ぼんじょる農園

宮崎市の生目の杜運動公園の近くで
有機のイタリア野菜を作って評判になっているところがあると言うので
早速連絡して出かけて行った
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農業生産法人(株)宮崎アグリアートの松本嗣夫(つぐお)さんに
お話を伺った
平成3年に体調を崩し長期入院した
入院中にドクターや患者さんの話から
食の安全を考えるようになった
主食となる安全なお米を通して労働の汗を流すことにより
健康を取り戻そうと考え、異業種からの農業への転身を図った
最初は農家の方々から失笑されるほど
雑草ばかりの田んぼだったが
年を重ねるごとに雑草も少なくなり、雑草抑制の方法も自己流で身についた
まさしく実践で有機農法を創り上げた
 
松本さんは現代の農業に危機感を感じている
見た目の良さや多収を優先し
環境破壊につながる化学農薬使用が当然の農法は
あらゆる動植物の減少や
土壌汚染に結び付くように思う
自然の生態系は途方もない時間の上に成り立っている
それを人間の都合の良い考え方により、自然は壊れ地球が病んでいく
そのスピードが加速しているように感じると・・・・
 
お話を聞き目から鱗だった
宮崎市で23年間有機で頑張っている人がいたことが驚きだった
 
有機だとまず土が元気になり微生物が増えていく
それは木村さんの奇跡のリンゴの本でもそうだし
都城の紅梅園の徳重さんの梅園も
五ヶ瀬の宮崎茶房の茶畑も実際そうだ
しかもそこには昔懐かしい原風景があるのも有機の特徴の一つである
 
異常気象は地球をいじめてきた罰が今下されている
という人たちも多い
そんな時代だからこそ、松本さんは有機にこだわり
地球を農業で自分なりに守ろうと努力をされている
今では中国をはじめアジアへの農業指導は年で10数回ほどの多さ
半年は外国だと話されていた
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息子さんの松本慎一郎氏は9年前に宮崎に帰ってきた
音楽をやっていただけに
印刷物のセンスも素晴らしい
農業をやることも
音楽と農業は通じるものがあるので違和感はなかったと
頼もしい発言
こんな若い後継者がいることが宮崎の農業の将来の希望になる
 
さてアグリアートのぼんじょる農園ではイタリア野菜を栽培している
この彩豊かなイタリア野菜の数々
いんげんも黄色や紫がある
イエローキャロットが珍しい
ミラノ大根は今年一番の出来かもとおっしゃっていた
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松本さんの農業生産法人のテーマは
人に愛、自然に愛、ふるさとに愛
いつも学校や農園に来ていただいた方々に資料を渡して
講演や勉強会を行っていらっしゃる
久しぶりにとても勉強になるお話をお伺いした
 
100年前は誰も農薬を使わず自然に農業ができていた
そのことを再度深く考える時なのかもしれない
これからもますます親子元気で
地球に元気な循環型の有機農業を推進して行ってほしい