The New Case for Gold(ジム・リカーズ)
食料品やガス代など物価が大幅に上がり続けている
肌感覚だと10%以上の物価上昇に感じる
ガソリン代も上がっているが
補助金で価格上昇を押さえているため本当の現状は掴みにくい
ただ時代は長期デフレからインフレに入ったと感じている
しかも円安が続いているため、物価高の傾向はこれからも続いていく
そんな時代の中で個人はどのような資産防衛が必要なのだろう?
世界の通貨の歴史を見てみると
通貨は静かに、しかし確実に価値を失っていき、やがてはゼロに向かう
それは歴史が証明している
そんなことを考えながらジムリカーズの本
ジム・リカーズ『The New Case for Gold』を読んでみた
2016年に出した復刻版に新しい章を一つ入れてある
ジムリカーズ氏はウォール街で40年以上の実績があり
ホワイトハウス、CIA,ペンタゴンの顧問を歴任し
弁護士、経済学、地政学など複数の顔を持つ人だ

第一章 金とFRB
FRBの脆弱性
FRBは完璧ではない
FRBは破綻はしていないが信頼は弱まっている
私が調べてみると2025年の10月以降、米国債の債務利払いは1兆1700億ドル
国防費の8040億ドルを上回っている
また米国債利回りは2007年以来の高水準
それに負債40兆ドルまであと1080億ドルで到達してしまう
但しFRBのバランスシートを見てみると金の資産がある
第2章 金は貨幣である
金は投資資産でもなく商品ではなく貨幣である
通貨崩壊の歴史と金本位制の停止
第3章 金は保険である
インフレとデフレに対する保険
第4章 金は不変である
第5章 金は打たれ強い
第6章 金を買おう
第7章 金とトランプ大統領
世界の中央銀行による金保有の増加
BRICS通貨の解決策は金
金価格の引き上げでアメリカの資産を再び偉大に
以上が本の要約だが
私はドルも安全ではない。
そして日本円は、将来的にはもっと危ないと考えている
そんな時代の中
ジム・リカーズ『The New Case for Gold』は、
その問いに対して 「金だけが裏切らない」
という明確な答えを突きつけてくる。
私の読んだ個人的な感想だが
既にBRICS通貨構想は金を裏付けとした計画を水面下で準備を進めている
近い将来米国は保有している金価格の帳簿価格の見直しをすることで
見せかけ上は米国債の負債を軽減し
米国の覇権維持を図るのではないかと考えている
それらを組み合わせて考えると
金は“投資”ではなく“防衛”の手段として考える時期に来ているように思う
さてあなたはどう思われますか?


