モノクロ VS CG

2012年のアカデミー賞
大本命はヒューゴの不思議な発明だろうと予想していた
どちらも5冠を取ったのだが
内容の結果はアーティストに軍配が上がった
 
ヒューゴの不思議な発明
世界各国でベストセラーになった
ブライアン・セレブニックの冒険ファンタジー小説
ユゴーの不思議な発明を3Dで映画化
しかもVFXのスーパーバイザーを務めたのは
アバターなどの作品で知られるロブ・レガード氏だ
巨匠 マーティン・スコセッシを監督が力を入れいい形で仕上げた
ストーリー展開の要となる機械人形は実際に制作され
多くのシーンで活用されたが重要なシーンはCGに置き換えられている
まさに立体3Dの凄さを満喫できる映画のようだ
しかも家族で楽しめるファンタジー作品に仕上がっている
美術、撮影、視覚効果、録音、音楽編集の5冠
 
アーティスト
フランスの101分の無声映画だ
直前にゴールデングローブ賞の作品賞、監督賞、作曲賞を取り
いい映画だとは聞いていたが、実際は厳しいだろうと考えていた
監督はミシェル・アザナヴイシウス氏
舞台はトーキーへの移行期を迎えるハリウッド
時代を読み違え没落していく
スター俳優を演じたジャン・デュジャルダン
主演男優賞はフランスの俳優としては初の快挙だ
無声だからこそ伝わる真のコミュニケーション
フランスからハリウッドに伝わった映画への愛
今の時代背景を考えると
時代の変わり目、激動の時代
アカデミー賞だからこそ
この時この映画を受賞させたのだという想いも伝わってくる
作品賞、監督賞、主演男優賞、衣装デザイン、作曲など主要な賞を勝ち取った
今から公開が楽しみである
 
まさに モノクロ VS CG の対決だった
時代はまさにCG全盛のようでもある
しかし83年ぶりのアカデミー賞のモノクロの無声受賞は
私たちに何を訴えようとしているのであろうか?
 
メリル・ストリープのマーガレットサッチャー 鉄の女の涙 の主演女優賞は貫禄だ
まさにサッチャーだと言う人が多いほどメイクも素晴らしい
そして秀作と評判が高かった
外国語映画賞のイラン映画 別離 は映画を見てまた感想を述べたい