ごはん,酒,  ,  大吟醸を楽しむ会、蔵元、

りんご酵母発祥の蔵 中尾醸造を訪ねて

広島駅からバスのかぐや姫号に乗って

約70分で竹原駅に着く

初めての竹原だが

あいにくの雨、近いので蔵迄歩いて行こうとしていたら

中尾醸造の中尾祐介氏が迎えに来て待っていてくれた

有難いことだ

車で約3分程で中尾醸造へ到着

工場の奥にある中尾宅でまずは先代に祈りをささげた

実は2026年7月8日に先代の中尾強志社長がご逝去されて

早めのご挨拶をと思いながら今日になってしまった

中尾社長とは以前何度か話をさせて頂き

中尾社長の趣味である釣りの成果で

地元で誠鏡を楽しみたいですねと盛り上がったことも有る

現在の社長である先代の奥様の中尾ひろみ様と話をさせて頂いた

もうすぐ一年になりますがまだいろんなものがそのままです

写真や愛用されていたものが置いてある

先代がご逝去されて一年

62歳での先代の死はあまりに早すぎたのだが、

早く一人前になれと言うことだろうと祐介氏に話すと

彼も深くうなずき、強い覚悟を確信することができた

奥様と娘さんは何年か前、宮崎の大吟醸を楽しむ会に来られたのだが

社長の意思で会には参加しなかったのだと言われていた

しかし今となっては良い思い出ですと話された

そのあと事務所に行き誠鏡の現状をお聞きした

何といってもこの蔵はリンゴ酵母発祥の名門蔵である

リンゴ酵母で作ったお酒は1948年新酒鑑評会で日本一となり

1949年から3年連続で皇室献上酒の名誉となり

一世を風靡した酒である

そのリンゴ酵母の大吟醸が幻である

現在は年1,500石で安定しているという

アメリカの輸出が好調で輸出が売り上げの25%を占めている

その中でも誠鏡の純米にごリ酒は

そのほとんどがアメリカに輸出されていて大好評だそうだ

私もたびたび東京で誠鏡を飲んだことがあると話すと

以前から東京での売上も多く、

広島、東京、アメリカが大きな売り上げの柱となっているそうだ

今年の酒造りは5月で終了し、これからはレモンワインの製造に入るそうだ

広島県は日本一のレモン生産県であり

2002年からレモンワインの製造を始めた

レモンの果実は大崎下島豊町産の大長レモンを使用

日本レモン発祥の地として100年の実績を持つ天然レモンの一級品だ

5年ほど試行錯誤の末にレモンワインの品質が安定して

現在ではレモンブームも重なり

観光土産としても大好評で売れている

レトロなラベルデザインも歴史を感じさせる

最後は中尾ひろみ社長や祐介氏と事務所の皆さんと

一緒にパチリ

リンゴ酵母の幻 そして純米酒、にごり

そして地元レモンを使用したレモンワインを含め

中尾醸造のこれからの益々の繁栄を祈念している