渋玄(宮崎市)
4.5年前まで宮崎市の飲み屋街に藩という居酒屋があった
包丁が切れる大将で名前を中迫氏と言った
前のお店からのお付き合いもあったこともあり
酒のつまみが抜群なので
私もよく利用させていただいたものだった
オリジナル料理の感性も素晴らしい人で
大吟醸を楽しむ界にも様々な工夫した料理を出していただいていた
宮崎の呑み助のたまり場となって行ったのは必然だったろう
ただ残念ながら中迫氏が奈良の郷里に帰るということで
お店は閉店となり
そのサポートをしていた新田氏も
その後は宮崎で修行にあけくれていた毎日だった
その新田氏がお店を出したといううわさは聞いていたのだが・・・
初めて予約をして出かけてみた
もうオープンして一年半になるという
コンクリート打ちっぱなしのビルの半地下だ
覗いてみると予想以上に店は広い
しかも満員の盛況ぶり
新田氏が挨拶に出てきた
すこしふっくらしてきたかな?
懐かしい顔だ
さて料理は
前菜
まずは羽根屋
富山にある小さい酒蔵
雑誌に3星で紹介されるなど
注目を浴びている蔵で出荷するお酒の量も少ない
富山は勝駒なども含めていい蔵も多いが新幹線開通ともなると
人気爆発で飲みにくくなるのが困るなあ・・・・
刺身
日本最古の蔵元で
仕込み水の水令も800年程という由緒ある蔵元
日本だけでなくニューヨークでも大変評判が良いお酒だ
みずみずしい口当たり、のど越しの切れがとても良い
赤鳥
楯野川
山形県酒田の酒
綺麗だがコクもある
閉めは藩時代から名物のなすソーメン
元気でやっているようで何よりだ
新田氏のにこやかな笑顔もおもてなしのひとつだ
ますますの繁盛を期待したい
繁盛度 ★★★☆
渋玄
宮崎市橘通東3丁目2-21TOKIWA24ビル1F
0985-28-4463
12:00~13:30 18:00~23:00