二十四節季
年と共に自然の移ろいを肌で感じるようになった
早朝の散歩をするようになったせいかもしれない
おかげで以前よりも季節の変化を
体全体で感じれるようになった
木々の緑
日の出の太陽の雄大さと美しさ
初夏の小鳥のさえずり
風に感じるさりげない四季
キラキラと輝く海
そして早朝の残月
宮崎の豊かな大自然はまさしく花鳥風月を体感させてくれる
東日本大震災後
改めて自然に感謝しながら生きていきたいと思うこの頃だ
古来から伝えられてきた二十四節季は
農業と切り離すことができない用語であり暦である
太陽の軌道(黄道)を24等分にしたものだが
言葉自体が日本古来の美しい日本語だ
日常的な言葉も多いのだが
私達にとてもなじみがない言葉もある
そんな言葉を少しご紹介・・・・・
2014年
小寒 1月5日
大寒 1月20日
立春 2月4日
雨水 2月19日
啓蟄 3月6日
春分 3月21日
清明 4月5日
穀雨 4月20日
立夏 5月5日
小満 5月21日
芒種 6月6日
夏至 6月21日
小暑 7月7日
大暑 7月23日
立秋 8月7日
処暑 8月23日
白露 9月8日
秋分 9月23日
寒露 10月8日
霜降 10月23日
立冬 11月7日
小雪 11月22日
大雪 12月7日
冬至 12月22日
雨水 (うすい) 降る雪が雨と替り水となる
啓蟄 (けいちつ) あたたかくなり大地から虫が出てくるころ
清明 (せいめい) すべてがすがすがしく明るく美しい
穀雨 (こくう) 田畑の準備ができ、それに合わせて雨が降る
小満 (しょうまん) 草木が成長して生い茂る頃
芒種 (ぼうしゅ) 植物の種をまくころ
この二十四節季の言葉をかみしめるだけでも
活き活きとした農業の姿や
美しき日本の原風景が現われてくるようだ
少子高齢化の日本だが
将来、担い手の無い荒れ果てた農地だけは見たくない!
日本人の叡智で自然に感謝し、農業と風土を守ってきたいと切に思う