「夢を喜びに変える自超力」松田丈志
宮崎県森林組合連合会の講演会で
7月6日松田丈志氏をお呼びして
「夢を喜びに変える自超力」をテーマに
宮崎観光ホテルで講演会を開催した。
講演前の打ち合わせでは
現役を引退した後は
練習量も少なくなり、食事とのバランスがむつかしい
会食も多く、油断すると体重オーバーになる
現在トライアスロンに向けて練習をしている
現在の体重は85キロぐらい
88キロだと少しぽっちゃりした感じに
82キロにすると少しキレのある体になるとおっしゃっていた
さて講演会の内容だが
4歳から水泳を始めた
自分が8歳の時にバルセロナオリンピックで
14歳で岩崎恭子が金メダルを取った
オリンピックと言う最高の舞台があるんだと意識した
自分が所属したスイミングクラブは
ボランティアの方々で運営をされていて
公立中学校のプールの上にビニールハウスを張った簡素なものだった
施設、お金、情報は何もなかった
特に冬場は寒く泳げないから工夫した
陸上トレーニング、腹筋、背筋など
土台となる体づくりをしっかりできた
つまりフィジカルトレーニングで強い体を作れた
あと一つは集中力
練習できる時間が短いからなおさら集中した
ないという環境から2つの大きなものを見つけたという
世界を感じた瞬間は
高校3年生18歳ででパンパシフィック選手権に出場した
1500mに出たが優勝者とは周回遅れの惨敗となった
世界チャンピオンとの差がわからない
実践しかないと考え、世界チャンピオンの国オーストラリアに行って
一か月間、一緒に練習することができた
実感したのは
はるかに超える練習量
世界一努力をしていることを、心の底から実感できた
そのあとから
頑張り、練習メニューなど、もっともっと自分を追い込んでいった
2年目、再度一緒に練習をしようと連絡したら断られた
しかし久世コーチはあきらめず、松田選手を引き連れ
現地に行き交渉しようとスイミングプールの前に行き
コーチに「プリーズ」と頭を下げた
2週間だけという約束だったが
結果一か月間また練習を見ていただくことができた
オリンピックに出場する夢
それは久世コーチが絶えず松田選手に行っていた言葉
「あんたならやれる」
この言葉があったからこそ、松田選手はメダルに届いたのだと実感した
松田丈志氏の話は人生にも仕事にも通じる
熱のある講演だった!