ミドリマツベーカリー(宮崎市赤江)

宮崎市の赤江たんぽり近くの住宅街の一角に

人気のパン屋さん ミドリマツベーカリーがある

仁禮(にれ)さんご夫婦は

東京のパン屋さんで一緒の職場で知り合い

宮崎に帰り宮崎観光ホテルのベーカリーのチーフとして働いた後

2012年7月にお店を開業されたという

東京のパン屋ではあのトロアグロのパンも納入されていたそうだ

お2人ともパン職人

 

店に入るとパンの香ばしい匂い

そして奥さんの温かい笑顔に出会うだけで

何だか幸せな気分になってしまう

シンプルながらも店内のインテリアや本も

とてもセンスが良い

パンも素材にも気配りがされていてレベルが高い

私が大好きなのはチキンを挟んだ総菜パンとクロワッサンだが

今日はイートインで

クロックムッシュ、パンオショコラ、クルミの栗のパンなどとコーヒーでランチ

朝7時から開いているので

休日の朝、ひとりでゆっくり

パンとコーヒーを楽しむのも私の好きな過ごし方の一つでもある

 

 

あたたかさ度 ★★★★++

 

 

ミドリマツベーカリー

宮崎市赤江1383

0985−59−2067

水曜〜日曜 7:00~18:00

千年鮭きっかわ(新潟県村上)

新潟県村上市には2つのサケの名物がある

一つは酒の〆張鶴だが

あと一つは市内を流れる三面川の鮭だ

村上市の鮭は平安時代、

京の都に鮭を租税として納めていたという記録があるほど

有名だったと言われている

古くから鮭はこの風土ならではの独自の製法と共に

100種以上の料理法などで

村上の食文化を作り出してきた

 

昔からの製法を守り今に伝えるのが

千年鮭きっかわ

12月のNHKで村上の鮭が放送された

その取材地がきっかわだった

店の外観はまるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう

JRのCMでは店の前で吉永小百合が立ってるのでもおなじみだ

 

お店の奥に入ると

なんと天井の梁から100匹以上の鮭が吊り下がっている

圧巻だ

吉川社長に話を聞いた

村上の人々にとって鮭は千年も前から特別な魚でした

その鮭をあら塩を振り4~5日漬け込み

風にさらし、1か月ほど醸すのを待ち

添加物を使用せず先人から受け継いだ知恵に

創意工夫を重ねて独自の旨味を守ってきた

 

また吉川社長は地域活性化の旗振り役でもある

この町家をまちづくりのシンボルにしようと

20年以上行政の手を借りず

夫婦で市民の草の根運動を展開してきた

その一つが平成14年から始まった黒塀プロジェクトだ

村上の町に昔ながらの黒塀を市民の力で復活させようというプロジェクト

市民がお金を出し合い、黒塀の制作も市民が行う

誇りある町づくりのための

「黒塀一枚1000円運動」

平成14年度から20年度までで340mの黒塀を作ることができた

2008年には国土交通省都市景観大賞を受賞

そのほか町家再生プロジェクトなど

数々のプロジェクトが展開中だ

ようやく平成28年に行政も一緒になってやっていこう動きになってきたという

鮭作りも町づくりも同じこと

古くからの伝統に敬意を払い、創意工夫を重ね情熱をもって

現代に呼びもどすこと

行政に頼らない市民によるまちづくり

理念は素晴らしいが実践で成功することはまれだ

その成功を勝ち取った吉川夫妻をはじめ村上の市民の情熱と努力に敬服した!

 

吉川社長が綾町の故郷田町長を尊敬されているのをお聞きして

嬉しい驚きだった!

酒肴屋いっこう(新潟市)

新潟市の古町の繁華街のはずれにある

こじんまりとしたお店

店頭には杉玉が飾ってある

お店に入りカウンターに座る

まずは北翔(大洋盛)で一杯

突き出しのつみれ汁が絶品だ

在来野菜、女池菜(めけな)のお浸しも新潟を感じさせる

マグロの生ハムと洋梨の白和え・イクラ添え

お待ちかねの刺身盛り合わせ

これで一人前とは驚き

魚も新鮮でいうことなし、特に寒ブリが美味い

次は佐渡沖で獲れた寒ブリのカマの塩焼き

酒は佐渡の真稜

寒ブリの身は脂が乗っていて実に美味しい

酒もすっきりキレが良い

これが地元の魚を食べながら地酒を楽しむ醍醐味だ

 

最後は焼きご飯

お焦げができるほど焼いてお好み焼き風に

カツオ節や青のり、マヨネーズ、レモンで食べる

これが意外につまみになる

開店して12年

若いご主人の料理がセンスも良く素晴らしい

奥さんの接遇も元気が良くさっぱりして好印象

また来たいと思わせる

新潟の酒と肴を楽しめる隠れ家の名店である

 

 

肴度   ★★★★

 

酒肴屋 いっこう

新潟市中央区西堀通6−889

025−367-7158

月~日  17:00~23:00

水曜休み

ぽんしゅ館(新潟駅)

新潟駅南口の一角には、ぽんしゅ館の利き酒処があり

新潟の92蔵のお酒を楽しむことができる

受付で500円を支払うと

お猪口と5枚のコインが渡される

ずらりと並んだ利き酒マシーンの中から

好みの銘柄を選び、お猪口を置き

黄色いボタンを押すと

酒が出てくるシステムだ

越後鶴亀や〆張鶴を楽しむ

お燗機もあり燗も好みでできるのが楽しい

つまみは塩と味噌

キュウリが欲しい方は100円で買える

利き酒をしながらトランジットするには最適の場所である

味噌、醤油、新潟の美味いものもショッピングすることもできる

新潟駅自体が駅ビル工事中のため、全体的に動線が不便な感じもするが

将来、工事が終わったら一挙にお客さんも増えていくだろう

和食と日本酒(増田徳兵衛)

京都伏見の月の桂の増田徳兵衛社長が

「和食と日本酒」の本を一年がかりで書かれた

2013年ユネスコ文化遺産に登録された和食は世界各国で

ブームとなっている

2015年和食文化の保護継承に責任を持つ組織として

発足した和食文化国民会議の

10冊目のブックレットとして出版されたもの

 

自然が育む日本酒の文化

 

平安時代には(8~12世紀)には造酒司(みきのつかさ)

と言う役所が置かれ、国家によって酒造が行われました

そののち寺院で僧坊酒(そうぼうしゅ)と呼ばれる酒が造られるようになり

酒造技術をけん引していきます。

特に奈良の寺院が造った「南都諸白」は

麹米と掛米の両方に精白米を用いることで

生まれた透明度の高い酒で、当時主流だった濁り酒とは一線を画し

室町時代まで長い間、高い名声を保ちました

 

現在に近い酒造方法が確立するのは江戸中期のことです

日本酒に適した冬季に集中して醸造する方法が定着し

農村部から農閑期の出稼ぎとして酒造りに来ていた人たちが

職能集団化した杜氏、蔵人が誕生しました

水質の良し悪しが酒の質に影響することが発見されたのもこのころです

 

三月は桃酒、五月は菖蒲酒、九月は菊酒といった

季節の花を酒に浮かべ愛でる習慣がありました

邪気を払い、長寿を祈願して飲んだのです

お正月には屠蘇と言われる

10種類ぐらいの薬草と清酒を混ぜたお酒を飲み

一年の無事を祈る習慣が伝わっています

  

和食と日本酒

 

飲み物だけではなく日本酒は調味料としても用いられてきました

煮切り 酒を沸騰させアルコール分を飛ばし調味料として使う

酒蒸し 酒を振って蒸し煮に

酒煎り 日本酒を少々食材と一緒に入れ汁気がなくなるまで加熱

酒塩  煮物をするとき少量の酒を加える

煎り酒 日本酒に梅干し、鰹節、たまりなどを入れて煮詰めた調味料

 

などなど

日本酒と和食についてうまく構成されており

大変わかりやすい

増田徳兵衛氏は日本酒造組合中央会の監事と言う立場でもある

是非ご興味がある方はご一読ください!

第2回親子発酵教室

みやざき発酵文化ネットワークでは

みやだいずプロジェクトのご協力で

第2回親子発酵教室を

宮崎市田野町の道本食品で2月16日開催します

発酵×体験×食=健康のテーマのもと

今回の発酵はみやだいずと味噌

塩麴、漬物の3つの発酵を勉強します。

講師の先生は道本食品の道本社長

みやだいずと味噌はケンコー食品の吉田社長

塩麴は100年続く宮崎市の二宮麹屋の二宮工場長です

様々な発酵を学んで健康生活を考えてはいかがでしょうか

とくにみやだいずは宮崎大学の明石教授により都城で見いだされた

宮崎の在来種の大豆です

スケジュールは

9:40 現地集合

10:00~11:40 発酵三講座

11:40~発酵昼食

終了後現地解散

 

発酵昼食は

おにぎり、塩麴の一品、みやだいずと野菜のサラダ

漬物、お味噌汁などを検討中ですが

当日までお楽しみに・・・・

 

参加料は大人 1000円 子供 500円(小学生まで)

ご家族でグループでお気軽にご参加ください。

現地集合、現地解散となります。

お問い合わせは 0985-31-7086 みやざき発酵文化ネットワークまでどうぞ

金時食堂(神戸元町)

おしゃれでハイカラな街として有名なのが神戸元町だが、

その元町に68年の歴史がある大衆食堂がある

名前は金時食堂

食堂でもあり居酒屋でもある

中に入ると昭和の香り満載のなつかしさ

ショーケースに並ぶ料理から1〜2品を選び

テーブルに腰を下ろす

いわしの煮つけにクラシックラガーの大びん

出汁巻も大きいがさっぱりしていて

つまみにも良い

テレビを見ながら庶民的な解放感に包まれていく

途中でタイのあらだきが出てきた

思わずおばちゃんに注文

追加で菊正宗も

濃いめの味に酒が合う

庶民度、スピード、雰囲気

ここでしか味わえない大衆食堂の理想郷だ

リリーフランキーが出演するダイワハウスのCMにでたことでも

有名になった大衆食堂でもある

 

 

解放感度   ★★★☆++

 

 

金時食堂

神戸市中央区元町通1−7−2

10:30~21:00

土曜20:00 日曜19:00

祝日休み

順徳(元町)

神戸元町駅から三宮方面の横断歩道を渡り

すぐの路地裏にあるのが順徳

地元の常連さんをはじめ

県外からのファンも多い広東料理のお店

一番人気はネギソバ

 

私もここに来たなら必ずネギソバを注文する

黄金色に輝く滋味深いスープ

シャキシャキのネギ

スープとネギと麺の三位一体のバランスの良さ

さらっと食べられて

シンプルだが後を引く

 

元町の丸玉食堂でつまみを食べながら

紹興酒を飲むのもディープで良いが

さっぱりとした順徳のネギソバも上品な魅力である

 

 

三位一体度  ★★★★

 

順徳

神戸市北長狭通3−4−7

078−331−5320

11:30〜14:30 17:00〜21:00

月曜休み

ブランジュリーコムシノワ(三宮)

三宮そごうの裏のビルの地下一階に

神戸を代表するパンの店の一つでもあるコムシノワがある

フレンチレストランの荘司シェフが

手掛けるパン屋さん

店内には調理パンやハード系をはじめとして

オリジナルなパンがいっぱい

奥には落ち着いてゆったりできる

バリ風インテリアのカフェエリア

ここでは飲み物をオーダーすると

一緒に買ったパンを楽しむことができる

今日の朝食は飲み物を入れて1000円程

クロワッサンも生地がサクサクだ、トマトピザも熱々の美味しさ!

朝、焼き立てのパンで神戸の雰囲気を楽しむのもまた良い

神戸に行くと必ず一度は行きたくなるパン屋さんだ

 

 

焼きたて度 ★★★☆++

 

 

ブランジュリー コムシノワ

神戸市中央区御幸通り7−1−16三宮ビル南館BF

8:00~19:00

水曜休み

居酒屋甲子園の奇跡(桑原才介)

居酒屋の日本一を決める

居酒屋甲子園というイベントが2006年から毎年開催されている

今やエントリーの店舗は1700を超え

スポンサー企業も140社を超える

エントリー料は有料で

覆面調査を受ける

調査員は店舗に行き電話対応、接客、料理の提供時間、清潔度など

約50項目をチェックし点数化される

日常の顧客満足度が問われる調査だ

3回の合計得点で全国大会に出れる5店舗が決定する

 

全国大会では20分のプレテの中で

店の取り組み、想いなどを参加者5000人に訴える

また日々の取り組みなどをスタッフが交代で発表する

接客、料理へのこだわり

スタッフ教育のしくみ

地域や生産者とのつながりの方法

原価率まで含めこのプレゼンですべてのノウハウを公開していく

日本一は参加者の投票で決定する

この居酒屋甲子園が本になった

著者は桑原才介

 

居酒屋甲子園を立ち上げたのは大嶋啓介

目的は居酒屋から日本を元気にする

理念は共に学び共に成長し共に勝つ

 

彼が作り出した「本気の朝礼」がスタッフを店を元気にし

結果売り上げもアップした

その朝礼の内容は

黙想(自分はどうなりたいか、今日、3年後、5年度)

一分間スピーチ

ナンバーワン宣言

ハイ、挨拶訓練

大嶋はこの本気の朝礼を公開し

最強のチーム作りとしてメディアにも紹介され全国に知れ渡った

見られているから魅せることに変えるのだと大嶋は言う

 

この頃から居酒屋で甲子園を再現できないだろうかと大嶋は考えるようになる

大嶋の志に赤坂元気、深見浩一、上山弘朗が集まり

構想の具体化が動き出す

数々の難局を乗り越え2006年9月2日

日比谷公会堂は2000名の満席となる

第一回の最優秀店は熊本の憲晴百となった

 

興味のある方は、後は本でじっくり楽しんでほしい

最近の若者は元気がないなどと言われているが

この本に出てくる若者たちは

情熱だけでなく、変革していく志と勇気を持って地域の活性化を行っています

居酒屋甲子園が何故これだけ支持されるのか

少しだけ理解出来たような気がする!