日本の大学は英語圏ではないため
ネックは国際性であることは重々理解をしているが
大学が将来の国の知の力であることは間違いない
ある意味、世界においての日本という国際的な地位を示す指標でもある
 
今のままで行くと
20年後日本からノーベル賞が期待できるのだろうか?
なんだかそんな寂しい気持ちになる!